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【おうち縁日】美味しすぎてゴメン!子どものおかわりが止まらない「あんず飴」の作り方
先週、先々週と週末に地元の夏祭りが3年ぶりに開催され、小学生以上の子ども達は各友人と約束してお祭りで過ごしたり、親は運営サポートや準備・片付けなどで、家族で終日祭りに参加していました。
人混みも多かったですが、コロナの影響でお祭りを知らないで成長してきた保育園組。矢倉や盆踊り、盆踊りの曲や出店なども初めてのことだらけで終始興奮気味でした。
お祭りのサポートの際に、関係者にペットボトルなどの飲み物を冷やしてお渡しするため、どぶ漬け用の牛乳パックに水を入れて凍らせた「牛乳パック氷」を沢山作りました。結局、数個しか使わず牛乳パックの氷が余ってしまった為、何か活用方法はないかなと考えたところ、ふと思いついたのが出店にあった「あんず飴」。
そこで、牛乳パック氷を使った本格的な「あんず飴」をおうちで子ども達と一緒に作ることにしました。
■過去(2019)のおうち縁日の様子はこちら>>
見た目も涼しい!簡単なのに美味しすぎる「あんず飴」の作り方
【材料】(8人分)
赤ちゃんせんべい・・・1袋
市販の水飴・・・2/1パック(約100g)
お好みのフルーツ缶詰(みかん・パイナップル・さくらんぼ・あんずなど)・・・1個分
トッピング(チョコスプレー・キャンディシュガー・パフなど)・・・適量
【道具】
木製のマドラーや割り箸・・・適量
ステンレス製のスプーン・・・1~2本
【下準備】
洗った空の牛乳パックに水を入れて、丸一日凍らせた「牛乳パック氷」を作り、あんず飴の土台を作っておきます。
【1】牛乳パック氷をパックから出します。周りの紙パックを剥がしてトレイに乗せて準備完了です。
氷が溶けて水が溜まるので、少し深さがあるトレイがオススメ。ちょうど良い大きさが無かったので、今回はトレイの代わりにお菓子の缶を使用しました。
【2】氷に、水飴を入れるための凹みを作ります。氷を削れるアイスピックがあれば簡単に凹みが作れますが、我が家にはそんな便利なアイテムが無かったため、スプーンを使用しました。
軽量スプーン(ステンレス製)の大さじを氷に押し当て、スプーンに熱湯を入れたり凹みに熱湯をかけたりなど、熱で少しずつ凹みを大きくしていきます。
【3】氷の凹み部分に半分にカットしたマドラー、水飴、お好きなフルーツを乗せます。
【4】最後にトッピングでデコレーションし、水飴が固まったら赤ちゃんせんべいに乗せて完成です。
水飴を容器から取り出す時はトロトロですが、氷の上に垂らした瞬間、急速に冷えて水飴が硬いテクスチャーになって表面がツルンと艶やかな光沢になります。
さらにカラフルなシュガーなどでトッピングをすると、艶やかな水飴にコーティングされた色鮮やかなフルーツが更に美味しそうです。
本来の出店のあんず飴は「最中の皮」をお皿にして提供されますが、スーパーに最中の皮のみが売っていなかったため、赤ちゃんせんべいをお皿にしてみました。
「うわ、キレイ!」「楽しい!!」と子ども達も目を輝かせながら作っていました。
無限に食べれる!優しい冷たさの水飴とフルーツが絶品!
肝心なお味は、出来立てのあんず飴は、フルーツの水分と水飴が歯にくっつかない程度に良い具合で口の中でとろけるのに、程よく冷えていてめちゃくちゃ美味しい!!
小さい子もあんず飴をお皿に乗せて、水飴をマドラーで赤ちゃんせんべいに伸ばしながら食べていました。赤ちゃんせんべいは最中の皮より厚みがあるので、ふにゃふにゃする事もなく、急いで食べきらなくても水飴が漏れることがないので小さい子には最適だと思いました。
デコレーションで子ども達に人気が高かったのはキャンディシュガー。見た目もキラキラで綺麗で可愛く、ジャリジャリする食感がザラメ煎餅のようで赤ちゃんせんべいやフルーツとも相性抜群でとてもオススメです。
「おかわり!」「次はみかんで作って!」「ひとり何個まで食べて良いの?」と、おかわりコールが鳴り止まず母はひたすら飴を作り続けていました。
あっという間に赤ちゃんせんべいも一袋なくなったので終わりにしようとしたら、水飴とフルーツで勝手に作り食べ始める小学生達。このあんず飴は氷が溶けるまで無限に量産できます。
エアコンが効いている室内で作っていたせいか全然氷が溶けず、200g以上あった開封したばかりの水飴が無くなるまで子ども達が食べ尽くす勢いだったので「次回に取っておこう!」と強制終了しないといけないほど、大好評でした。
使用した氷は、流し場に放置しておけば自然と溶けますし、割り箸やマドラーは使い捨てなので片付けも簡単です。
材料は100円均一やスーパーで全て揃い、コスパも良くて子ども一人でも作れてしまう、簡単で美味しい縁日で大人気の「あんず飴」。
おうち縁日をやる際や小さな子を招いてのホームパーティに、いつもと違う食べ物系のメニューや夏の風物詩を取り入れたい方にオススメです。
以上、「水飴」=「一休さん」の発想しかない昭和の人間、伊藤でした。
開封したての255gあった水飴が、1時間で半分消えました(笑)