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面倒な「千切り」が面白いほど上手くいく!人参の千切り裏ワザ

面倒な「千切り」が面白いほど上手くいく!人参の千切り裏ワザ

野菜の千切り、得意ですか?

私は苦手でした。人参のように丸い野菜は特に。なんかころころするし、細く切れないし、地味に面倒。スライサーを使えばきれいにできるだろうけど手が切れるのが怖いし洗い物が増えるのもいや。

包丁とまな板で上手に切れたらいいのになあと思っていたところに、母から教えてもらった切り方を紹介します!

1. 右から1枚分だけ切って平らな面をつくる

まず人参1本を好みの長さになるように2~4等分くらいに切り分け、その切り分けたもの1つをまな板に置き、右端から1枚だけ薄く切ります。そうするとその切り口が平らになりますね。

2. 平らな切り口を下にして、薄く切っていく

人参をころんと90度回転させて平らになった切り口を下にしてください。そうすると、ころころしなくなって安定します。この安定した状態で、右から順に薄く切っていきます。

ここはゆっくり、あせらずに。ここで薄くすればするほど、できあがりが細い千切りになります。

3. トランプの手品のように人参を横に広げて平らにならし、切る

薄く切った人参カードを、手品師の人がトランプのカードを横にずらりと並べるようにして、横に広げます。左手でおさえた時にしっかり安定するように平らに広げます。

一番最初に切り落とした人参の丸い切れ端は、この人参カードの中に含めてしまうとコロコロして安定しなくなるので、この1枚はよけておいて最後に切ります。

さてこの状態で、右から細く切っていきます。ここはトントンとリズムよく、スピーディーに切ってください。そうすると、あっっっ!という間にたくさん千切りができますよ。

途中で切りにくさを感じたら、人参カードをもう一度きれいにならしてから切りなおすとまた切りやすくなります。

それでもどうしても切りにくいときには、包丁の持ち方を見直してみてはいかがでしょうか。

柄のほうを持つよりも、刃に近いところを持ってまっすぐおろすほうが刃に力が伝わりやすく、切りやすくなります。むしろ、刃の根元を持つぐらいでよいと思います。

ご自身の癖などもあると思いますので、切りやすい持ち方をさがしてみてくださいね。

4. できた千切りでナムルをつくりました

さっと茹でて、ごま油、ごま、薄口しょうゆ、粉末だしで和えてナムルにしました。他にもキャロットラペ、春雨・ハム・きゅうりとあわせて中華サラダなどもいいですね。

他の野菜にももちろん応用できます

「まず薄く切る」そのあとで「平らに安定させておさえて切る」というところをおさえれば、形の違うほかの野菜でももちろん応用できますね。

大根、じゃがいも、長芋など、丸くてずんぐりしたものはほぼこれと同じやりかたで。

きゅうりやごぼうなど、丸くて細長いものは、斜めに薄く切ってからカードを並べて。

キャベツや白菜など、薄い葉物は、大きめのざく切りにした後で安定する厚みだけをとっておさえればOKです。

いろんな野菜のシャキシャキ千切りを楽しみましょう!

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