【29歳で車椅子生活に】縄跳び、サッカー、車の運転も！？小２男子のドタバタ子育て！

29歳で車椅子生活に…

大学を卒業し、製造メーカーや結婚情報誌で、広告のお仕事をしてきた20代。
職場で知り合った夫と26歳の時に結婚し、そろそろ子どもを考えていた時…事故で車椅子の生活になりました。

目覚めるとベッドの上。
背中の神経が切れて胸から下が動かなくなり、これから先ずっと車椅子の生活になると言われました。

混乱、絶望、逃避、喪失…

混乱する感情と闘いながら、家族や友人、医療関係者に支えていただきながら半年以上の入院&リハビリを経て退院。
自宅での車椅子生活が始まりました。

朝起きて、車椅子に移動するだけで汗だく。
下半身が動かないので、腕の力だけで全ての作業をしなければいけません。

洗面台に移動して、蛇口をひねって、水を出して、顔を洗う。
以前だったら簡単にできていたことも何時間もかかってしまう…

「なんとか日常を取り戻したい。」
環境を整え、筋力もついてきて、少しずつ少しずつひとりで毎日の生活が送れるようになっていきました。

もがいた先にあった、幸せな毎日

「車椅子で子育てできるかな？」
「めちゃくちゃ大変だと思うけど、赤ちゃんに会いたい」

数年の妊活を経て妊娠…無事に出産。
くるくる天パのめちゃくちゃ可愛い息子が私たち夫婦のもとにやってきてくれました。

車椅子での子育てはハプニングの連続でしたが、毎日が本当に幸せで。
先日7歳になったばかりの息子は本当に頼もしく成長してくれて、今では車椅子の私のことをたくさん助けてくれます。

そんな息子と一緒に楽しむのが大好き！
大好きな消防や警察、自衛隊の追っかけをしたり、ピアノ連弾に挑戦したり。
車に車椅子を乗せてお出かけして、息子と一緒に縄跳びやサッカーしてるなんて、毎日絶望していた入院中の私が聞いたらびっくりすると思います！

「車椅子の私が、ママ友なんてできるのかな」
ドロドロのママ友漫画を読みすぎた不安だらけの妊娠中でしたが（笑）、私も息子も大好きなお友達いっぱいでき、一緒にお茶して旅行したり…
生活に余裕が出てきた今では、在宅でデザインの仕事を再開することができ、ヒーヒー言いながらドタバタ充実した毎日を過ごしています。

感謝の気持ちでいっぱいの毎日。今期もよろしくお願いいたします！

車椅子での生活は大変なこともありますが、声をかけて助けてくださる方がたくさんいらっしゃって、いつも感謝であったかい気持ちになります。
改めて家族やお友達、まわりの皆さんにありがとうとお伝えしたいです。

誰も興味ないだろうし、恥ずかしいし…とがっつり自己紹介せずにやってきたのですが、4期目継続を区切りに勇気を出して書いてみました、笑。

人生って色んなことがありますが、笑ってたらきっといいことがある。
春から2年生になった息子と一緒にお出かけしたり、色んなことに挑戦したり！
今期も関西からニコニコわくわく発信していきますので、よろしくお願いいたします。