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保育士直伝!イヤイヤ期のお着替えを乗り越える3つのポイント

保育士直伝!イヤイヤ期のお着替えを乗り越える3つのポイント

なんでもイヤイヤ!イヤイヤ期

以前、イヤイヤ期の子とのお買い物についての記事を書かせて頂きました。今回は着替え編について書きたいと思います。

着替えも同様ですが、我が家では「必ず動作の前に見通しを持てる声掛けをする」「本人の思いを聞く、一度受け止める」ということを意識して関わるようにしていました。

(脱がす前や手伝う前に『○○するのママお手伝いしていいかな?』『○○と××どっちにする?』など)

それでもイヤイヤスイッチが発動することは多々ありましたが…。我が家流の乗り越えるための3つのポイントをご紹介します。

1.とりあえず自分で着替えがしやすい服を準備

イヤイヤ期のイヤイヤはいろいろなパターンがあると思いますが、
『自分でやりたい』→『上手くできない』→『イライラ』→『イヤイヤスイッチ発動!!』

『自分でやりたい』→『上手くできない』→『うっかり大人が手伝ってしまう』→『自分でやりたかったー!!イヤイヤスイッチ発動!!』
などのパターンが多いと思います。

だったら、まずは着替えやすい服(気持ち大きめの着脱のしやすい服、タイトではないズボン、Tシャツなど)を準備し、最初に子ども本人にやってもらい、『上手くできないイライラ』を『上手くできた喜び』に変える機会を増やすと良いと思います。

そして、できたら大げさに褒める!!

で、気分がのってきたら、子ども1人では難しい首のボタンなどを『じゃあ、こっちはママがやっちゃおうかな~?』とさりげなくやってしまう笑

(勝手にやってしまうのではなく、いちお事前に声を掛け、一緒にやることは伝える方がいいと思います)この流れはオススメです。

フリルがついている可愛い服やちょっとタイトな流行りの服も着せたいけど…時間に追われるワーママの私にとっては娘の保育園での服は可愛さよりも時間短縮できるものを選んでいました。(ごめん…娘。だから、未だにフリルとかに過剰に反応するんだろうね…笑)

なので、タンスも物心つく頃から、保育園用”とお出掛け用の段を分けており、可愛いけど、着にくい服は最初から選ばない流れにしていました。

子どもって一度見てしまうと、たいして欲しくないものも欲しがったり、着たがったりすることが多いんですよね…。なので、最初から見せない(=見えないようにしておく)ことで、お互いストレスを軽減できると思います。

そして、余談ですが、着脱のしやすい服ばかりを準備していたこともあり、娘の通う保育園の先生からも「◯◯ちゃんは1人でお着替えするのが本当に上手なんですよ〜脱ぎ着しやすいお洋服が多いし、1番に終わっちゃいます」と小さい頃からお墨付きでした。

2.選べるものは自分で選ばせ、思いを尊重する

1でも書いたように、基本は保育園用の棚からなら、好きな物を自分で選ばせていました。

ただ、子どもって暑いとか、寒いとか関係なくお気に入りのデザインや目についたものを着たがります。なので、半袖と長袖を同じ棚に入れたりはあまりしていませんでした。

面倒くさいかもしれませんが、季節に合わせて衣替えをしていました。暑いのか寒いのかわからない季節の変わり目は困ったりもしましたが、基本薄着の我が家はよっぽど寒くなければ、ギリギリまで半袖。

なぜ、薄着かというと…仕事柄自分も日中は保育園にいますが、保育園は子どもが密集していて人口密度が高いので、親が思っている以上に意外と暑かったり、激しく動いて汗だくになっていたりします。裏起毛やもこもこな服を着ていて、動いた後に汗をかいて、冷えた後にくしゃみをしている子とか時々います。

話を戻すと、どんなを服を選んでも、自分の思いや考えが受け止めてもらえた、認めてもらえた!!と娘が感じられたらいいなぁ…と思い、『今日はハートにしたんだね』『青いいじゃーん!』ととりあえず共感をして気持ちを満たすことを意識していました。(本音で褒めるコトはほとんどなかったけれど)

朝の時間が押していて、どうしても早く終わらせたい時などには事前に『今日はママがお洋服出していい?』と確認をし、OKが出たら準備をしていました。

また、本人が悩んでしまっている時には『これとこれのどっちかがいいと思うなぁ…』と選択肢を出してあげ、最後に本人に選ばせるというのも、本人の思いをちゃんと尊重しつつ、大人が流れを作ってあげられる方法の1つだと思います。

勝手に決めると、イヤイヤスイッチが発動する可能性大!!…事前の確認、見通しは本当にマストです。

3.時には諦める

本人に選ばせたことによって、柄に柄だったり、全身同じ色だったり、だっさい格好になってしまうこともあります。

とりあえず、『服着てればいいか…』と諦めつつも、本当にダサい時にはやっぱりなんだか(私が)諦められず、鏡を見せて『こんなんだけど本当にいいの?』と念を押し、いちおう娘に遠回しに確認させたりしていました。

保育園に行ってしまえば、気にならないと思っていましたが、写真販売で柄に柄を着ていたりするとやはり後悔することもありましたが…。

【おまけ】我が家の娘の場合

これは私が出勤後で、娘とパパと2人の時に起こった出来事なのですが、まさかの『肌着と布オムツ、靴下で保育園に行きたい!』という究極のイヤイヤ…。

いや~時には諦めることしてたけど、肌着とオムツはマズイでしょ…笑

で、どうしたのか聞いたら、下の写真。

『とりあえず、1度その格好で外に出してみた』とのこと。

えぇーっ!!!とりあえず、1度外に出れば、寒いことわかるし、満足するんじゃないかと思ったそうです。

その予想は的中し、写真のような満足気な表情。この後、ちゃんと服を着て、保育園に行ったそう。いや~パパナイス読み!笑

この満足気な表情に笑ってしまいましたが、なぜ肌着は着たのにそれ以外を着たがらなかったのか…。イヤイヤ期本当に謎です。恐るべし!

謎すぎる出来事がたくさん。そうそれがイヤイヤ期…。

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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