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子育て優先で選び直した働き方とキャリアの再設計

こんにちは。5歳の双子を育てているSATOMIです。私は、双子の妊娠がわかったその日に、「子どもとの時間を最優先にする」という意思決定をしました。何をするにも同時の双子は、生まれた瞬間から「ママを独占できる時間を分け合う存在」。だからこそ、「せめて双子の母である私の時間を、最大限に投資したい」と考え、当時バリバリと働いていた仕事を一度すべて手放しました。キャリアを中断するというよりも、「人生の配分を意図的に変えた」という感覚に近かったと思います。その後、専業主婦期間を経て、在宅ワーカーへ転身するまでの実体験をご紹介します。
毎週20本のレッスンをこなしていたインストラクター時代
出産前の私は、フィットネスインストラクターやヨガインストラクターとして活動し、週20本ほどのレッスンを担当していました。身体を動かすこと、人と関わること、その両方にやりがいを感じていた一方で、この仕事は「時間拘束型」であることが大きな特徴でした。決まった時間に現場に立つ必要があり、土日や夜の稼働も多い。さらに、体調不良などで急に代行を立てることの難しさもありました。
子どもを育てながらこの働き方を継続するのは、少し難しいのでは…。少なくとも、自分が納得できる家庭環境を作るのは難しいのではないかと悩むように。それが最初の転機でした。
「専業主婦」へ。後悔しないための戦略的な選択
双子の妊娠を機に、私は一度キャリアを手放し、専業主婦という選択をしました。もちろん、不安がなかったわけではありません。社会との接点が減ること、キャリアが途切れることへの迷いもありました。ただ、ひとつ明確だったのは「この数年間は絶対にやり直せない」という事実です。
独身時代から、子育てで後悔することだけは絶対にしたくない!と考えていました。乳幼児期の子どもとの時間は、あとから取り戻すことができない一方で、仕事やキャリアは、自分次第で再構築できる。キャリア中断についてポジティブに考えたとき、優先順位は自ずと決まりました。
結果として、3歳までの自宅保育、そして園児になってからも14時のお迎えという生活を選択。この期間に「みっちり双子と濃い時間を過ごすことができた」という実感が、次の一歩を踏み出すための土台になりました。

在宅ワークという「選択肢」をつくる
子どもが成長するにつれて、再びキャリアへの意欲が高まりました。ただし、以前と同じ働き方に戻るのではなく、「子どもとの時間を確保しながら、場所に縛られずに働く」という条件は維持したい。そこで私は、在宅ワークという選択肢を自分でつくることにしました。
とはいえ、在宅ワークに必要なスキルを何も持っていませんでした。そのため、双子が2歳半の頃から、計画的にスキル習得を開始。動画編集、SNS運用、ライティング、Webデザインなど、汎用性の高いスキルに絞り、約1年間、試行錯誤を重ねました。時間の捻出は主に夜。夜泣き対応しながらだったので決して効率的とは言えませんが、「今は投資期間」と割り切り、継続することを優先しました。
その結果、試行錯誤の末、都内企業でSNS運用やWeb業務を担当するフルリモート勤務という形にたどり着き、働き方を再構築することができました。

働き方は「固定」ではなく「自分で組み立てられるもの」
子どもが生まれると、これまでの働き方が通用しなくなる場面が増えます。しかしそれは、「キャリアを諦める」ということではなく、むしろ私は「自分の人生に合わせて働き方を新しく組み立てるタイミング」なのだと感じました。その時に大切なのは、「子どものために仕事を変えた」と感じるのではなく、「自分の意思で決めた」と、自信を持てる選択をすること。そのために、「自分がどうしたいか」という自分軸をしっかりと持って、この先の人生計画をしていくことが重要だと感じました。

ママになって気づいた、本質的な問い
子どもの成長に合わせてキャリアを変えていくことは、簡単なことではありません。ただ、その過程で私が得た一番大きなものは、「今、何を優先して生きるのか」という問いと向き合えたことでした。仕事も大切。子どもとの時間も大切。だからこそ、そのバランスを「なんとなく」ではなく、「意図して選ぶ」ことが、これからの働き方において重要なのではないかと思っています。
キャリアを変えることはとても勇気のいること。でも、今までと全く違う職種に就いて知らない世界を知ることができたり、思いがけない素晴らしい出会いがあったり…。そうやって、変化するライフステージとともに変化するキャリアステージも楽しめるようになりました。そんな今、自分の選択にとても満足して生活しています。

同じように悩んでいる方に、「働き方は変えていいし、自分で設計できるものなんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。
この記事を書いた人


























