更新 :
【自己肯定感】ってよく聞くけど…改めて日々の声掛けを考えてみた!
繊細ムスメ(4歳)への声掛けや接し方を日々試行錯誤しています、マイペースママきゃんです。
自己肯定感、よく聞くワードです。文字通り「自己を肯定する感覚」かなと大雑把に捉え、「大好き」とか「がんばったね」とか「やってみよう」とか何となくそれっぽい声を掛け続けてきました。
それなりに効果があるのではないかなと思うのですが、先日目にした朝日小学生新聞のweb記事(現在は有料記事)をきっかけに、自分が日々ムスメに掛けている言葉はどういう効果があって、ムスメにどう受け止められているのかを改めて考えてみましたので、よろしければお付き合いください。
自己肯定感とは?自己肯定感の構成要素
改めて調べてみると自己肯定感とは「ありのままの自分を肯定する感覚」のことで、自己肯定感が高いと「自分に対する信頼があるので、困難や挑戦に対して前向きに取り組むことができる」と表現されていることが多かったです。
件のweb記事では自己肯定感を「生きるための基本になる力」とし、自己肯定感の中身をさらに分解していて、この分解が参考になりました。
人を「木」になぞらえて考えます。
---------
「根」になるのが【自尊感情:自分には価値がある】、「幹」になるのが【自己受容感:ありのままの自分を認める】、「枝」になるのが【自己効力感:自分にできると思える】、「葉」になるのが【自己信頼感:自分を信じられる】、「花」になるのが【自己決定感:自分で決められる】、「実」になるのが【自己有用感:自分は人の役に立てる】
----------
その子の個性や発達段階によって、より必要とされる感情が異なってくるのではと思うと、自己肯定感とひとまとめに考えるより、分解して理解しておいた方が我が子に合わせた声掛けができそうだと思いました。
普段の声掛けや行動を振り返ってみる
そこで自己肯定感の中身に照らし合わせて、普段何気なく伝えている「大好き」や「やってみよう」の言葉が、ムスメのどんな感情を育てるのに繋がっていそうか、またその言葉を掛けた時のムスメの反応を振り返ってみました。
【自尊感情:自分には価値がある】を育てているなと思う声掛け
・大好き
・ぎゅーさせてー、ママに元気ちょうだい!
この2つの言葉を聞くとムスメはにやっとして喜びます。
【自己受容感:ありのままの自分を認める】を育てているなと思う声掛け
・(〇〇ちゃんはなんで▲▲ができるんだろう、という呟きに対して)人それぞれ得意は違うのよー
まだちょっと難しいようです。あまりピンときている感じがしませんが、個人的には言い続けようと思っています。併せてパパママの得手不得手を開示して、苦手なことも頑張っているところを見せる一方で苦手な部分を頼っているところも見せていこうと考えています。
【自己効力感:自分にできると思える】を育てているなと思う声掛け
・ムスメちゃんはできると思うよ/ムスメちゃんができるの知ってるよ
・やってみたら?
・ほらできた!
失敗することをとても嫌がるムスメですが、繰り返し伝えることで少しずつですが挑戦の姿勢が見えてきました。
【自己信頼感:自分を信じられる】を育てているなと思う声掛け
・大丈夫、大丈夫
・よく〇〇してるから、できると思うよ
(うまくできなかった時は)
・そんなときもあるねー
・次に活かせるよー
わたしが失敗すると「大丈夫、大丈夫。そんなときもあるねー」と慰めてくれるようになりました。自己信頼感とはまた別の話ですが、うれしい反応です。
【自己決定感:自分で決められる】を育てているなと思う声掛け
・どうしたい?/どっちにする?/服選びはまかせるね・・・etc.
・どう思う?
回答があるかはケースバイケースです。大人もそうですが考えるのは疲れるので、、、ムスメの調子を見ながら掛けた方がいい言葉だなと思っています。
【自己有用感:自分は人の役に立てる】を育てているなと思う声掛け
・ママ今大変だから手伝ってくれる?
・助かった!!ありがとう
この言葉が大好きで、とても張り切って手伝いをしてくれます。
振り返ってみたことで見えてきた今後の声掛け方針
ムスメは【自尊感情】【自己有用感】に訴える言葉が好きなようなので、「大好き」や「ありがとう」「助けて/助かった」の言葉を惜しみなく伝えていこうと思います。
また繊細で慎重な性格だからこそ【自己効力感】【自己信頼感】を伸ばしていきたいと改めて思いました。新しいことにチャレンジする場を設け、何か少しでも踏み出したら言葉にして伝えていくつもりです。
当たり前のようにしている日々の声掛けですが、振り返ってみると新たな発見があるかもしれません。
- リンク一覧