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【12月】年末年始に子どもの事故をゼロにするために、親ができることは?
あ!あぶない!お家でヒヤッ でない、あけない、のぼらない
この絵本のシリーズを知っていますか?
この絵本は2023年11月末に発行されたばかりの「子どもの身をまもるための本」で、
NPO法人体験型安全教育支援機構代表理事を務めている“清永奈穂“さんが監修したようです。
漢字だらけの名前…そもそもそれはなんだろか?と私が気になり手に取ったわけですが、
調べてみると、子どもたちや大人が地震や犯罪から命を守るためのまちづくりや人づくりを目指して活動している団体のことだそう。
NHK Eテレまいにちスクスクなどのメディアでの取り上げはもちろん、小学校で体験型安全教室をする活動などをしながら正しい知識を広めていることを知りました。
絵本の中身は…?
絵本を開けてみると、可愛らしい漫画風の絵が読まなくても見るだけで惹きつけられるようなもの。
お母さんがお兄ちゃんの塾のお迎えに行くので姉弟(2人とも小学生)がお留守番をするという設定です。
最初に×なことをしたのは弟。かくれんぼで洗濯機に隠れたり、ピンポンを出ようとしたり…
次はお姉ちゃん。調理家電を使ったり、高いものを取ろうとしてひっくり返したり…
最大の問題は帰宅途中のお母さんを見つけた弟が窓を開け、よじ登って「おかあさーん」と呼ぶところ。
ベランダから落下…怖いニュースを何度も耳にした覚えがありますが、子どもには危険なんて少しも感じない瞬間なんですよね。
私自身、幼少期の兄を連れて支援センターに行った時に、魔女の宅急便のDVDを一緒に見て家で真似っこしていたのと笑い話として話したら、保育士さんに「現実では絶対に飛べないことを伝えないとダメよ」と言われたのを覚えています。
壁に絵を描いたりティッシュを一枚一枚出したり…まさか!そんなこと!な話ですが、命の危険になるような繋がりを防止できるのは「親」だけ。
冬休みに入ると、家で過ごす時間が増えるかと思います。
まずは何が危険かを、その後どうして危険かを子どもに知ってもらうきっかけとなればいいなと思います。
我が子の命を守ろう。