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「ママよりパパの方が大好きなの」無邪気な4歳の一言で母性が皆無になり母親をやめかけた話

こうしてブログを書いていても、日々の全てをありのまま書いている訳ではありません。
ボツになったネタもあるし、公開直前で取り下げたブログもあるし、書きたいのに未だに書けていないエピソードもたくさんあります。
今回は体調も精神面でも絶不調の私にかけた長女の一言「ママよりパパの方が大好きなの」から巻き起こった、我が家のあれこれを綴りたいと思います。
不調の私に突き刺さる長女の一言
今年の2月は、私にとって良くない出来事が一気に重なりました。
同居中の義父の体調不良で病院のハシゴから始まり、4歳の長女がインフルエンザB型に罹患、母方の祖母の逝去に加え、私自身もインフルエンザB型に罹患したものの、最初は偽陰性で正式な診断がつくまで長い期間苦しんだりと、体調も精神面も絶不調でした。思い出すだけで震えるほど(笑)。
私の体調が良くなくて夫が休みの日は夫に育児や家事は丸投げし、ひたすら休養していたある日のこと。
夫と私と長女でいる時に、長女が何気なく「ママよりパパの方が大好きなの」と無邪気な笑顔で言ってきました。
普段なら「パパの方が好きなら、ご飯もお風呂もねんねもパパと一緒にしてね~」(やった!自分の時間が増える!ラッキー)くらいにしか思わないのですが、この時はインフルエンザの2回目の検査をしてやっと陽性だとわかった時でした。
とにかく身体が辛くて絶不調。また前週に祖母が逝去し、葬儀関連も落ち着いたばかりで、徐々に寂しさが募ってきたところに、この長女の一言。
この時ばかりはダイレクトに長女の言葉が心に突き刺さり、身も心もボロボロになりました。
長女の言葉にある「裏の気持ち」
長女は自分を気にしてくれる人、遊んでくれる人、かまってくれる人に大変よく懐きます。
祖母の逝去の時には夫に急遽休暇を申請してもらって私だけ一泊で葬儀に参加したり、インフルエンザに罹患して具合が悪かったので子どもたちとは物理的に距離を置くことで感染防止に努めている間、普段はワンオペで不在の夫に全てを託していました。
普段は仕事でいないパパが、ずっとお家にいてたくさん遊んでくれる!嬉しい!パパ大好き!
この気持ちから「ママよりパパの方が大好き」に繋がったのだろうなと思うと同時に「ママ、もっと遊んでよ。かまってよ。どうしていつもはママが一緒なのに、一緒にいてくれなくなったの?」と感じていたのかもしれないな、と今なら思います。
私の母性が皆無になった瞬間
ただ「ママよりパパの方が大好き」発言の直後は、私もここまで考える余裕なんて一切なく、とにかく悲しくて悲しくて…その場で大号泣。
長女がお腹の中にいるとわかって最高に幸せだった時の気持ち、難産の末に会えた時の喜び、生後102日目に川崎病で入院した時のこと。命を宿したと知った時から、私なりに全力で長女にたくさんの愛情をかけ、手をかけて育ててきたつもりでしたが、それが長女には伝わっていなかったのかな…。
多忙な夫に代わり、長女の身の周りのことはほぼ私がしてきたし、忙しくても具合が悪くても時には這いながらでも、なんとかここまで子どもたちを育ててきた。
なのに「ママよりパパの方が大好き」の一言の持つ威力が凄まじすぎて、ショックすぎて、悲しすぎて。自分から【母性】というものが一瞬にして皆無になったのを感じました。
「母親やめます!」
もう、長女を育てていけない。
子育てブログで綴る内容では絶対ないですが、この時ばかりは本当にそう思ってしまいました。
これは多分、我が子から言われた経験のある方にしかわからないかもしれない感情だと思うのですが、言われた言葉そのものもショックだし、今まで自分がしてきた育児全てが間違えていたのだろうか、どうして我が子にこんなことを言わせてしまうようなダメな人間が親になってしまったのだろう、といった人格否定の気持ちも次々湧き上がってきて、それもまた辛くて…とにかく泣きました。
