ブログ
育休計16ヶ月取得!40歳/2児のパパ広告代理店サラリーマン

更新

社畜広告マン×育児。価値観と人生が劇的に変わった話

社畜広告マン×育児。価値観と人生が劇的に変わった話

子供が生まれて6ヵ月育休を取得し、育児に本気で向き合う事により、大きく価値観が変わりました。

本日はその実体験といくつかの変わった価値観を交えて考察した事を書きたいと思います。

結論から申し上げると、一番人生に大きな影響を与えた変化は。

「24時間働けますかサラリーマン」から
「お風呂と寝かしつけがあるので24時間は働けませんサラリーマン」
に変わったことです。

これから子供が生まれるプレパパに是非聞いて欲しいなと思います。

24時間働けますか?サラリーマンが15年

変わった価値観の前に、変わる前の状況をお伝えしておこうと思います。

2006年に新卒で今の会社に入社して15年。馬車馬のように働いてきました。

24時超えて仕事をしている時もあれば、土日の仕事もあり、取引先との飲みで毎日午前様(深夜2時のラーメンという自殺行為つき)でした。

人より忙しい=デキル男、という勘違いから自分を追い込み、「24時間働けますか?」の企業戦士が格好良いと思ってました。

もしも、あのままの価値観で、60歳とかで早死にとかしていたら、きっと死ぬときにこう思ったと思います。

「なんのためにあんなに働いていたんだろう」と。

社畜広告マンの育休生活、生後0-1ヵ月がとんでもなく過酷だった

そんな社畜広告マンが育休をスタートし、いきなりですが生後0-1ヵ月がかなり大変でした。

産後の妻のケア・抱っこによる手首の腱鞘炎・慣れない料理、など、精神的にも肉体的にも過酷な時期でした。

毎日、3時間ごとの授乳(ミルク)の合間に、家事育児を詰め込む必要があり「スケジューリング能力」と「先回り力」が必要でした。

ある意味、仕事より大変な側面もありましたが、なんで頑張れたかと言うと。

その大変さを超えてくる圧倒的な「娘の可愛さ」があったからです。

0-1ヵ月の沐浴をしている時の気持ちよさそうな新生児微笑に何度癒されたことか。。。

育児と仕事の似ている10のこと

1、愛情が何より大切 ※仕事も育児も相手への愛情から
2、体力勝負(健康管理)※自分が倒れたら娘にも影響が出るという危機感
3、計画力/先回り力 ※計画&先回りすることで時間と心の余裕が生まれる
4、トラブル対応能力/柔軟性 ※外出先うんち漏れなど想定外のトラブル対応
5、情報収集能力 ※Instagram育児アカウントが最重要ソース
6、チームワーク ※夫婦間で情報交換&連携
7、チャレンジ精神・PDCA ※泣いている理由の仮説構築から対策チャレンジ
8、高い当事者意識 ※誰かがやってくれると思わず常に自分でやり切る
9、苦手から逃げない ※苦手だからできませんは育児には通用しない
10、楽しむこと ※困難なことも笑って過ごすことが何より重要

一番大事なのは、「8、高い当事者意識」かなと思います。

全ての家事育児を自分事化し常に当事者意識を持って臨むとき、工程を工夫しようと努力したり妻の行動に感謝する自分に繋がります。

育児と仕事で全く違う3つの点

逆に育児と仕事で全く違うなと思った3つの点にも触れておきたいと思います。

1、24時間勤務、土日休みなし(Xmasなどの祝日は逆に仕事が増える)
2、給料が0円
3、頑張っても誰にも評価されない

こんなに手間暇がかかって、休みなく取り組んでいるのに、「育児は普通に出来て当たり前」と思われている現実に驚愕しました。

世のママパパは凄い人たちだったのだ、と、痛感し尊敬しました。

余談ですが、6ヵ月育休を取って家事育児に専念している自分に「いいね、仕事休めて」みたいな事を言ってくる人に、殺気を覚えました(笑)

本気で育児に向き合って変わった価値観

6か月の育休期間に本気で育児と向き合って、多くの価値観が変わりました。
多すぎるので、ポイント列挙で書きます。

・食生活(外食ほぼ0、自炊生活、和食中心、18時夕飯)
・料理技術向上(母乳対策和食つくおき)
・️体型(食生活改善、抱っこが筋トレ代わりになり、スリムマッチョへ、体脂肪率約10%)
・️睡眠リズム(5時起き・22時就寝・朝散歩習慣から快眠体質へ)
・テレビをつけなくなった(乳幼児へのブルーライトは刺激が強すぎるのでTVなし生活へ)
・インスタも本アカより育児アカばかり
・耳の集中力向上(隣の部屋に寝かしている時の泣き声ほかの察知能力)
・フローリングのゴミが気になる・曜日感覚がなくなる(休日という概念なく24時間365日働いているので)
・些細なことで幸せを感じる体質になり、涙もろくなる(小さい子の行動一つで泣ける時がある)
・行動をベビーカーで行きやすいかで判断(喫煙所、上で工事してそうなとこは避けるなども)

これ以外にも色々ありますが、一旦ここまでにしておきます。

さいごに

6か月の育休期間に本気で育児と向き合い、一番大切なものは何なのかを気付かされました。

仕事大好きで、社会人の大半を仕事に費やしてきました。

今でも会社に後悔はありません。

ですが、当時の自分のまななら死ぬ時に何も残っていなかったような気がします。

育児をすることで、家族の大切さは勿論そうですが。

日頃の何気ない日常の有難さに気付かされました。

「家族3人健康で笑顔で暮らせていれば、他に何もいらない」

6ヵ月の育休は、僕の心を豊かにしてくれて、人として大切なことを教えてくれました。

これから、子供が生まれるプレパパなど特に何かのきっかになってくれればなと願っています。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

この記事を書いた人

浅田伊佐夫の画像

東京

浅田伊佐夫

育休計16ヶ月取得!40歳/2児のパパ広告代理店サラリーマン

4歳(女)2歳(男)。育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

あんふぁんチームズ

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