ブログ

更新

402☆卒園文集の作り方!ページ数は?内容や構成は?編集後記に何を書く?

402☆卒園文集の作り方!ページ数は?内容や構成は?編集後記に何を書く?

息子が年長の時に「卒園文集」作りを担当しました(代々、副会長が作っています)ので、中身をご紹介いたします。どなたかの参考になれば♪

ページ数と構成

卒園文集は任意のものなので、先生方はノータッチですし、父母会費も使えません。が、完全無料ではできあがらないので、まずは年長保護者に「作りますか?作りませんか? 作る場合は実費を徴収いたします。予算はこのくらいです」というアンケートをとります。これが夏休み前くらいだったでしょうか…。 結果、「作る!」となったので、娘の時に役員さんが作ってくれたものを参考に進めました。

全50ページ、白黒ページとカラーページのミックス、40ポケットのクリアファイルに入れていくカタチで作りました。

構成は
・表紙
・一緒に過ごしたクラスメイト、お世話になった先生方
・行事一覧
・園児ひとりひとりの個人ページ
・先生方からのメッセージ
・他己紹介
・編集後記

それでは各ページごとに細かく説明いたします。

表紙

まず年長役員4人で、テーマを「ディズニー」に決定。
表紙はパソコンで作り、全年長児・担任の先生・園長先生分をカラーで印刷。

クラスメイトの名前と年間行事

次ページは3年間一緒に過ごしたクラスメイトの氏名(1学年1クラスの少人数園なので、3年間同じメンバーで過ごしました)、お世話になった先生方の氏名のページ。途中で転園したお友達の氏名も載せました。
行事一覧は、年長の1年間の行事を掲載。卒園文集は3月初旬には完成させたため、「この後の行事が雨天中止になったら…」など考えましたが、もうそれはそれ。最後の発表会、卒園式、謝恩会、入学準備と忙しい日々が続くので印刷まで出してしまいました。幸い特に変更無く実施されましたが、もしも変更になった場合、口頭で伝えて各自、ボールペンなどで直してもらうのもアリだと思います。役員はボランティアですからね!ムリはしないのが1番!

園児ひとりひとりの個人ページ

ここから園児ひとりひとりの個人ページ。どんな内容を盛り込むか役員で相談し、テンプレを作り、印刷して年長保護者に配布。自宅でお子さんに記入してもらうよう依頼します。これはそのまま印刷するので、鉛筆などではなく、ある程度太さのあるサインペンで記入してもらうのがポイント。また、白黒印刷なので「シールや色鉛筆などを使ってカラフルに仕上げても反映されません」、ということも事前にしっかり、文書と口頭でお伝えしました。

こちらは息子のページ。書いてもらったのは「名前」「誕生日」「好きな食べ物」「好きな遊び」「宝物」「得意なこと」「嫌いなこと」「大きくなったら」。さらにフリースペースと、保護者からのスペースを設けました。

こちら、小学生ならなんなく書けると思いますが、これを依頼したのは年長の秋頃。ひらがなをスラスラ書けないお子さんもたくさんいます(息子もそうでした)。なので提出期限は長めに設定しておくのが親切。私も毎日少しずつ書かせました。素直で指示が入りやすい息子はともかく、上の娘の時は非常に苦労しまして…。「嫌いなこと」の欄に「ママに卒園文集を書かされること」と書いていました…。役員さんに申し訳なさすぎて(娘の時は役員じゃない)「それだけは止めてくれ!仕切ってくれてる役員さんの気持ちを考えてくれ!」と言って、無理やり書き直しをさせました…。

先生方からのメッセージ

次に園長先生、理事長先生はじめ、お世話になった先生方からのメッセージページ。A4サイズの用紙に順番に書いていただき印刷するのがこちらにとっては早いのですが、先生方もお忙しい時期。自分の時間に自分のペースで書いてもらえるよう、普通の白い用紙をそれぞれの先生にお渡ししました。それをスキャナで読み込んで、作っておいたテンプレに落とし込んで作ったのがこちら。こちらも白黒なので、「太め・濃い目に。色は出ません」とお伝えします。

他己紹介のページ

そして、卒園文集を作るときにぜひオススメしたいのがこの「他己紹介」のページ! 全年長児と担任の先生にクラスメイトの印象を聞いたものです。全年長児の名前を書いた用紙を年長保護者に配り「クラスメイトの印象や思い出深いエピソードなどを聞きだしてください。“よく先生に怒られている”“すぐ泣く”などマイナスなことはNG。“これからも仲良くしてね”などもその子の紹介にはあたらないためNG。パソコンで打ち込みますので、20文字程度で保護者が記入してください」というお手紙を配り、口頭でも説明しました。

息子のページ。ブログ公開にあたり書いてくれたお友達の名前は消してありますが、文集にはきちんと名前が出ています。「女の子に人気のオモシロイ人」「おにいちゃんのような人」「走るのと食べるのが早い」など書いてありますね。息子はお友達にそう思われていたのか、あの子にとって息子はそんな存在だったのか、としみじみ…。また、息子にクラスメイトの印象を聞くのもおもしろいです。卒業を前にして、「え?あの子、そうなの?」という新たな発見もありました。これは親が見てとても笑えて楽しめるページになること請けあい!

