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高1男子が子宮頸がんワクチンを受けてきました。副作用は?効果は?
子宮頸がん検診、行っていますか?女性なら誰でも発症する可能性があり、自覚症状がないまま進行してしまうので、気付いたときにはもう・・・というこわい病気です。お兄ちゃんが小さい頃から、かかりつけの小児科医に自費でも受けた方がいいと言われていて気になっていた子宮頸がんワクチン。アメリカやイギリスなど20ヶ国以上の国ではすでに男子の公費接種が行われているとのこと。この度わが区で15歳男子までのワクチン費用が助成されることになったので、さっそく受けてきました。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)とは
子宮頸がんワクチンは、HPVワクチンといいます。女性の子宮頸がんを予防するものです。が、実は男性にも効果があります。まず、パートナーの女性の子宮頸がんを予防できるということ。また、中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマなどの原因と考えられているHPVへの感染予防になります。かかりつけ医にオススメされたこともあり、ずっと受けた方がいいよなぁと漠然と思いながら過ごしていました。
副作用が強いイメージ
子宮頸がんワクチンと言えば、接種が始まった当初、副作用が話題となりました。当時、社会復帰ができないほどの副作用が出てしまった子たちの特集をニュースでよく見た記憶があります。今回、男の子も助成されるようになったことを知り、改めて副作用について調べてみました。すると、重篤な副作用が出る確率は0.005%と統計が出ていることを知りました(下部に厚生労働省のリンクあります)。
子どもに効果と副作用について説明し、打つか打たないか決めていいこと、打つなら今年度中に3回接種が必要なことを話しました。そう、ガータジルという今回接種するワクチンは3回接種が必要なのです(女の子は3種類のワクチンから選べます)。少し悩んだ末、「予防になるなら打ちたい」と言うので接種することになりました。
いざ予防接種1回目へ
発熱や接種した部分の腫れや痛みが出る可能性もあるため、当日と翌日に大事な予定がない日を選びました。病院でも、副反応が出る可能性があるので接種後30分は院内待機をするよう言われました。親子で少しドキドキしながらいざ注射・・・
「はい、終わり〜。」あっという間に終了。その後院内待機しましたが特に大きな副反応が出ることもなく、インフルエンザの予防接種後みたいに少し腕が痛い気がするな〜と言っていました。翌日もその後も何もなく、無事終了です。
2ヶ月後に2回目、初回接種から6ヶ月後に3回目。
2回目も何事もなく終わり、残すは最後の一回。ちなみに今回予防接種に行った病院は、365日夜までやっている小児科です。関東を中心にあるいわゆるチェーンの小児科で信頼でき、忙しい高校生には助かる365日年中無休。予約も変更もネットでスムーズにできるので助かりました。
女の子はもちろん、男の子にもメリットが大きい子宮頸がんワクチン。助成のある行政も増えてきていますので、ぜひ調べてみてください。
将来的に日本でも男の子の接種が推奨されそうですね