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オムツを洗濯してしまった…洗濯機の悲劇。吸水ポリマー地獄の対処法

オムツを洗濯してしまった…洗濯機の悲劇。吸水ポリマー地獄の対処法

まさか私が?!わが家の悲劇

育児4年目にして、初めてやってしまいました。おなじみ(?)「吸水ポリマー地獄」。そうです、おむつを洗濯機に入れてしまったんです…(白目)。わが家はお風呂後、寝かしつけ前に洗濯をするので寝かしつけ前に大仕事が増え本当に白目。

にっくきア〇パンマン

おむつを洗濯機にいれて…ってよく記事として見かけたことあったんですが、ぶっちゃけ「なんでおむつが洗濯機にはいるん?」くらいに思っていて、自分とは無縁の失敗だと思っていました←失礼

しかも今回の原因は
1.(おそらく)最近お手伝いをしたがる娘が入れてくれた
2.(おそらく)なんでもマネしたがる長男が入れた
3.(ひょっとして)自分で洗濯物と一緒に入れた…?

という不明よう(笑)。本当に心当たりがないので1か2であって欲しいのですが、3だったら自分がアホすぎて目も当てられない…疲れてるのかな、私…。

洗濯機を開けた瞬間の絶望感たるや…!

わが家には洗濯物を干すという家事がありません。第一子が産まれてドラム式洗濯機を採用してからというもの早3年、下着や乾燥NGのもの以外は全て乾燥まで洗濯機でします。

もともとそんなに洗濯物を干す家事は苦手でも嫌いでもなかったんですが、この生活に慣れたら「洗濯物を干す」という家事はもうできなくなっていました。なのでこの有様を確認してすぐに思ったのは「洗濯機が壊れたらどうしよう」でした。

ふたを開けた途端気づく透明の粒々の残骸。一瞬にして事を理解し、現実から目を背けたく一回扉をそっと閉めました。

洗濯機救出が最優先!

普通は、中のお洋服を心配するかもしれませんが、乾燥機をかける前提で服を購入しているのでそもそも高価な服はありません(前回の記事参照)。乾燥まで気兼ねなくできる様なお洋服しかないので、透明ジェルまみれになった洋服より洗濯機の心配をしました。

まずは状況を理解し、洗濯機にとって何が悪いのか、どうしたらこの吸水ポリマーから洗濯機が救えるのか、を検索しました。

どうしようもない状況になった時に意外と冷静になってサクサク動ける自分に少しびっくり。人間諦めるとなんでもできるんだなぁと思いました(笑)。

安心してください、な対処法

私の予想はもう一度そのまま洗濯機で洗う→濯ぎ→ゴミフィルターに集まった吸水ポリマーを捨てる、なのかな?と思いましたが冷静に調べました(本能のまま行動しないでよかった…)。

調べると、どうやらしっかり対処すれば、洗濯機も傷めず、洗濯物が綺麗になりそう!!!!コレは希望が持ててきました。

目次
1.洗濯物についた吸水ポリマーを払い落とす
3.洗濯槽に残っている見える範囲のポリマーをウェットティッシュで拭き取る
3.洗濯物を水だけで濯ぎ洗い
4.外で洗濯物を干す
5.洗濯機洗浄をする
6.取り込む際に乾燥した吸水ポリマーを振り落とす
7.バルコニーを掃除する
8.排水口の掃除をする

そもそも吸水ポリマーとは?

吸水ポリマーとはおむつの中に入っているプラスチックの小さな粒です。水分を含むと膨らみ、ジェリー状になります。皆さん一度はオムツを履かせたまま水遊びされたことあるんじゃないでしょうか?パンッパンになりますよね。

オムツを洗濯してしまった場合、パンパンになるだけでは収まらず、洗濯機の中で攪拌され、破けてしまったオムツからジェル状の吸水ポリマーが溢れ出て洗濯物や洗濯槽に付着します。

わが家のようにポリマー地獄にならずになんとかパンパンのおむつのまま出せた話も聞いたことがあります(不幸中の幸い過ぎます)。
破れたオムツの繊維が引きちぎれて一緒に散らばることもあるそうで、そうなるとティッシュを洗濯した以上の惨状となります。想像したくもありません…。

1つ安心したのはポリマーが体に悪いものではなかったこと。そりゃあ「体に良いもの」ではありませんが、ポリマーが体に付着しても実害はないということでした。

この文言を見つけたときはだいぶ肩の荷がおりました。また乾燥すると縮むので、振り払えば簡単に落とせることも救いでした。

1. 洗濯物についた吸水ポリマーを払い落とす

まずは洗濯物を全て取り出し、叩(はた)きます。やり場のない怒りと悲しみと、最近のイライラを込めて全力で叩き振り落としました。出る出る。透明の粒…。下に新聞紙などを敷いておくと掃除が楽になるそうです。やればよかったと思ったときには遅かったので諦めました。

悪いことは言わないのでやったほうがいいです(この後掃き掃除します)。写真に写ってる白いものは全て叩き出されたポリマーです。年末の大掃除でピカピカバルコニーだったのです…。

叩かずに、そのまま洗濯機を回してもいいそうですが、洗濯機から少しでも吸水ポリマーを排出したかったのと、せっかくやるのだから洋服も綺麗に除去したかったのでバルコニーでパンパン叩きました。

脱衣所からバルコニーまで近いので、災害時用に備蓄してあるバケツで運びました。しかし洗濯機下や道中も少しポリマー落ちていました…。またこれが擦るとジェリーが伸びて悲惨なことに…。そして叩き終わった後、なんとなく嫌な予感はしたので鏡を見てみると…

