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実家を出るまで知らなかったSDGs。このゴミってどうするの?3選

実家を出るまで知らなかったSDGs。このゴミってどうするの?3選

SDGs勉強中。

自分がゴミを処理する立場になって気付いたこと

みなさん日頃のゴミの仕分けってどんな感じですか?わが家は最近まで可燃ゴミ、不燃ゴミ、缶・ペットボトル・ビンで…との3種類しか仕分けていませんでした。

実家にいたときには両親に任せていたゴミの仕分け等、いま自分が親になって疑問に思うことがありました。これは何ゴミなの?これは集めたもののどうしたらいいの?地球のためになっている?と、今更学び始めたわが家のゴミ分別事情です。

問題1.ペットボトルのキャップ

実家にいた時、ペットボトルのキャップは分けていました。しかし習慣で分けていたものの、可燃ごみやペットボトルみたいに回収があるわけでもないので、これはどうするのか知らなかった私…。

ある日ネット検索してみたところ、スーパーなどで回収していることを知りました。持ち込みで回収なんだ〜と思って買いものついでに持っていってみました、が、なんと行きつけのスーパーにはそのシステムはなく、持ち帰ってくることに…(泣)。

ちょっと面倒だな、可燃ごみでもいいかな、とずぼらな私は一瞬気持ちが揺らいだのですが、再度調べてみるとそのキャップを集めると「世界の子ども達にワクチン支援ができる」とのこと。キャップをリサイクル資源として売って寄付してもらい、世界のワクチン工場へワクチンを発注しているそうです。

量としては 約400個(1kg)で10円になり、キャップ800個でポリオワクチン(小児マヒ)1人分(20円)になるとのこと。数だけ見ると多く見えますが、大勢の人が少しずつでも集めたら可能ですよね。これを可燃ごみとして出したら焼却処分でCO2も排出されるわけですし、コツコツ集めていきたいと思いました。

残念ながら近隣に回収しているスーパーはなかったのですが、実家に遊びに行く時に近くのスーパーで出したり、近隣の公共施設にも回収場所があるそうなので、図書館に寄る時に出していく予定です。

世界でワクチンがないために命を落とす子どもは20秒に1人だそうです。HPリンクを掲載しますので、ぜひ見てみてください。自分ができることは行っていきたいですし、この活動がもっと広がるよう話していきたいです。

問題2.古紙

新聞などは古紙に入れるという感覚は私にもあったのですが、実家は新聞をとっておらず、古紙を特に分けて出していた記憶がありませんでした。

大体「可燃ごみ」か「不燃ごみ」か「ペットボトルや缶」の3つで分けており、それ以外のものは、いざ自分がゴミを分別する立場になると捨て方がわからないものが多く…(電池は?割れた食器は?等々)ですのでゴミの出し方ポスターを都度確認していまして、その時に初めて「古紙」の欄を見つけました。

新聞はとっていないし、関係ないかとスルーしようとしたところ、品目に多くの記載がありびっくり!詳細を見てみると、チラシはそうだよねと思いましたが、子どもがいるとよく出るおかしの紙箱も古紙で出せるのかと、ふむふむ…そして1番驚いたのはトイレットペーパーの芯!確かに紙製とは思いましたが、そんな小さいものでも古紙として出すという感覚がなかったので驚きました。

それから古紙用のケースを置き、入れていったのですが、溜まる溜まる!今まで可燃ごみとして破棄していてごめんなさい…と反省し、それからは「古紙かどうか」が分別の基準に加わりました。これもまた資源と、Amazonで荷物が届く時にのくしゃくしゃと入ってるクッション材の紙も、畳み直すのちょっと面倒だなと思いつつ、地球のためにできることをと夜な夜な畳んでいます。

問題3.生ゴミ

ある日、市政だよりでこんな記事を見つけました。「生ゴミ処理器のモニター募集」。小学生の保護者の枠とその他市内在住の人の枠がありました。早速申し込んでみることに。内容は非電動型生ゴミ処理器「ミニ・キエーロ」をもらってレポートを提出するというもの。この名前、自分が住んでいる市だけのネーミングかと思いきや、全国この名前なんですね。

生ゴミ処理機は以前から気になっていました。きっかけは家を建てる時「ディスポーザー」といものをネットで知り、取り付けたいと思ったこと。キッチンのシンクの排水口に捨てた生ゴミをディスポーザーの内部にあるブレード(粉砕刀)で細かく粉砕して、そのまま水で流せるのでなんて便利なんだ!と思いつけたかったのですが、ハウスメーカーさんにマンションでついてることは多いけれど個人宅ではまだあまりなくて…と断られてしまって断念。最近またネットで見たら、後付けもできそうでまた検討したいです。

それができないとなってからより生ゴミが気になるように…特に夏。暑い時に生ゴミ臭くなるの嫌だな〜と消臭袋に入れたりしていたのですが、袋を使うのはエコではないし、何かいい方法はないかなーと思っていた時のこの記事でした。

ミニ・キエーロとは土に生ゴミを混ぜて埋めると、土の中の微生物が生ゴミを分解してくれるというもの。今回モニターとして参加したため、説明会にて話を聞き、土を入れるプランターに蓋などをつけたもの・計り・報告用の書類をいただきました。夏休みの自由研究のテーマとしてとも記載があったので、小学生のお子さんがいたら一緒にやっても楽しそうですね。

早速、土をホームセンターで購入してスタートしたのですが、なかなかうまく行きませんでした…最初はひたすら生ゴミをせっせと集めて埋めて…と楽しく行っていたのですが、困った点が2つありました。

1.分解に時間がかかる
2.キッチンからウッドデッキに持っていくのが面倒

1つ目の時間がかかるというのは量とか物によるもの。量を減らしたり、分解されそうなものを選んで小さく切ってみたりと工夫してみたものの、残ってしまっているときがよくありました。(アボカドの種はさすがに全然分解されなかった(笑)

2つ目の面倒というのは、生ゴミを水切り袋に入れていたので水滴が垂れないように持ち、(そこからまた袋に入れたりすればいいのに面倒&ゴミを増やしたくなかったりでやらなかった)窓を開けて網戸を開けて砂を掘って埋めて…の間に子どもたちが外に出てしまって、てんやわんや。ガーデニングなどやらない私には少しハードルが高かったです…。

ミニ・キエーロ、とてもいいものですし、ぴったりな人も多いと思うのですが、私にはちょっと合いませんでした。でも生ゴミはなんとかしたいと思っているので、私でも続けられるミニ・キエーロ活用方法を考えたり、キッチン近くに置ける生ゴミ処理機を調べてみたりしています。

友人は電気式の乾燥させるもの使っていると聞いて、それもネットで調べ中です。まだ生ゴミは解決できてないですが、続けられるものを模索してみます。

自分のできることとは

以上、わが家のゴミとの向き合い方でした。調べないとわからないこと、動いてみて初めてわかることが世の中にはたくさんあるのだなあと思いました。SDGsが浸透してきて、日頃私もよく考えています。自分にできることはきっと多くあるのに、気づけていないことがあると思うので、日々意識して過ごしていきたいです。

地球のためにできることをコツコツと

この記事を書いた人

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千葉県

ありんこ

やんちゃ男の子兄弟の母。ゆるゆる節約しながら子供と成長中!

こども英会話講師 総合旅行業務取扱管理者

3歳、6歳男の子兄弟と毎日バタバタ!お金をかけなくても楽しく過ごすことがモットー。母になっても好奇心は止まらない!そんな我が家の節約術や休日の過ごし方を発信中

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