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頑張る娘の背中を押してくれた絵本『かいじゅうたちはこうやってピンチをのりきった』

頑張る娘の背中を押してくれた絵本『かいじゅうたちはこうやってピンチをのりきった』

習い始めたばかりのスイミングスクールに毎回泣きながら通うムスメを見るのがつらいアラフォーママ、きゃんです(今は解決)。

あわない習いごとはやめていいと思っているのですが、スイミングだけは命に関わることもあるので、ある程度(せめて25mくらいは?)泳げるまで続けさせるつもりです。とはいえ、スイミングのない日も毎日「今日はプールある?」とビクビクしているムスメ…。そんな4歳児を励ましてくれた絵本を紹介します。

精神科医の先生がつくった絵本

その名も『かいじゅうたちはこうやってピンチをのりきった』。精神科医と絵本作家がタッグを組んでつくった絵本です。

出版社による内容紹介はこんな感じ。
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こわがりやさんへの、ユーモアあふれる処方箋

絵本作家とドクターでつくる、これからを生きる子どもたちのための絵本。注射、くらやみ、仲間はずれ。みんなの前で話すこと。この世は、こわいことだらけ。不安や恐怖と共存する方法を、こわがりかいじゅうたちと一緒に考えます。ドキドキ、ざわざわを味方につける、とっておきの方法とは?
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元々はこの本のこともこわがっていたのだけれど…

あらゆることに慎重なムスメ。そんなムスメに何か役立つかもしれないと、こっそり買ってムスメの本棚に入れておいた本でした。3歳目前で初めて読んだ時にはかいじゅうの絵をこわがってしまい、それ以降は本棚のムスメの手が届かない場所に置いていました。

ところが3歳後半になって、時折「読んでほしい」とせがまれるように。そして4歳、スイミングを始めてからせがまれる頻度が上がりました。何か思うところがあったようです。

ムスメの励まされポイントは…

この本にはたくさんの「こわい」が描き出されていて、「ひとにはそれぞれこわいものがある」ことを教えてくれます。そして「こわいと思う気持ちは悪いものではない」「こわいと思っている自分に向き合うのが大事」ということもユーモラスなかいじゅうたちの姿を通して伝えてくれています。

ムスメは「こわくてもいいんだ」というところに励まされていたように思います。そして「みんなも何かしらがんばっているんだ」と負けず嫌い心がくすぐられていた様子です。

大人でもむずかしい「不安な気持ちへの対処法」を、小さいうちから感覚的につかめる絵本。繊細なお子さんがいらっしゃる家庭にオススメしたい1冊です。

ちなみに…スイミングを始めて1カ月超、ムスメは先日初めて泣かずに1時間を過ごすことができました。

この記事を書いた人

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東京都

きゃん

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働くママ チャイルドコーチングアドバイザー

4歳娘(繊細)娘溺愛パパ(激甘)と3人暮らし。日々娘とのお出掛け先を探すマイペースママ。好きなモノはアートと本、のんびり時間。のんびり時間を作る為なら頑張れます

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