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子どもに伝えたい外国人が絶賛する世界一正直な国・日本
2015年にイギリスの東アングリア大学で行われた「正直さ」に関する実験で、日本が最も正直な国だという結果。
YouTuberのジェイソンさんは、この結果を確かめるべく来日し、とある実験を行い動画化しその再生数は1000万回以上再生されています。
その内容とは、実際に日本で「50回財布を落としてみる」という実験動画でした。
結果は勿論50回とも財布を拾ってくれた
日本人の皆さんなら想像は容易いかと思いますが、実験結果は50回とも誰か日本人が拾ってくれたという結果に。その拾ってくれた50人の中に、ホームレスの人もいて、ジェイソンさんは信じられない、といった様子。
それもそのはずで、海外で落とし物が返ってくることはまず無いというのが一般的で、イギリスでは、遺失物を預かるという概念が警察には無いようですし、中国では落とし物は届けられることも戻ってくることもないという概念のようです。
カナダでは落とし物を届けると逆に盗難したのでは?と疑われるようで、金銭的価値のあるものを見つけても無視するのが通常とのこと。また、アメリカのサンフランシスコのチャイナタウンで落ちていた財布を警察に届けたら「正直な男」と地域のニュースで報道されたそうです。
世界的に見ると、財布を落とした人に届ける、というのは非常に稀な事のようですね。そして、私はこの「世界一正直な国」の日本人たちを見て、非常に日本を誇りに思いました。
日本人が財布を拾って渡せる理由は幼少期の教育
日本人なら小さい頃に1回は親や先生に「お天道様は見ているよ」と言われた経験があるのではないでしょうか?誰も見ていない状況でも悪いことはしない、という道徳的な教えは、日本では当たり前のように根付いていますよね。
小学校の授業で「道徳」という授業がありましたが、その道徳心を養う授業が日本の、財布を落とした人にすぐ届ける文化に繋がっているということだと思います。
さいごに
どんな時もお天道様は見ている、相手の立場に立って物事を考える、困っている人がいたら助ける、など子どものころよく聞かされた話を思い出します。この日本の当たり前は、世界では当たり前ではないですし、この良き文化を子どもにも伝えていきたいなと思います。
親が見ていない、誰も見ていない、でもお天道様は見ているよ、だから悪い行動はしないよ、としっかり教えていきたいなと感じました。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!