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病児保育って実際はどうなの?1年間利用した感想まとめ!
病児保育、賛否(?)ありますが。
昨年春、職場復帰するにあたって病児保育の登録をしました。もちろん会社の制度として有給や看護休暇はあるので、まずはとりあえず登録しとくか的な感じで。登録だけなら無料だしね。
しかし蓋を開けてみると、結局1年間お世話になりっぱなし!本当に病児保育様々でした。そんな我が家での病児保育あれこれをまとめてみました。もちろん、システム・設備・料金は施設によって違うのであくまで参考までに…!
事前登録が必要です!
まず施設のHPから申込書をダウンロード。保育園情報・既往歴・予防接種履歴・アレルギー情報等を記入、母子手帳ののコピーを添えてFAXか郵送。
手続き完了の返事が来るまで1週間以上かかりました。当然ですが、熱が出てからでは遅いです。なので悩んでいるのであればまずは登録!何度も言いますが登録は無料ですので…!
いざ利用!
予約から預けるまでの流れは画像の通り。かかりつけ医に書類を書いてもらう必要があるので受診は必須。
当日は普段の保育園の荷物+食事や飲み物も持参なのでとにかく荷物が多い!重い!オムツがかさばる!書類に書くことも多い(連絡ノートの比ではない)ので準備は普段の保育園準備より遥かに大変です。
保育時間は8:30〜17:30。
保育園より短いので遅刻・早退は必須だけど、1日休と2時間休では有給の残もかなり変わります。本当にありがたいです。
もちろん、予約待ちになったりお断りされるケースも。
麻疹等、症状によっては病児保育でもお断り。真夏や真冬の風邪シーズンはキャンセル待ちがほとんど。当然だけど100%お願いできる訳ではないです。
基本的には空いてたらラッキー位の気持ちでいます。
周囲の反応は様々。
大体は以下の5パターン
男性上司「へぇ〜今はそんな所(病児保育)があるんだねぇ…(呆然)」
女性上司1「いいなー私が子育てしてた頃(20年以上前)は休むしか無かったんだよーうらやましい!」
女性上司2「そんなに無理して会社来なくて良いんだよ〜ボクちゃん寂しがってない??」
同年代ワーママ1「私も近所に病児保育あったら使いたいなー実際のところどんな感じ?」
同年代ワーママ2「うちは病児保育は考えてないなぁ。熱が出た時くらいは側にいてあげたいし…病児保育で新しい病気貰ったりしそうでこわいし…」
私の職場(部署)は管理者も含めほとんど女性。同年代のワーママも沢山いますが、意外と病児保育を利用しているのは(私が知る限りでは)私だけ。
上司・同僚の意見は年齢や性別は関係無く様々です。否定的な意見も無くはないですが、全然気になりません。後述しますが、本当に良いことが多いんですよね。
でも利用しないワーママ仲間の気持ちも解ります。
どうかと聞かれれば「すっごく良いよ!おすすめ!」とは言いますが、プレッシャー(?)にならないように言い方には気をつけてます。難しいですね…。
良かった点その1:さすがプロ!小児科も併設なので自宅で看るより安心かも…
お昼時間帯に併設の小児科のドクターが診察してくれます。また体温も1時間起きに計測、食事や水分の摂取時間、オムツを替えた時間まで記録して、お迎え時に画像のような報告書として渡してくれます。
マメに保冷剤を替えてくれたり酸素濃度を測ってくれたり、家では出来ないようなケアも。保育士さん・看護師さんは病気や薬に対する知識も豊富で送迎時に色々相談も出来て本当にありがたいです。
良かった点その2:少人数制、おもちゃ・DVD・絵本も沢山!
定員4人に対して保育士さん(看護師さん)2人。なので「放っておかれる」「何かあったとき気がついてもらえない」可能性はほぼ無いです。
ほとんどつきっきりで遊んでくれるので息子は病児保育の先生が大好きです。
また、家には無いオモチャやトミカの設備(大型駐車場とか)、沢山の絵本、おもちゃに飽きたらDVDを見せてくれるなどとにかく子供が喜ぶものがいっぱい。
ごはんやおやつの時間も1人1人の体調や様子に合わせてくれて、お昼寝も好きなだけ寝かせてくれるし、とにかく子供が心地よく過ごせるようにしてくれてます。部屋も明るくキレイで、「病児保育」のちょっと暗いイメージは見事に覆されました。
気になる利用料・そしてデメリットは?
同僚の心配事にもありましたが、病児保育で新しい病気を貰ってくるリスクはもちろんゼロではないです(施設の注意事項にも記載があり、了承の上で預けます)。
ただし、隔離が必要な子は専用の個室もあり、衛生管理はかなり徹底してるように感じます。我が家に限っては、病児保育で新しい病気を貰ったことは今まで一度もありません。
前述のとおり、辞退することもありますが…。
そして利用料。私が利用している施設は2000円/1日です。施設によるかと思いますが、2〜3000円/1日の所が多いみたいです。
意外と安い!というのが最初の感想でしたが、連続して3日お世話になったり、間を空けて月5日利用したりした日には結構家計に響きます。この辺はパパや財布と要相談ですね。
しかし、市町村や会社の福利厚生で補助金が出るケースもあるようです。色々調べて利用できる制度はどんどん使っていきましょう!
病児保育はワーママの強い味方!悩んでいるなら一度利用してみるのも手!