お風呂後だったため、パジャマが汚れては、とエプロンとゴム手袋、長靴で作業しましたが、激しく叩いたので嫌な予感は的中、髪の毛にも飛び散っていました。妖怪、吸水ポリマーBBAの完成です。本当白目です。寒いバルコニーでヘッドバンギングし頭も振り払いました。

何か厄でも振り落とせていれば良いなぁと思ったら今年厄年でした…。絶対にお祓いに行こうと誓った瞬間でした。

2.洗濯槽に残っている見える範囲のポリマーをウェットティッシュで拭き取る

洗濯物を全て取り除いた洗濯槽です。ここでゴミ取りフィルター、洗濯槽に残ったポリマーを拭き取っていきます。

ティッシュだと繊維が残るとのことでウェットティッシュ推奨されていましたが、いつも洗濯槽の埃をとるときは厚手のキッチンペーパーにアルコールスプレーをつけて拭いているので、その通りやってみると、ジェル化したポリマーが潰れて伸びました。

やはり記載通りにやりましょう!!!!(笑)

3.洗濯物を水だけで濯ぎ洗い

叩いた洗濯物を洗濯機に戻し、水だけで濯ぎ洗いします。怒りを込めて外で振り払った洗濯物もやはり少しポリマー残りはありました。洗濯機に洗濯物を入れる際についたポリマーは、見える範囲でウェットティッシュで取っていきます。だいぶ綺麗になりました。

4.「外」で洗濯物を干す

また叩きながら干していきます。この時点で見た目ではポリマーはいませんでした。コレで乾燥したらまた叩きながら取り込めばポリマーはほぼ除去出来そうです。

※※※※注意点※※※※

検索した際に、塩や重曹を入れて小さくする、という方法も出てきました。

よくよく調べると、重曹で小さくなったポリマーが洗濯機の排水口を詰まらせてしまったり、塩で小さくする方法(…ナメクジ…?)は排水ルートを塩分で錆びさせてしまい洗濯機が壊れる原因になるとのこと。

ポリマーの本来の乾いた本来の姿(プラスチック)に戻してあげればokなので気をつけてください。
後日排水口の掃除もしたいと思います。

一応お掃除スペシャリスト(クリンネスト)の資格保持者でもあるんです。全然普通のことしかやっていませんが、ここぞとばかりにアップしたいと思います!!!

5.洗濯機洗浄をする

洗濯機の槽洗浄をします。槽洗浄にはハイター(塩素系)やオキシクリーンや過酸化ナトリウム(酸素系)や専用の薬剤を使う人も多いと思います。色々使ってみて、個人的にコスパがいいのはこの「過酸化ナトリウム」かなぁ、と思っています。

塩素系はナチュラルクリーニングを意識した時期もあり、ここ数年トイレ掃除や年末の大掃除意外ではあまり使っていませんが、普段のお掃除や漬け置きにはよく「オキシクリーン」を使用します。いわゆる酸素系漂白剤です。

成分的には過酸化ナトリウムと同じなのでオキシクリーンを使いたいところなのですが、ドラム式は泡が出ると自動で排水する機能が備わっているので、ドラム式洗濯機の方は過酸化ナトリウムがおすすめです。縦型洗濯機であればオキシクリーンで槽洗浄できます。

※※ただし日本産のオキシクリーン(薬局などで手に入るバケツ型のもの)なら界面活性剤が入っていないので泡が立たず使えると思います。わが家のオキシクリーンはコストコで購入しているアメリカ産のものなので界面活性剤が入っておりモッコモコに泡立つのでドラム式洗濯機の槽洗浄には向きません※※

わが家では主に過酸化ナトリウムは
●洗濯槽洗浄
●汚れ落ちが悪いときの食洗機洗浄
に使用します。

洗濯でも使えるのでナチュラルクリーニング派の人には便利な洗剤かなーと思います。わが家ではそういった使い方はオキシクリーンをメインで使います。

6.取り込む際に乾燥した吸水ポリマーを振り落とす

取り込む際にこれまた全力で叩きながら取り込んでいきます。乾燥したポリマーと一緒に雑念や煩悩も振り払えたらいいのに、と野暮なことを考えながら振り払いました。

昨晩7のバルコニー掃除を先ににしてしまったので、ポリマーたくさんまた出たら嫌だなぁ、と思っていましたが、昨晩全力でポリマー払いをしたおかげか、ほとんど出てきませんでした。

7.バルコニーを掃除する

だから新聞紙敷けっていったのに…という声が聞こえてきそうですが、バルコニーに散りばめられたポリマーを箒で取っていきます(可燃ゴミです!)。濡れた状態のポリマーなので汚れを吸い取って、黒いポリマーが集まりました。埃を吸着したのか擦れてジェリーが潰れることはそんなにありませんでしたが、乾いてからの方が掃除しやすかったと思います。

風で飛んで洗濯物についたらどうしようという気持ちが勝ち、一晩放置する度胸がなかったので洗濯物を干す前に掃除をしました。

※※くれぐれも水で流さないようにしましょう…。排水口詰まったら大変なので…。

8.排水口の掃除をする

以上ながーーーーい記事になってしまいましたがこれにて吸水ポリマー地獄から這い上がれました(拍手)。わが家は脱衣室が狭く、洗濯物をカゴを常設できていませんでした。脱いだらポイポイ洗濯機に入れていくスタイルなのですが、この経験により洗濯カゴ導入が決定しました(笑)。

皆さん、くれぐれもオムツは洗濯しないようにしましょう!!!!!

この記事を書いた人

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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