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【失敗談】ひらがな練習「あ」からはNG!「○」から始めると習得めちゃ早
こんにちは、鈴木です。
年長さんは卒園式シーズンですね。
ご卒園おめでとうございます。
去年の今頃、わが家も「もう卒園なの?寂しい~」と嘆いておりました(私が)
春休みはめいっぱい楽しんでくださいね!
さて、小学校入学前になると気になるのが学習面についてではないでしょうか。
特にひらがなの読み書きは勉強の基本になるため、親としては重視したい項目です。
今日のブログはひらがな練習の失敗談と、それを元にした効果的な練習方法についてのお話です。
「あ」ではなく、「○」から始めると驚くほどスムーズに習得できるんですよ。
その秘密とは…?
書けているのにバツ!?学校の評価基準はとてもハードルが高い
最近では入学後にスムーズに学習が進められるよう、年長になると読み書きの練習を始めるケースが多いようですね。
しかし、入学後の娘の様子を見ていると、学校で求められるのは『相手が読める字』で『正しく書けること』がポイントになります。
「当たり前じゃん!」と思いますよね。でも、この読める字で正しく書くという技術、実は1年生にとってハードルが高いようです。
入学後は「こくご」の学科でひらがな練習からスタートしますが、園時代と違う点があります。それはとめ・はねを細かくチェックされることです。さらに、形が整っているかもチェックされます。
娘もテストでは書き方が原因で何度もバツ印になりました。
答え自体は正解なのに、文字のとめ・はねができていないため不正解とされ、点数が取れないのです。
※学校や先生によって基準は異なります
ひらがな学習が本格的に始まった4月下旬~夏休み前はバツ印が多く、娘も学習意欲が低くなってしまいました。
このままじゃマズイ!焦った私は学校から配布された「ひらがな練習帳」や市販のドリルを使って基礎練習をさせることにしたのですが、そこで大きな問題が発覚したのです!
「あ」から始めるのはダメダメ!
「とりあえず『あ』行からだよね」と始めたところ…
書けない!?
娘の書く「あ」が象形文字みたいに踊っている~(泣)
「え、なんで書けないの?」
驚いて娘に聞くと
「形が難しいから」とのことです。
そこでハッとしました。
確かに、「あ」や「え」はあ行なので最初に書くだろうという先入観がありました。しかし、娘の指摘したとおり形にフォーカスすると複雑です。
そこで私は学校教員だった父に相談しました(今は退職しましたよ)。
すると、「あ行から始めるのはダメダメ!」とのこと。
順番に秘訣があることを教わったのです。
ひらがな練習の効果的な順番、まずは「つくし」から
父が言うには、ひらがなは単純な形から順番に書くと習得が早いそうです。
学校の先生によってはこの簡単な書き順からひらがな学習をスタートする方もいるそう。
気になりますよね(笑)
ではご紹介します。
ひらがなを練習する順番は、まず4つのグループに分けることから始まります。
1グループ:一回で書ける、バランスが簡単
2グループ:角度、曲がるライン、長さが簡単
3グループ:似ている、形がやや複雑
ラスボス:書き順、形、バランスが難しい
これらを具体的なひらがなで分けると以下になります。
1グループ:つ、く、し、へ、つ、こ、て、の、
2グループ:り、い、う、ひ、ら、と、ち、た、み、せ、に、け
3グループ:す、め、ぬ、や、か、よ、ま、な、は、ほ、ろ、る、ん、も、わ、ね、さ、き
ラスボス:そ、え、ふ、れ、お、む、ゆ、あ、を
これはあくまで父から教わった一例で、子どものレベルに合わせて順番を変えてOK。
やっぱり「あ」からではないんですね。
これは、1グループが単調な角度で書きやすい形である以外にも、1年生の握力でも書きやすいのだろうと思います。
まずは「つ・く・し」からスタートするのがいいそうです。
去年の夏休みから秋にかけて、この順番で3順ほど練習を回した頃には、すっかり象形文字から卒業していました。
ネットなどで「ひらがな練習法」「ひらがな順番」などで検索してみると、多少の違いはありますが父から教わった内容とほぼ同様の順番が紹介されています。
ひらがなの練習をさせたいと考えている保護者は、ぜひこの順番を意識してみてください。
「あ」から始めるより習得が早いし、圧倒的にきれいに書けるようになります。
「上手に書けたね」そのひと言がきっと嬉しいはずですよ。
そんな娘も今は漢字に苦戦中。また対策を考える日々です。
勉強って難しいけれど、子どもと一緒に考えるのは面白いですね(苦笑)