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日本の小学生の道徳心がすごすぎて英BBCが特集を組む事態になった話

日本の小学生の道徳心がすごすぎて英BBCが特集を組む事態になった話

先日、日本の小学生がすごすぎてイギリスのBBC放送が特集を組んだという動画に出会いました。

日本赤十字社が2015年に実施した「助け合い」をテーマにしたPR動画企画があり、この動画の日本の小学生の様子が海外で話題になったという話です。

よければお付き合いくださいませ。

日本赤十字社のPR動画の内容は「財布を落としたのを見た小学生の反応は?」

日本赤十字社のPR動画の内容はシンプルで、1人で並んでいる小学生の横で、知らない大人が財布を落とすと小学生はどんな反応をするのか?を撮影したものです。

バス停の列に並んだ親子の母親が「すぐ戻るからここで待っていて」と、小学生1人で列に待たせます(※ちなみに周囲の人は全て関係者)。

結果は、全ての小学生が拾って渡したり、落としたよと指摘したりしました。

ホッコリする内容ですが、まぁ日本人としてこの企画を見ると当たり前の結果かなぁとも思うところですよね。

でもこれを見た海外の人は驚愕のようで、イギリスBBC放送で特集番組が組まれる事態にまでなったとのこと。

海外で落としものが返ってくることはまずない

イギリスでは、遺失物を預かるという概念が警察にはないようですし、中国では落としものは届けられることも戻ってくることもないという概念のようです。カナダでは落としものを届けると逆に盗難したのでは?と疑われるようで、金銭的価値のあるものを見つけても無視するのが通常とのこと。

また、アメリカのサンフランシスコのチャイナタウンで、落ちていた財布を警察に届けたら「正直な男」と地域のニュースで報道されたそうです。世界的に見ると、落としものが返ってくるというのは非常に稀なことのようですね。そして大人でも落としものを拾わないのに、小学生が拾う日本は本当にすごい、どういう教育をしているの?と海外からさまざまな反応が寄せられたようです。

なぜ日本の小学生は落としものを届けられるのか

日本人なら小さい頃に1回は親や先生に「お天道様は見ているよ」と言われた経験があるのではないでしょうか。誰も見ていない状況でも悪いことはしないという道徳的な教えは、日本では当たり前のように根付いていると思います。

この小さい頃から道徳心を養う日本の文化が、落としものを届けるのが当たり前という日本の状況に繋がっているということですね。また、交番が多数身近にあるのも気軽に届けられるという視点で理由としては大きいようです(世界的にもこの交番システムは珍しく、海外でKOBANと訳されますよね)。

子どもに伝えたい「道徳心」というすばらしい日本の文化

この話を聞いて非常に日本を誇らしく思いました。どんな時もお天道様は見ている、相手の立場に立ってものごとを考える、困っている人がいたら助けるなど、子どものころよく聞かされた話を思い出します。この日本の当たり前は、世界では当たり前ではないですし、この良き文化を子どもにも伝えていきたいなと思います。

というのも、親としてしっかり子どもの行動を見ていても、やはりいずれは1人で行動する時間が増えていきますよね。そんな時、親も誰も見ていない「でもお天道様は見ている」、「だから悪い行動はしない」と主体性を持って道徳心のある行動ができる子に育てたいと強く思います。

さいごに

日本では、落としものを届けるのは当たり前の環境ですが、これは世界的に見ると非常に稀なことなんですよね。

改めて日本のすばらしさを感じましたし、この良き「道徳心」を子どもたちにも伝えていきたいなと強く思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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東京

浅田伊佐夫

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4歳(女)2歳(男)。育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

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