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栄養士ママが伝授 考えすぎないでOK!家庭でも手軽にできる食育ってどんなこと?
こんにちは!
5歳&3歳兄弟を子育て中のErikaです。
出産までは栄養士として働いていたので、出産前には「子どもたちは美味しいご飯を食べられて幸せだね」と言われることもよくありました。
密かにプレッシャーに感じたりもしていましたが、実際に子どもたちの食で悩む方も多いのではないでしょうか。
私自身、子どもたちの食事のことでたくさん悩んできました。
栄養士として働いている時は、食育について触れることが多く、保護者の方から「家ではなかなかできないので…」と言う声もありました。
食育という言葉を聞くと、なんだか難しく考えてしまったり、きちんとやらなければ!と思っていませんか?
実は家庭にも食育のチャンスはたくさんあるのです。今回はおすすめの方法やポイントをいくつか紹介します。
調理しているところを見てもらう
子どもって食事の準備をしている時に「ママ見てー!」「こっち来てー!」と言うこともよくありますよね。
そんな時は思い切って、子どもに調理している様子をみてもらうのも一つです!
毎日食べている食事が、どんなふうに作られていくのかを近くで見るのも立派な食育です。
子どもが見える安全な位置で、火傷やケガに注意しながら見てもらいましょう。
食材の色の変化や、香りなどを感じることで食への興味が増すきっかけ作りになるかもしれません。
一緒に料理を作る
子どもが興味を持っているものでチャレンジできそうなメニューを一緒に調理してみましょう!
おにぎりやサンドイッチ、クッキーやホットケーキなど、子どもが好きなものであればなんでも良いと思います。
最初から最後まで、全部作ることにこだわらず、混ぜるだけ、野菜をちぎるだけ、焼くだけなど
子どものやる気や興味に合わせて、無理せずに楽しめる範囲での料理が一番です!
一緒に食材の買い物に行く
おままごとや絵本などで見たことのある食材を、実際にスーパーなどで見ることで野菜の名前を覚えたり、匂いや形を知るきっかけになります。
同じ野菜でも産地の違いがあること、賞味期限などの表記だったりスーパーの売り場でもたくさんの発見が得られます。
食材をかごに入れる作業を、子どもにやってもらうことで楽しみながら自然に食に触れることができるので、おすすめです。
旬の食材を食べる
旬の野菜や果物などの食材が食卓に並ぶことで、季節にあった食材を自然に覚えることができます。
何よりも旬の食材は一年で一番美味しく味わえるので、ぜひ一度は親子で食べて見ることをおすすめします。
子どもにはちょっとクセのある食材でも、食卓に並ぶことだけでも興味をひくこともあります。
旬の食材が登場する絵本などを、読み聞かせてあげるとより楽しめます。
我が家では毎年そら豆のさや剥きを一緒に楽しんでいます。
一緒に食事を食べる
忙しくて子どもだけで、食事をしてもらうということもあるかもしれませんが、できる限り親子で一緒に食事を食べることがおすすめです。
食事の時間に、離れていた時間にあった出来事などを楽しく会話することでコミュニケーションも深まり、心の成長にもつながります。
子どもに苦手な食材がある時は、さりげなく苦手な食材を克服するきっかけを、話しながら見つけることができるかもしれません。
一日に一度は一緒に食事を食べる時間が作れるといいですね。
心がけているポイントとは
私が実際に取り組むときに心がけているポイントは
「子どもの気が変わらないうちに取り組むこと」です。
子どもってコロコロと気持ちが変わってしまうことが多いですよね。
突然「ホットケーキを作りたい!」「クッキーを作りたい!」と言われることも。
その気持ちが冷めないうちに、言われたときに可能な限り対応するようにしています。
また、子どもがやってみたい!という時は、自分がイメージする仕上がりと違う出来上がりでも
否定せず「それもいいね!」と思い通りにやらせてみることも大切だなと感じます。
せっかく芽生えたやる気を潰さないように、楽しく取り組むのが一番です。
おにぎりは三角形が難しければ、丸くしてもOK!などハードルを上げずにやってみると、またやってみよう!という気持ちになってくれると思います。
子ども用のエプロンなど身に着けるものも、あると子どもの気分も高まるので用意しておくのもおすすめです!
色々とおすすめの方法を紹介しましたが、無理なくできることを選んで挑戦してみてください。
子どもにやってもらうとかえって時間がかかるから…と感じるかもしれません。
忙しい時やしんどい時は無理せずでOKです。ゆとりのある時に、一緒に楽しくを意識してぜひやってみてください。