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【大森 海苔のふるさと館】東京で海苔づくり体験!“海苔ができるまで”を親子で体感

東京都大田区にある「大森 海苔のふるさと館」で、冬季限定の海苔つけ体験に参加してきました。
実はこの体験、毎年11月〜4月頃までの期間限定イベント。今シーズンの募集はすでに終了していますが、来年に向けてぜひ知っておきたい貴重な体験です。
さらに館内では、昔ながらの海苔づくりの道具や工程を学べる展示に加え、5月〜9月頃の夏期には海苔や貝殻を使った工作体験や海の生き物観察などのイベントも開催されており、1年を通して親子で楽しめる施設となっています。
今回は、実際に体験した海苔つけの様子とあわせて、「大森 海苔のふるさと館」の魅力をご紹介します!
昔の道具で体験!海苔つけのデモンストレーション
海苔つけ体験の日、まだ寒い冬の日でしたがほとんどの工程は館内で行われました。
まずは、昔の海苔づくりで使われていた道具を実際に使いながら、スタッフの方が海苔つけの工程を見せてくださいました。
今では機械化されている工程も、昔はすべて手作業だったとのこと。道具の形や使い方にも工夫があり、時代とともに改良されてきたことを教えていただきました。
実際に目の前で見ると、とても繊細な作業で驚きます。息子も「こんなふうに作っているんだ!」と興味津々でした。

親子で海苔つけに挑戦
海苔を刻む道具の進化を学んだあとは、お楽しみの実際に海苔つけ体験です。
海苔は、刻んだ海藻を水に溶かし、木の枠に流し入れて薄く広げていきます。そのあと簀(す)で水を切り、乾かしていくという流れでした。
息子も木の枠に海苔を流し入れ、簀で水を切る工程にチャレンジしました。スタッフの方に教えていただきながら、慎重に作業を進めていきます。
水分を均一に抜くために簀を立てかける作業もあり、普段なかなかできない体験に親子で夢中になりました。
ちょっとコツがあり、練習もさせてもらいながら親子で複数回体験できて楽しかったです。


水槽で観察!海苔が育つ様子を見てみよう
続いて、館内にある水槽で育てられている海苔の様子を見せていただきました。
普段食べている海苔からは想像できませんが、水の中でゆらゆらと揺れる姿はまるで海の植物のよう。これがあのパリッとした海苔になると思うと、とても不思議です。
「これが海苔なの?」と息子もじっと見つめながら観察していました。


外に並ぶ光景にびっくり!干される海苔の様子
体験で作った海苔は、外に運んでそれぞれ板に貼り付けていきます。
館の外には、たくさんの簀(す)を貼り付けた板が並び、まるで一面に海苔が広がっているような光景に思わず驚きました。
乾かすことで、あの見慣れた板海苔の形に仕上がっていくのだそうです。
実際に並んでいる様子を見ると、海苔づくりがとても手間のかかる作業だということがよく分かります。

板に貼った海苔が日焼けしないように、太陽に対して後ろ向きに陰干しします。
海苔は1日で完成させるため、朝日が昇るまでに、「刻む、洗う、海苔つけ、板に貼る」工程を終わらせるそうです。
そして太陽が昇ると共に干し始めて日が沈む前に乾燥したものを取り入れるのだそうです。
数日干し続けるわけではないことに驚きました。

できたてを味見!海苔の美味しさに感動
体験の最後には、前回のイベントで作られた海苔の試食もいただきました。
その場で炙ったばかりのものをいただいたので口に入れると、パリッとした食感とともに、ふわっと広がる海苔の豊かな風味に思わず「おいしい!」の一言。
普段食べている海苔とはまた違った、出来たてならではの美味しさに、親子で感動しました。
息子もパリパリで濃い風味の海苔に「いつもの海苔と全然違う!」と嬉しそうに食べていました。
外に干した海苔は翌日自宅に郵送してもらえるとのことで、海苔つけ体験は終了しました!
大変貴重な体験と、奥深い海苔の歴史にますます興味が湧きました。

海を見ながら学ぶ、昔と今の海苔づくり
体験のあとは、館の外にある海も見に行きました。
海には海苔養殖に使われるネットや「ヒビ建て」と呼ばれる支柱が並び、実際の養殖の様子を近くで見ることができます。
館内の展示スペースには、このヒビ建ての模型や詳しい解説もあり、体験で見たことをより深く理解することができました。
さらに、昔の道具や海苔づくりの工程も展示されており、「どうやって今の形になったのか」を親子で考えるきっかけにもなります。


遊びながら学べる!体験コーナーも充実
館内には、海苔づくりを体感できるコーナーもあり、息子は「海苔下駄(げた)」の体験に挑戦しました。
実際に体を動かしながら学べる工夫がされていて、楽しみながら自然と知識が身についていきます。
また、海苔養殖用のネットや船の模型なども展示されており、細かいところまでじっくり観察することができました。

海苔の収穫時期は冬です。
冬に胸の下まで浸かって、砂地の海底で歩きにくい中、海苔下駄という竹馬のような道具に乗って収穫をしていたそうです。
とても寒く大変な作業だったことが想像できます。

その後、船に乗って収穫できるやり方に変わったようです。
この方法は現在でも行われているそうです。
博物館スペースではこの他にも、東京湾の変遷の歴史や海苔をはじめとした海藻や、魚介類の紹介など見どころがたくさんありました。
東京湾の歴史を学ぶにも面白い博物館だと思います。

一年を通して楽しめるイベントが豊富!
今回体験した海苔つけ体験は冬限定ですが、大森 海苔のふるさと館では、季節ごとにさまざまなイベントが開催されています。
夏期(5月〜9月頃)には、海藻を使った珍しい工作や、自由研究で海苔を調べたり、貝殻などを使った工作、さらには海の生き物観察などもあるそうで1年を通して楽しめるイベントが用意されているようです!
各イベントには年齢制限や申込み期間があるので、ぜひホームページでご確認ください。
我が家も夏期のイベントに参加したいと狙っています。
ちなみに海苔つけ体験は毎年10月頃から募集しています。
今年は10月15日〜順次始まるようですよ。

施設情報
【大森 海苔のふるさと館】
・住所 東京都大田区平和の森公園2-2
・電話番号 03-5471-0333
・営業時間 9:00〜17:00(6月〜8月は19:00まで)
・休館日 第3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
・入館料 無料
・アクセス
京急線「平和島駅」から徒歩約15分
東京モノレール「流通センター駅」から徒歩約15分
隣接する「大森ふるさとの浜辺公園」とあわせて遊べるのも楽しいですよ。人工ビーチで波は小さく、小さなお子さまも砂浜や水際で遊べます。
館内の展示は海苔の歴史や道具が中心で、体験イベントもあり子どもでも楽しめる施設でした!
今回の体験のあと、海苔漁師さんの元で実際の収穫の様子も見学することができたので、その様子は次回ご紹介します!
最後までお読みいただきありがとうございました。
写真撮影、投稿の確認をしております。
当たり前に食べている海苔の背景を知り、親子で体験できたことが、とても特別な時間になりました。
この記事を書いた人


