ただし、このページの問題点は2つ。
ひとつは約30人分の他己紹介を引き出すのが難しいということ。一度に聞こうとすると必ず飽きますので、1日に3・4人ずつ数日に分けて聞き出しました。そのため、こちらも期日を長めに設定したほうがよいです。また、どうしても「あんまり遊んだことがないからよくワカラナイ」というお友達も出てきます。その場合はお母さんが「○○くんって、習い事は何かしてるの?」「発表会の時、○○の役をやってたよね」など話術を駆使して情報を引き出すことになりますw 私は「じゃあ、明日1日、○○くんをよく観察してみてよ。何かいいところを見つけたら教えて」と話しました。卒園前にクラスメイトひとりひとりを心に刻む良い機会になったのでは、と思っています。

もうひとつの問題はパソコン入力に少々時間がかかること。自分で自分のことは書かなかったので、名前が1つずつズレていき、テンプレをコピペすることができないのです。解決法としては、とりあえず全年長児の名前を入れて、自分のところは斜線をひくなどでしょうか。

編集後記

最後に編集後記。こちらは担当者が自由に書けばよいのですが…。参考までに私が書いた編集後記を載せておきます。(興味のない人は飛ばしてくださいねっっ)

「年長組全員揃ってのおひな祭り発表会を終え卒園式を目前に控えています。入園当時ぶかぶかだった園服が今では小さく窮屈になり、我が子の成長に喜びと共にさみしさを感じています。

桜の花びらが舞う穏やかな春、暑い夏の涼しい木陰、黄金色の銀杏に覆われる秋、園バスにやわらかな雪が積もる冬。季節のうつろいを感じられる園で、先生方と神さまに守られながら過ごせたこと、心より感謝しております。季節ごとの行事では私達保護者もたくさんの感動をいただきました。○○幼稚園で過ごした時間は私達保護者にとっても一生の宝物です。

私ごとですが、上の娘が幼稚園を卒園し小学校に入学した直後のこと。役員会のため、娘には“家には誰もいないし鍵もかけてあるから、ランドセルのまま幼稚園に帰ってきて”と伝えたことがあります。しかし、いつまでたっても娘が来ない・・・。“忘れて家に帰ってしまい、誰もいないからどこかに行ってしまったのだろうか。幼稚園に向かう途中で寄り道をしているのだろうか”と辺りを探しても見つからず。再び幼稚園に戻ってきたところ、娘は楽しそうに延長保育のお友達と一緒に教室で遊んでいました。“園児でもないのにご迷惑をかけて・・・”と慌てる私に、○○先生が笑顔で“気にしないでください。卒園生には何か困ったことがあったらいつでも幼稚園に帰ってきなさいと言っていますから”とおっしゃいました。そう言えば、卒園生が幼稚園に来ると、先生方は皆さん“おかえりなさい”と声をかけていらっしゃいます。先生方や在園生のお母様たちがいつでも“おかえりなさい”と迎えてくださる、こんなに温かい園に通えた子どもたちは本当に幸せだと思います。

小さかった年少さんの時期を穏やかな笑顔で見守ってくださった○○先生。日に日にお兄さん・お姉さんに成長する年中さん・入学前の年長さんの時期を、優しく時には厳しくご指導くださった○○先生。クラスの枠を越え、いつも目を配り手を差し伸べてくださった先生方。保護者一同、感謝の気持ちでいっぱいです。新しい未来に向かってスタートを切った子どもたちをこれからもずっと見守っていてください。

文集作成にあたり、先生方・保護者の皆さまに多大なご協力をいただきましたこと心より御礼申し上げます。
平成28年度年長組29名、共に過ごした思い出と、先生方からいただいたあふれるほどの愛情を胸に卒園いたします。これからも“つよく ただしく 睦まじく”○○幼稚園の卒園生としての誇りを持ち、それぞれの道を歩んで参ります。」

以上で約1050文字。A4にちょうど収まる長さ。卒園文集は、卒園式で保護者と先生方にお渡ししたのでこのような内容にしました。余ったクリアポケットには卒園式の写真や式次第などを入れています。

いや〜、しかし幼稚園役員、いろんなことをしてたなぁ。現在、忙しくしている年長役員ママ、数年後に絶対によい思い出になりますのであと少しの間、fightー!!

2018年3月31日のあんふぁんメイト卒業と同時に、あんふぁんメイトブログの管理画面にはログインできなくなります。そのため、コメントをいただいても、承認・お返事ができなくなります。ぜひ引越し先にいらしてください♪

SNSも鍵を外していますので、よろしかったらフォローお願いします(^^) 

Twitter: _sakura_rie_
Instagram: rie4415

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

ライター

&あんふぁん編集部&あんふぁん編集部の画像

&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

あんふぁんチームズ

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