「もうママとしてやっていけないわ…」「母親やめます!」
今までに疲れ果てて何度か「母親やめます!」宣言をしてきましたが、この時ばかりは「ママ本気だ」と子どもたちも感じ取ったようで、9歳の長男は「ママがいい~」「ママは絶対、ママやめないで~ずっと俺のママでいて~」と一緒に大号泣。
長男が泣いている横で、何が起こっているのか全くわかっていないで薄ら笑いの長女。
いつもは長男と長女。どちらも可愛いし、どちらも大切。比べることなんてできない。そう思っていましたが、この時ばかりは長男の方が可愛いし大切だと感じてしまうほど、心に余裕がありませんでした。
やってしまった長女の様子
なかなか修羅場になっていましたが、長女の「ママよりパパの方が大好き」発言を受けて、夫は長女に「そういう風に言ったらママが悲しむから、そういうことは言っちゃダメだよ」と話してくれました。
けれど長女はまるで「本当のことを言ったのに、なんでダメなの?」と思っているようで、ピンときておらず…。
「母親やめます!」と言い出した私と、一緒に大号泣しだした長男を見て、やっと「ヤバイ!」と思ったようで、泣きながら「ママ、ごめんなさい」と謝ってきましたが、その場では長女の謝罪を受け入れる余裕さえもなかった私。
もういろんなことがしんどすぎて、心をシャットダウンするために、とりあえず寝ました。
嫌なことがあっても眠ることは大好きなのでいつもはすぐ寝つけるのですが、この時ばかりは長女の言葉が頭の中でグルグルして離れず、泣きながら眠りにつきました。
私と同様の状況のママがいたら…
インフルエンザで長期間不調でしたが、日に日に回復してきたことで少しずつ余裕を取り戻してきた私。長女の言葉で傷ついてはいましたが、徐々に心も回復してきました。
けれど長女との関係性は良くなく、以前ほど可愛いとも思えなくなってしまっていました。
そんな中ではありましたが、事件から一か月以上経過した今、母性はだいぶ回復してきたようで、また長女のことも長男同様に可愛いし大切だと思えるようになってきました。
地の底からなぜ母性を取り戻せたのか。
理由は「時間をおいたこと」が一番大きいと思います。様々な良くないことが重なり、身体も心も擦り切れていた状態でしたが、心身が回復してきたことで余裕が生まれました。少しずつ余裕が出てくるにつれて、改めて長女に向き合い「やっぱりうちの子、可愛いな」と実感しました。(完全なる親バカです)
特に何かをしたわけでもなく、されたわけでもなく、時間と共に傷が癒えているように感じています。
もし今「自分の子を愛せない。私も母性皆無だわ~」というママがいたら、私は「それでもいいんだよ」「大丈夫」と声をかけたいです。
今はママは絶対に子どものことを一番に考えなきゃいけない!時代ではないのだろうと思うし、ママ自身のことを優先する時があってもいいと私は思います。
ママ自身の余裕がないと、我が子の全てを受け入れるのは難しいのだと今回体験しました。
私は今回母性がなくなって母親をやめかけましたが、結局、やっぱり長男も長女も可愛くて可愛くて。これからも永遠にこの子たちの母親として一緒に過ごしていきたいなと思っています。
時には子どもたちから心に突き刺さる言葉を言われても、私の未熟さで子どもたちを振り回したとしても。「家族」として迷惑かけたりかけられたりすることはあるのだと割り切りながら。
これからもぶつかり合いながら、喧嘩したり揉めたりしながらも、側で子どもたちの成長を見守っていきたいです。
私のように「ママよりパパの方が大好き」って言われるママは少数派だと思います。もし同じ立場の方がいたら…やけ酒しながら朝までじっくり語り合いたいです!
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