更新 :
育休中の「保育園いかなーい」から半年経過。よかったこと大変だったこと
「保育園いかなーい」
第二子出産により育休をいただいています。1人目の育休中は、「社会的に隔離されて孤独、、、」と強く感じました。なので、2人目妊娠中から、落ち着いたらあれしようかな、こういうことやってみよう、なんてあれこれ考えていました。
が、実際に生まれてみると、上の子供が「ママがおうちにいるなら私も!」と、保育園をいやがるように。登園しぶりです。
この登園しぶりをネットで調べると、「落ち着いたら行きたいと言い出す」のように書いてあったので、自宅で見てみることにしました。
保育園まで、ベビーカーでのんびり歩くと片道25分なので、結構大変だったのもあります。 「1ヶ月とか、3ヶ月くらいで落ち着くのかな?だって、毎日私といても飽きちゃってすぐ保育園行き出すだろうな」くらいに思っていたんです。
ところが、、、半年以上経つ今、まだ渋ってます!登園するのは週1くらい、でしょうか。この半年を振り返るとともに、よかったこと大変だったことを書いてみたいと思います。
最初の1ヶ月は大丈夫でした
私も産後0ヵ月。体力が戻っていないのと慣れていないのとで大変な時期。この時はパパが在宅勤務にしてくれて、朝夕の送り迎えをしてくれていたのでした。なので3歳長女、赤ちゃん帰りをしながらも毎日元気に登園していました。
登園渋り 1ヶ月目(あれ・・・?)
産後1ヶ月も過ぎたと言うことで、パパは出社勤務に戻ることに。それでも、朝の送りだけパパにお願いする予定だったんです。夕方もファミサポでお迎えをお願いしてみようかな?なんて準備もしていたんです。
ところが、「朝も帰りもママがいい」に始まり、「ママがお家にいるなら私も家にいたい」と言うことになり。「赤ちゃんのお世話大変だから」と言っても、パパが土日出社があるので、赤ちゃんと3人で過ごすことが週1回はあったからなのか、子供目線に「大丈夫じゃん!」みたいになり、休み始めます。
行きたくない理由は「好きなお友達の隣でお昼寝できないからイヤ」「体操はイヤ」「歩いていくのがイヤ」「給食が唐揚げじゃないからイヤ」等々。
私の方も、このときはまだ子供2人との生活にも慣れていなかったので、「とにかく保育園に行ってほしい、ずっと行かなくなったら、とっても大変になっちゃうんじゃないかな?!」という不安があったので、行きたくないと泣く娘を見ては毎日ハラハラ・もやもやしていました。
そんな時転機が訪れます
保育園の先生との個人面談がちょうどあったので、「今月は保育園を週1回位ですけど、こんな感じでいいんでしょうか」と相談してみました。そしたら、「そういうこともありますよね、ちょっとずつ、来れるくらいで来てもらったらいいですよ。お昼まで行ってみたらって言うとか。無理強いはあんまりしないでくださいね」というような感じ。
どこかで、先生待ってるから来てね的な言葉を期待していたような気もするんです。あれ?思ってたんとちがうー。本人の意思を尊重したら、もう全然行かなさそうですよ?!っと、ちょっと動揺。
でもですね、、産後1ヶ月、ベビーを抱っこして片道25分(電車乗ったって感覚的に20分)を炎天下or雨、9時と12時にやらなきゃならない、なんて、何の修行?状態です。ちょっと遠くて広めの公園までは1.3km、保育園なら2往復だけど公園なら1往復で済むし!ということもあり、「自分で見ようじゃぁないか!」という判断に至りました。
登園渋り 2ヶ月目(口癖は「保育園行けば?」)
そうして、保育園をお休みするようになりました。一応、お誕生日会のある日と、行事のある日だけは説得して、登園は週0~1という感じでした。「おともだちに会えないし、おうちのご飯にも飽きちゃって、すぐ保育園行きたいって言い出すよね、ふふふん」と思っていました。
おかしいなぁ、そんなことない。そして、私は事あるごとに、「じゃあ保育園行ったらいいじゃん!」連発して反省。
ぐずられても困ると思って、お昼ご飯とか夕ご飯も、子供の好きなものをかなり用意してたと思います。そんな中、「保育園の給食よりお家のご飯のほうがおいしいもん」なんて言っていたことがあったので、途中から、「もう母のペースでやらせてもらいますよ、昼ごはんはふりかけご飯と味噌汁のことだってあるかもしれませんよ」と、楽なスタンスに切り替わりました。
また、登園する日は、半日のことが多かったのです。9時に行って12時半にお迎えだと、往復1時間、子供の世話して自分のお昼ご飯食べて、またお迎え、なんてやってたら、もうどっちが楽だか分かりません。しかも季節は夏至前後。12時の日差しのきつさと言ったらもう凄まじいものがあります。もう私も、「保育園に行ってほしい」願望を諦めました。
登園渋り 3ヶ月目(母はペースをつかんだ!)
