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リンサークリーナーでソファーと畳を丸洗い。洗浄水はどれだけ汚れたか
ソファーや畳など、家の中には「使用しているとシミなどの汚れが付いてしまう、しかし洗濯機で洗えない」ものがあります。
大人の家庭では汚さずに使うという予防策が取れますが、子どもがいるとそうもいきません。わが家には3歳と1歳の子どもがいて、ソファーの布地は日々、牛乳やジャムなどの侵略にさらされています。牛乳などがこぼれると、すぐに気づいて拭き取ってもシミが残ります。
洗濯できないので水拭き+消臭スプレーでごまかしていましたが、リンサークリーナーを導入したところ解決しました。
この機械は水を入れて使うのですが、透明だった水は、洗浄によってどのくらい汚れた水になるでしょうか。
リンサークリーナーで布地のソファーを洗浄
リンサークリーナーとは一言でいうと「水洗いする掃除機」です。
スプレーで細かく水を吹きかけて布地に染みた汚れを浮かせ、ブラシでこすってはがし、ブラシに付いている穴を通して水ごと汚れを吸い取ります。吸い取られた汚水は機械のタンクに溜まるので、どのくらい汚れが落ちたかは一目瞭然です。
1年間使い続けた布地のソファーの臭いが気になってきたので、リンサークリーナーで洗浄したところ、タンクには反対側が見えないほど、濁った水が溜まりました。
・・・これには驚きました。見た目はそこまで汚くはないソファーですが、汚れはけっこう溜まっていました。
リンサークリーナーの使用後はびしょびしょにはならないものの、やはり水洗いなので布地はしっとり濡れていました。天気の良い日に洗浄して天日干しがおすすめです。
リンサークリーナーで畳を洗浄
ソファーが見違えるようにキレイになって感動したので、同様に洗わずに使い続けている畳にもやってみました。写真にあるように半畳のパネル(合計4枚)です。
こちらも、洗浄後はかなりの汚水が溜まりました。
伝統的な1畳サイズの畳で、和室に据え置かれている場合は天日干しが難しいですが、晴れた日に風通しを良くして乾燥させれば問題なく使えそうです。
ちなみに畳への使用可否は、説明書には特に書かれていません。つまり禁止はされていません。
リンサークリーナーのメリット
・洗濯できない家具も洗うことができる。思いのほか汚れが取れて、染みついたニオイもなくなる
・数千円で買えばほぼランニングコストなく使い続けられるので、クリーニングに出したり家事サービスを使ったりするより経済的
・使用後は水洗いして乾かすだけなので、手入れも難しくない
やはり通常の掃除感覚で家具をキレイにできるのは便利です。また食事の汚れだけでなく、ペットの粗相なども洗浄できるので、衛生的です。
デメリットは動作音が掃除機より大きいこと、そして保管場所が必要なことでしょうか。
とはいっても箱収納時は通常のトイレットペーパー(12ロール)より小さいです。
小さい子どもがいる家庭には必須のように思います。
布地の家具は見た目以上に汚れが蓄積している、かもしれない