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ウタマロクリーナーvsセスキ激落ちくん、わが家の2大戦力を徹底検証
さまざまな住宅用洗剤を持っているわが家。ネットで話題になっていたり新発売されていたりすると、つい試してみたくなり買ってしまうんです…。
中でもリピ買いし、出番が多いのが「ウタマロクリーナー」と「セスキの激落ちくん」。
でもよく考えると、用途が似ているような…?両方とも泡で出てくる点でも同じだし、値段も400円程度と変わらない…。そこで今回は、この2つを使い比べてみたいと思います。
中性で安心!ウタマロクリーナー
泥汚れといえばウタマロと言っても過言ではないくらい、大人気石鹸ウタマロのスプレー版です。
こちらは手肌と環境に優しい中性なので、気軽に使えて重宝しています。また香りがさわやか!グリーンハーブの香りだそうで、掃除をする気分を上げてくれます。
基本的には家中どこでも使用できるのですが、裏書きにあるように水拭きできない場所や天然素材・銀製品など、使用できない場所もありますので、必ず読んでから使ってくださいね。
油汚れ・水アカ・湯アカ・手アカもしっかり落とすと書いてあります。すごい!なんて万能なの!!
洗剤不使用!セスキの激落ちくん
こちらはナチュラルお掃除の定番となったセスキが使いやすく泡になって出てくる、その名も「セスキの激落ちくん」です。しかも水からできている電解水が使用されているので、酸性汚れに強いのに洗剤不使用という、子育て世代にうれしい存在です。
アルカリ性ということで、酸性汚れに強いこちら。とびちり油汚れや、手アカ、ヤニ汚れに強いそう。匂いがないので、シーンを選ばず使いやすい。
2つを比べてみる
こうやって2つの特徴を書き出してみると、中性と酸性というところは違うものの、油汚れ・手アカに強いという用途がほぼ同じなんですね。
あまり気にせず、そのときの気分で使っていた私。せっかくなので、同じ汚れで両者を比べてみることにしました!
日常使いをすることを想定し、
・キッチンの油汚れ
・コンロまわり
・お風呂の床
・壁の汚れ
この4箇所で使った結果で、両者を比べてみたいと思います。
その差がはっきり出た!油汚れには…?
去年三男を出産したのを言い訳に大掃除をやらなかったため、キッチンの換気扇周りはギトギト…
さっそくそこに、両者をスプレー!
左がウタマロクリーナー、右がセスキの激落ちくんです。それぞれ3プッシュまいてスタートです。
汚れにしっかり留まっているウタマロに対し、スプレーをした瞬間から右の激落ちくんは泡が流れ始めました!!アルカリ性なのに?!と思いきや、流れ落ちる液をよく見ると…
汚れも一緒に落ちている!!すごい!!
液垂れしているというより、汚れを溶かしつつ流れている感じです。前回掃除したのは確か一昨年の年末…?いやもっとまえだったかな?という、いつからあるのか分からない油汚れを、即流れさせる激落ちくん、素晴らしいです!
結局、最初の3プッシュで拭いた結果、このようになりました。さすがに全部とはいきませんが、かなりキレイになりました。
こちらはウタマロクリーナー。最初の3プッシュ後、激落ちくんでの掃除時間5分程度を置いたあとに拭き取った結果がこちら。激落ちくんに比べ、まだ拭きあげた部分もベタつきが残っています。
その後、泡を足す→拭くを繰り返すこと数分…
結構大変ですが、上の方にも泡がとどまってくれるので、プッシュ後時間をもっと置いてから拭けばいいかもしれません。
結果は、こんなにきれいになりました。
仕上がりは両者とも申し分ありませんが、拭きあげの楽さ、使用量、仕上がった時の触った感じの3点で、激落ちくんの方がギトギト油汚れには向いているように思いました。でも、中性なのにここまで落とせるウタマロクリーナーも、さすがです。
これまた一目瞭然!お風呂場の床は…?
お風呂を洗うときに必ず擦っているのですが、気づくと黒ずんでいるお風呂の床。今度はこちらで試してみます。
換気扇同様、左がウタマロクリーナー、右がセスキの激落ちくんです。それぞれ3プッシュほどして置くこと15分。それぞれお風呂ブラシで軽く擦って流してみると…
分かりますか?!ウタマロクリーナーを使用した部分の汚れが落ちています!!
噂では聞いていたのですが、本当に汚れが落ちるなんてうれしい!残念ながら、激落ちくんの方では大きな変化は見られませんでした。
もうこちらは文句なしに、ウタマロクリーナーが向いていますね。もっと時間を置いたり擦ったりすれば激落ちくんも良い結果になったのかもしれませんが、今回は普段使うという部分に重点を置いたので残念な結果に。
残念ながら、あとの3カ所は…
こちらがコンロまわりの油汚れ。
もちろん、左がウタマロクリーナーで右がセスキの激落ちくん。
拭きあげると…
おおー!両者とも簡単にきれいに!!さすがにこびりついた五徳まわりの汚れは落ちませんでしたが、この程度の油汚れは両者とも差は感じられません。
お次は壁の汚れ。
もちろん左がウタマロクリーナーで右がセスキの激落ちくん。
拭きあげた結果がこちら。
肉眼ではその差が感じられず。両者とも同じように白くなっているのが分かります。
手アカの部分で試したので分かりにくい画像になってしまいましたが、もっと分かりやすい鉛筆汚れや泥汚れなどは、どちらを使っても簡単に落とすことができますよ。
結果発表
どちらも優秀過ぎて、簡単な油汚れ(コンロまわり)や手アカ(壁)では差を感じることができませんでした。ですが、長年の積もり積もった汚れの結果を考えると、
油汚れ=セスキの激落ちくん
ということで、キッチンまわりはセスキの激落ちくん。
皮脂汚れ=ウタマロクリーナー
ということで、その他家の中はウタマロクリーナー。
わが家では、このように使い分けていこうと思いました。もちろんどちらか一方でも十分対応できますが、それぞれの特性を理解した上で使い分けたら、さらに家事が楽にできるのではないかと思います。
なんとなく持っていたこの2本、実はものすごい実力の持ち主でした