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妊娠中から気をつけたい「よく寝る子」を育てる3つの睡眠のポイント
ご存じですか?実は…ママが胎児へ昼・夜を教えるんです。生まれてからではなく…胎児のうちから!?
妊娠中の夜更かしに気をつけましょう
そうなのです。母親が経験する光環境は、メラトニン(睡眠ホルモン)などのホルモン情報により、子宮の中の胎児に伝達されることが分かっています。
胎児は、そのホルモンを受け取り子宮の外の光環境を知覚。その結果、母親が体験している約24時間の体内時計に適合した体のメカニズムが機能していくんです。
つまり…ママが深夜まで明るい電気をつけて夜更かししていると、赤ちゃんにも夜更かしリズムが伝達されてしまう可能性が!? なので、よく寝る子に育ってほしいのであれば、妊娠中のママは夜は暗めの部屋で過ごし、夜更かしせず早く寝るように心がけましょう。
とはいえ妊娠中は、体調によって眠りづらいこともあると思います。そんなときは、眠れないからといって明るくせず、なるべく暗くした部屋で過ごしてくださいね◎。
あくまで一例ですが、こんな研究結果もあります。
「妊娠中の睡眠時間が6時間未満や就寝時刻が0時以降だと…子どもが1歳時点での睡眠問題(1時間以上の夜間覚醒、夜間睡眠が短い、就寝が22時以降)のリスク比が高い」(参考講義:九州大学 諸隈誠一先生「胎児環境と生後発達の関連について」)
こういった情報からまとめると
・夜は暗い部屋で過ごし、深夜まで夜更かしして光を浴びない
・0時前に寝る
・睡眠時間は6時間以上取る
この3つが、妊娠中から気をつけたい「よく寝る子」を育てる睡眠のポイントになりそうです。
お読みいただきありがとうございました。
妊婦さんも規則正しい生活を!