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ワンオペ子連れ新幹線の旅をラクにする方法。2歳と3歳の娘を連れて…
こんにちは、看護師ママのきりぬきです。今年のゴールデンウィークは途切れ途切れですが連休がありましたね。皆さんはどのように過ごしましたか。私の勤め先の病院の外来も休診になり、珍しくママの連休が2回続くことになりました。
もちろん保育園もお休みになるので、ずっと子どもと家の中で過ごすのはしんどいですし、どうすれば楽しく過ごせるか悩んでしまいますよね。
最近はどこにおでかけするにもコロナの影響で事前予約が必要だったり、入場規制がかかっていたりして、長時間じっと待っていられない娘達を連れて出かけるのは本当に大変です。
そこで、2歳と3歳の娘達に「ばーばのおうち、いきたーい!」と以前から懇願されていたので、思い切ってゴールデンウィーク前半は、自宅のある東京から、ママの実家・滋賀県にワンオペで帰省してみることにしました(主人の実家は兵庫県で遠すぎるため行先から却下されました)。
1カ月前に多目的室近くの指定席を確保
わが家ではいつもスマートEXというサイトを使って新幹線の指定席を予約しています。予約は乗車予定日の1カ月前から受け付けてもらえるので、日付が変わった瞬間に狙っている座席を確保します。狙い目なのは東海道新幹線ひかり号なら11号車の後側か12号車の前側です。
東海道新幹線はオムツ替えシート付のトイレと多目的室が設置されているのが11号車と12号車の間なので、授乳や体調不良、トイトレ等旅行中も大忙しの子育てママ向けの車両はズバリここだと思います。
地域の新幹線によって多目的室等が設置されている車両は異なるため必ず座席表を確認してくださいね。
また、最前列の手前にややゆとりのある座席なら(メーカーにもよるとは思いますが)ベビーカーがそのまま入り込めることもありますが、三辺が160cmを超すような場合は大型荷物持ち込み用の座席がおすすめです。無理やり持ち込んでしまうと追加料金として1000円がかかることもあるので、旅行にベビーカーが必要な場合はサイズチェックをお忘れなく!
ちなみに、以前は11号車の車いす用の座席(12A12B、13A13B)が当日空いていれば、ベビーカーで乗車し、そのままロックをかけてベビーカーを座席替わりにすることができたのですが、現在は車いすの方専用の席になり、予約不可で乗る直前に空きがあっても使えないルールになっているそうです。
乗車券は事前に発券しておくと便利
乗車1週間前になると、新幹線の乗車駅に設置してある発券機で事前に発券することができます。じっとしていられない子どが二人もいてワンオペとなると、ひとつでも手間を省くことができるとかなり楽です。これで乗車もスムーズですね!ただ、一度発券してしまうと基本的には座席の変更を行えなくなるので要注意です。
発券しに行くついでにやっておいた方がいいことは、ICカードの残高チェックと当日子どもでも食べられそうな飲食店の目星を付けておくことです。
ICカードにある程度お金を入れておくと、予想外の急なお買物でもさっと支払いが済ませられるので、わたしは子どもと出かけるときはいつも5000~10000円くらいは入れておきます。
また、乗車前に何か食べたり、テイクアウトで持ち込むこともあると思いますが、色んなお店を小さな子どもとワンオペで見て歩くのはかなりの時間と体力を要します。
動線を少しでも短くするために、予めお店の内容をざっと見て予習しておき、「こっちのお店かあっちのお店、どっちにする?」と選択枝を提示してあげた方が子ども迷わず済みますし、驚きのチョイス「本当にそれ食べるの(; ・`д・´)!?」をされて駄々っ子になる事態を回避できますよ。
移動中の子どものリュックの中身
最近の娘達は何でも自分でやりたがるので、ベビーリュックに最低限の荷物は持ってもらいます。これでママの手荷物もぐんと減りますし、お出かけの準備をする練習をしながら「新幹線に乗ったら何食べる?」「誰が窓側の席?」等会話も弾み、旅行気分が盛り上がります。
