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七五三の髪飾りに!100均材料でできる簡単「つまみ細工」5選

七五三の髪飾りに!100均材料でできる簡単「つまみ細工」5選

「つまみ細工」とは、江戸時代から伝わる日本伝統文化のひとつ。作り方はとても簡単で、材料もほぼ100円ショップで揃えられます。娘の七五三の髪飾りにも使える?と淡い期待をしつつ、ヘアアクセサリーづくりに挑戦! 今回は初心者でもすぐトライできる作り方の基本をお伝えします。

つまみ細工とは

「つまみ細工」は布を折って、つまんで作ります。七五三や成人式、結婚式など、和装の際の髪飾りに使われているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
今回初めて挑戦しましたが、とても簡単で楽しいので、手芸が苦手という人にもおすすめです!

用意するもの

・ハサミ
・ピンセット
・布用ボンド
・和柄の布
・パールビーズ
・ヘアピン・バレッタ 作りたいヘアアクセの台座

つまみ細工の基本は「丸つまみ」と「剣つまみ」

つまみ細工で作品を作るときに、もっとも基本の型が「丸つまみ」と「剣つまみ」です。
・丸つまみ 丸みをもった形で、かわいい印象の花弁によく使われる
・剣つまみ 剣のように鋭い形をしていて、クールな印象の花弁や葉っぱなどを作る時に使われることが多い

「丸つまみ」の作り方

では、まず「丸つまみ」から作っていきましょう。

【作り方】
1.3センチ角の正方形に布をカット
2.正方形の布の3点にボンドをつけ、三角形を作ります
※ボンドはお弁当用のおかずカップなどに出して使うと便利! ボンドの量は楊枝の先を使ってほんのちょっとのせる程度で大丈夫です

3.ヒラヒラする方(写真下部)を下にしてピンセットで挟みます。下から上に向かって角を持ち上げ、それぞれを二つ折りにします。

4.下から上に向かって左右それぞれ角を持ち上げ、頂点を含め、3つの角が集まった部分にちょっぴりボンドをつけます

5.ボンドをつけたところを洗濯ばさみなどで押さえて接着させます

★1~5を繰り返し、同じものを6個作ります

6.3センチ角の正方形の布全体にボンドをたっぷりつけます

7.洗濯ばさみで押さえて止めた先っぽと、余計な糸が出ている布の平らな部分をカットします
※この時、先っぽを切りすぎてしまうと、布がほどけてしまいます。余計な糸が出ている平らな部分は、中心から、外側に向けて少し斜めに切ると土台に置いた時に高さが揃ってキレイな仕上がりに

8.余計な糸を切った平らな部分にたっぷりボンドをつけて、土台(6の3センチ角の正方形の布)に置きます。
※土台に置いたあと、外側の花びらの部分(2か所)を少し広げるようにするとキレイな花に仕上がります

★7~8を繰り返し、同じように6個分繋げていきます

9.お花の形になったら、花びらの中心の盛り上がっている部分をピンセットの反対側でおさえて平らにします。
10.中心にボンドをたっぷりつけたパールビーズをのせます。1~10までで基本の「丸つまみ」が完成です
※ボンドは乾くと目立たなくなるので、ビーズを沈み込ませるつもりで多めに使用して大丈夫です

「剣つまみ」の作り方

次はバリエーションとして花びらがツンと尖っている「剣つまみ」の作り方です。
★1~3までは「丸つまみ」と同じです!

4.ヒラヒラを2つまとめて上に持ち上げ、3つの角が集まった部分にちょっぴりボンドをつけます
※「丸つまみ」はヒラヒラを左右に広げましたが、「剣つまみ」はヒラヒラを広げずそのまま折り曲げます。こうすることで尖がりを出します
5.ボンドをつけたところを洗濯ばさみなどで押さえて接着させます

★1~5を繰り返し、同じものを8個作ります。

6.3センチ角の正方形の布全体にボンドをたっぷりつけます
7.洗濯ばさみで押さえて止めた先っぽと、余計な糸が出ている布の平らな部分をカット。
※この時、先っぽを切りすぎてしまうと、布がほどけてしまいます。余計な糸が出ている平らな部分は、中心から、外側に向けて少し斜めに切ると土台に置いた時に高さが揃ってキレイな仕上がりに
8.余計な糸を切った平らな部分にたっぷりボンドをつけて、土台に置きます
※「丸つまみ」と違い花びらの数が多いので、花弁を対角線上に置くと左右対称にうまくいきます。土台の足は広げずそのままに

★7~8を繰り返し、同じように8個分繋げていきます。

9.中心にボンドをたっぷりつけたパールビーズをのせます。1~9までで基本の「剣つまみ」が完成です

アクセサリー作り

基本のパーツができたら、あとは自分好みにヘアアクセを作りましょう。今回は以下の5つを作りました。

■パッチンどめにつけて、簡単ヘアピン
■ゴムにつけてヘアゴム

ひとつのアイテムにひとつのお花(パーツ)をつける時は、つけたいところにボンドで接着。グルーガンなどがあるとより簡単に接着できます。

■Uピンにつけてかんざし

布を二つ重ねたり、花弁の数を少なくしたり多くしたりすることで、さまざまな種類のお花ができあがります。

■つまみ細工のバレッタ
バレッタなど、のせる面がまっすぐでないものには、プラバンの透明な板がオススメ。何種類かのお花を一緒にのせるとかわいい飾りができます。

■七五三にもピッタリヘアクリップ
ヒモなどを組み合わせると、揺れるタイプのかわいいヘアクリップも作れます。七五三の着物や、浴衣に合わせてみてはいかがでしょうか?

布を使っているのですが、使用するのは「針と糸」ではなく「ハサミとボンド」。そのため、手芸より工作している気分で作ることができるので、手芸が苦手で不器用な私でもなんとか形にすることができました!

布を重ねてみたり、和柄ではない洋風な布を使ってみたりと、アイデア次第で可能性は無限大。ぜひ自分だけのオリジナルを作ってみてくださいね。

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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