諦めたので、本格的におこもり生活に入りました。真夏の時期だったので日中は家に引きこもり。朝夕のまだ過ごしやすい時間に近くの公園に行ってお水遊び。もしくは図書館。リズムもだんだんでき始めてきました。
雑誌のコドモエを親子できゃあきゃあ言いながら読み、工作やお料理も楽しんでやっていました。この3ヶ月目から、私が諦めたおかげで、毎日がとても楽しく過ごせるようになった気がします。
4歳になった長女は、ママとも一緒にいたいけど、お友達と遊ぶのも大好きです。公園に行って、一緒に遊べる子がいると実に楽しそうです。4,5日行かないと、だんだん保育園が恋しくなる、を繰り返している気がします。
ママじゃ応えきれないものがあるんだなーなんて私も感じました。保育園のお友達には「夏休みモードだからね」とか「秋休みモードだからね」とかなんとか、休みがちな理由を話しているみたいです。
大変だったこと
・近所の人とのトラブル
(これは本当に悩みでした。コロナで近所の方が在宅勤務になり、それでなくとも子供の足音がうるさいとお叱りを受けることに。。家中に防音マットを敷き詰め、日中はとにかく外で過ごすようにしてきました。今もいちばん気になるところです。。。)
・体力的にペースを掴むまでは大変
・仕事があると大変
(宿題のごとく、引き継げない仕事が残っていたので、もともと落ち着いた時期にやる予定だったんです。ところが、いざ始まっても、保育園に長女行かない。静かに待ってる、なんて言って、子供も1週間はがんばってくれました。でもだんだん、「かまってほしいー」が爆発。結局、登園しない→日中も集中してやれない→夜寝かしつけ後に対応することに。パパも休みの日は動員。この時は1番、自分よくやってると思ってました)
・1回の給食費は大人ランチ並みになる(5000円弱/月の給食費。登園が月2回なんてことも!笑)
・昼寝中に子供がひとり遊びできたのは助かった。4歳になり、一緒に寝るのは諦めて、私だけ寝てた。
良かったこと
・ずーっと子供と一緒なのでエンジョイエブリデイって感じ
(いろんな予定や天気もありつつ、週2,3回はピクニック。これは復職したら減っちゃうよなーと思います)
・「(私)なんでそんな保育園行かないの?」
「(長女)だってママと一緒にいたいんだ!」
「(私)えへへ★」みたいに、全力の愛を感じる。この半年、親子の絆は深まったはず笑
・食生活は良くなりました。お昼ごはんが自分一人だと、かなーり適当ですが、子供がいると多少気をつかうし、間食も子供と一緒なので。
書き出すと、これくらいなんですが、私は登園渋りにこたえてみてよかったと、すごーく思っています。それくらい、子供に関して知らなかったことに気づけたり、母として子供に成長させてもらったように感じます。自分のやりたいことがほとんど全くできないのは本当に残念ですが、まぁ、これも一つの人生経験かなと思っています。
気を付けてきたこと等
・とにかく防音。なるべく外出。(そのせいか、ベビー便秘ですけどね。)
・歩く。足は第二の脳って言うし。親子で運動不足防止。
・テレビつけない。まだ下の子にはあまり見せたくなくて。。復職までの下半期は、もう少し頼ってもいいかな?なんて思いました。
・せっかくだから、お手伝い・蝶結びを仕込んでみよう(トライ中)
あとは、児童館や子供広場で、「長女、こんな感じなんですけど大丈夫ですか???」と相談してきました。「わがままになっちゃうかな?」とか「刺激があった方がいいんじゃない?」と知り合いに言われることもあったし、私も「愛情不足なのかな?」と気になったので。
皆さん「そういうことありますよね、お母さん大変ですね。ママと一緒がいいっていうのにこたえてあげてるんですね」という感じで、「いやいや保育園行かせたほうがいいですよ」みたいに言われることはない気がします。(まぁ、そうやって受け入れて下さる方にしか、私が相談してないだけかもしれませんけどね~(笑))
もともと、上の娘は0歳10ヶ月で預けていました。預け始めるまでが、もっと短い人も長い人もそれぞれいますけど、子供はもっと一緒にいたかったのかなーなんて思います。なので、結果オーライ的な感じです。
絵本だったら
絵本「ようちえんいやや」(著・長谷川義史)がまさに、登園渋りを描いていると思うのですが、行きたくない理由に親子で笑っちゃうのと、最後は子供がいとおしく思えます。
同じく絵本「こぶたほいくえん」は、保育園の楽しさを描いていて、かわいいです。子供が大好きな絵本です。
*まとめ
保育園の待機児童問題が凄かったからなのか、登園渋りの情報があんまり落ちてなかったんです。でも今は思います、自治体・保育園・家庭的にOKなら、手元で育てるのもウェルカムじゃーないかと!(我が家は幸い、自治体・保育園的にも大丈夫でした)
まぁ、大変は大変だと思いますけど。まぁ、保育園行ってたって、大変は大変でしょうからね。コロナもあって、保育園をお休みさせてる先輩ママが周りにいたというのもあります。子供も親もそれぞれですから、周りのママさんたちを見ていても、いろんな判断があると勉強になります。
家で見ていたので、復帰時は、ペースつかむまで大変になるのは必至でしょう。(これはこれでまた書きたいです)それまであともうしばらく、「秋休み」モードな長女とベビーと、ゆったりでバタバタの毎日を駆け抜けていきたいと思います。
なるようにしかならない、というのを感じました~