今回娘たちのリュックには、オムツ(当日はビニール袋に入れます)、大きめのタオルハンカチ、ペットボトルの麦茶とストロー、日よけ付き帽子を入れておきました。まだ天候が安定していなかったので、寒くないよう冷房用のエアリズムパーカーは羽織って行きました。
また、3歳の娘はまだトイレを失敗してしまうことがあったためオムツを履かせると「おねえさんパンツわぁ?」と少し違和感があったようなのです。しかし、新幹線の狭いトイレに娘ふたりを連れて入るのは無理がありますし、どちらかを座席で待たせるのも怖かったので、移動中はオムツで我慢してもらうことにしました。
そして、ママのバッグに入れる子どもの物は、手口拭き(お尻拭き兼ねる)、汚れにくいおやつ、マグネットで遊べるミニーマウスの着せ替え絵本の3点セットでした。
新幹線内に持ち込むおもちゃは、人目を気にしなくていいよう、音が出ずあまり場所を取らないお絵描き系やシール絵本がおすすめですよ。お気に入りのおもちゃを紛失してしまうと後で大変なので、ここはその場しのぎのおもちゃの方がベターです。
これに当日はテイクアウトのごはんを買って夕方の便に乗り、夕ごはんを食べて絵本で遊んで寝てもらう流れで過ごします。おやつの内容は娘達にほぼお任せで夕食の内容もある程度自由に選んでもらっていますが、調子に乗って食べ過ぎてしまい気分が悪くならないようには気を付けています。
できればハッピーセットくらいのボリュームで子どもが自力で食べられるメニューだと、ワンオペでもママが食べさせるばかりにならずに済みます。旅行の時くらいママも座っておいしいものを味わいたいですよね~( *´艸`)♪
また、ワンオペで手荷物が多過ぎると、あれこれ備えても動き回る娘達に付いて行けないので、数日分の着替えや衛生用品等は予め宅急便でばーばのおうちに送っておきました。
オムツ替えが一気に楽になる神アイテム
この商品はインスタで知ったのですが、使ってみて「今までの外出先での苦労は何だったの…」と思う程オムツ替えが楽になりました。ドラックストアに500円くらいで売っているピジョンのおしっこ吸収ライナーです。
一歳までならまだオムツ替えシートで十分間に合うのですが、たっち以降は高い所でのオムツ替えは危ないですし、着替え用ボードの付いたトイレ等ズボンとオムツの着脱ができるスペースは探してもなかなか見つからないですよね。
それを解決してくれたのがこのライナーで、生理用品のようにオムツに重ねて貼っておき、ズボンとオムツを太ももくらいまで下げてライナー引っこ抜くだけでオムツ交換ができちゃうんです。大体2時間おきにオムツ交換すると考えると4時間は着脱なしで済むので、長時間移動やテーマパーク等に遊びに行くときはいつもこれのお世話になっています。
ただし、うんちはお出かけ前に済ませておくと安心なので(胃結腸反射を利用して)当日朝は少し冷たいお茶かお水を飲んでもらうとスムーズに出ることが多いですよ。
準備万端で帰省した結果☆
こんな感じで1カ月前からちょくちょく準備を進めた結果、移動中めちゃくちゃ楽だったとはいえませんが、ワンオペでも娘達はほぼ不機嫌になることなく無事帰省することができました。
数日前からリュックをノリノリで背負って「ばーばのおうち、いく~!」と、帰省が待ちきれない様子でしたよ。ワンオペで帰ることを実家にも伝えておいたため、米原駅に着くとじーじとばーばが駅のホームまで迎えに来てくれました。
今回はお目当てのいちご狩りを中心に、琵琶湖の畔を犬と散歩したり畑の野菜に触れてみたりと、田舎を満喫できたゴールデンウイークになりました。
かわいい子には旅をしてもらって、色んな場所で色んな物を見て触れて非日常を体験し成長してくれると、親としては多少手間がかかってもうれしいものです。
子どもの月齢にもよりますが、事前の準備さえきちんと済ませておけば、ワンオペ帰省にしても公共の交通機関を使った旅行もそれ程怖がらなくていいと思います。このブログで子連れの長距離移動に関するパパママの不安が少しでも軽減されれば幸いです。