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足が遅いのにクラブチームのキャプテン!?長男の成長を感じた1年間のこと

我が家の長男は9歳、新小学校4年生です。
去年、利用している放課後等デイサービスで所属しているサッカーのクラブチームで『キャプテン』を任された長男。身体は大きいものの運動神経はいい方ではなく、足も遅い彼が1年間キャプテンとして活動している姿を見守ってきました。
キャプテンという立場になったからこそ、感じた成長があったのでブログにしたいと思います。
キャプテンに任命される
長男は言葉の発達が遅く、4歳2ヶ月から児童発達支援事業所を利用していました。就学後は放課後等デイサービスを利用しており、そのデイサービスで所属しているサッカーのクラブチームに在籍し、丸3年が経ちました。
ちょうど1年前の3年生に進級した時。毎年3年生になると学年から1人がキャプテンに任命され、1年間キャプテンとして皆を引っ張っていく立場になるのですが、長男がキャプテンに任命されました。
妹がいて面倒見がいいためか、はたまた誰より身体が大きく声が大きいからか…キャプテンに選ばれたのは大変誇らしいし嬉しいことではありましたが、それ以上に不安の方が大きかったです。
体格には恵まれましたが、足が遅く運動神経もいい方ではない長男。ポジションはディフェンス(守備)で、シュートをすることも点を決めることもほとんどなく、目立った活躍もしない彼にキャプテンが務まるのだろうか…そんな母の心配は全く知らずに、長男のキャプテンとしての1年間がスタートしました。
キャプテンとしての役割
長男が利用している放課後等デイサービスでは、1~3年生と4~6年生が分かれてサッカーの練習をしています。
3年生は1、2年生の手本となることも多く、練習前の準備体操の声出しや号令はキャプテンである長男が行ったり、練習後の挨拶は長男が担うことがほとんど。
また大会で優勝した時にはトロフィーを受け取ることもできました。大きなトロフィーを仲間と共に手にすることができた喜びは、彼の人生の中でも大きなターニングポイントになっただろうなと感じます。
1泊2日の合宿に行くことも数回でしたがあり、その時には皆をまとめ、宿の方への挨拶をしたり、応援に来た保護者に「ありがとうございました!」と挨拶をして深々お辞儀する姿が印象的でした。
他にも私が気づいていないだけでキャプテンとしての役割が日々、様々な部分であり、大変だったけれど責任感の強い長男は「自分がやりたいから、やる」という気持ちのようで、キャプテンやりたくないとは一度も言わずにこの一年間、キャプテンとしての任務を全うしました。
最後の大会
そんな長男のサッカー生活も先月で無事に3年目が終わり、4年生からは4~6年生のチームに異動になるため、一区切りついたところです。
最後に大きな大会、合宿があり、そこが1つの大きな区切りでした。
ディフェンスにいることが多い長男ですが、連戦によりオフェンスに入ることもあり、初めて長男のシュートが見られるかもと期待しましたが、残念ながら長男のシュートを見ることはできず…チャンスだと思う場面でもなかなかシュートを打たない長男に見ていてやきもきしました。
大会後に「なんであの時、シュート打たなかったの?」と聞くと、「皆がパスで繋いでくれた大事な一本だから、確実に点が取れるところまで粘りたかった」と。長男なりに考えた行動だったようです。
また「対戦相手のチームは強かった?」と聞くと「どこのチームも一生懸命練習して来てるんだもん、全部のチームが強かったよ!」「どこのチームも勝ちたくて勝ちたくて一生懸命練習して来ているんだもん。勝てて当たり前、なんて試合は1つもない!」と言い切る姿に驚きました。
キャプテンとしての「成長」
大会のことをあれこれ聞いているうちに、長男が「自分の活躍より、仲間と力を合わせること」を重視していることに気づきました。
自分がシュートを決めたい!活躍したい!目立ちたい!という気持ちより、どうすればオフェンスの味方までパスが繋がるか、確実にシュートを決めてもらえるか。
自分が点を決めたとしても、それは「チームとしての」1点であること。
自分がチームのゴールを全力で守るから、オフェンスの子には後ろは気にせずに前だけを見て突き進んで欲しいという想い。
そして敵の子たちに対してもリスペクトの気持ちを持ち、勝っても負けても「(戦ってくれて)ありがとうございました」という感謝の気持ちを持っている姿。
私は我が子可愛さに「もっと長男の活躍が見たい」「長男にも点を決めて欲しい」と長男そのものにばかり目がいってしまいましたが、長男は「チームのために役に立ちたい」「ゴール前は俺が守るから、みんなは安心してシュートを狙ってこい」と『チーム全体のこと』を考えていることに気づきました。
サッカーにしろフットサルにしろ個人競技ではないため、どちらもチームでのプレーとなります。チームメイトとタイミングを合わせてパスを繋ぎ、全員で1点を目指していく中で『協力・協調』していくことが大切だと観戦していて思いました。
言葉が苦手な長男がコーチの指示を聞き、仲間に声をかけ、積極的にコミュニケーションを取り合っている姿を見て、自分のことだけでなく周りのことも見て考えながら行動している姿に成長を感じると共に、キャプテンという立場が長男をここまで成長させてくれたんだろうな、とも感じました。
全体を見て、考えて、行動して。その中でキャプテンとしての役割もあって大変な一年だったとは思いますが、大きく成長した一年でもありました。
シュートを決めて目立つ存在の子もいれば、ゴールを守る子、シュートする子にアシストする子、コーナーキックを任される子、ベンチで声を出す子。どのポジションもサッカーという集団競技では大事な存在。
キャプテンという立場に胡坐をかくのではなく、より一層誰よりも声を出してよく動いて、これからもチームのために頑張ってほしいなと思います。
自分のために頑張ろう、よりも
チームのために頑張ろう、の方が
より力を発揮できるように思います。
この記事を書いた人

























