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インドネシアで大絶賛された、とある日本の小学生の子どもたちの話

インドネシアで大絶賛された、とある日本の小学生の子どもたちの話

先日、とある日本の小学生の子どもたちの行動がインドネシアで大絶賛されたという話を聞き、実際にその動画を見てみました。

その子たちの行動の話と育児視点での私の考察の話です。もしよければお付き合いください。

インドネシア人でイスラム教信者の小学生の女の子

そのとある小学校には、インドネシアからの留学生の女の子がいました。その子はイスラム教信者で、イスラム教と言えば女性は「ヒジャブ」と呼ばれるスカーフで頭と体を隠していますよね。

これはイスラム教徒の女性にとって、外的要因から身を守るものであり、このヒジャブを取らなければならないということは、日本人に置き換えると下着を取らなければならない、という事に近いと言えるようです。

炎天下の運動会で倒れてしまったインドネシア人の女の子

その小学校で炎天下の中行われた運動会の競技中、インドネシア人の女の子は暑さから倒れてしまいます。それを見た同じクラスの女の子たちが、一斉にその子の周りに集まり、周りから見えないように壁を作ります。

その子たちは、壁を作ったうえで、そのインドネシア人の子を見ないように自分たちは外側を向きました。

暑さから緊急的にヒジャブを脱がせる必要があったのですが、それがどれほど大きな事かを理解し、自分たちは見ないようにするためです。この行動がインドネシア国内のメディアで取り上げられ、更にSNSで拡散されたことで賞賛の声が広がり、大きな話題となりました。

インドネシア国内で賞賛の声が拡大

この日本の小学生の子どもたちの行動は、一気にインドネシア国内に広まり「日本人の寛容さと他者を敬う気持ち」が賞賛されました。また、日本では相手の背景など関係なくお互いを尊重し合う教育がされているという点にも非常に注目されています。

日本だと、イスラム教信者は少なくマイノリティだと思います。そんなマイノリティな子へも、最大限の理解と配慮をする、この小学生の子どもたちの行動はさすがだなと私自身も学ばされました。

自分の子どもに教えたい「相手の背景関係なく他者を尊重し合うこと」の大切さ

この小学生の動画を見た時、私は日本をとても誇りに思いました。私も娘がいるので、この子の親の立場でこの動画を見た時に、周りの優しさに涙が止まりませんでした。

「人を見た目で判断してはいけない」など、子どものころからよく聞かされた「偏見を持つべきではない」といった教育を思い出します。

なんとなく自分の中にある価値観ですが、この偏見を持たずに他者を尊重し合う文化が根づいている日本は、やっぱりすばらしい国だなと改めて思いました。そして、この日本が誇る「他者を尊重し合う力」という良き伝統は、自分の子どもにも絶対に伝えていきたいなと思っています。

さいごに

日本の「他者を尊重し合う力」 といった伝統的な精神は、誇るべきことだと個人的には考えます。なので、そういった日本の良い伝統は、子どもたちにもしっかり伝えていきたいですよね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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東京

浅田伊佐夫

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4歳(女)2歳(男)。育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

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