2歳息子がめくりまくる「すうじのかくれんぼ」、私も気になるページが…！

1はいちご、2はにわとり・・・

このシールがカラフルでとってもかわいくて、まだ数字を知らない2歳の息子といっしょに「いーち、にーぃ」と言いながらシールを指さし。
絵本自体は持っていなかったので、「きっと1はいちごかな、2はにわとりで・・・」と想像していると、「9は・・・？」と行き当たりました。

結び付けていくと、最後まで残ったのは、きつね。9はきつね！？
9というと、きゅうりとか、きゅうきゅうしゃとかかなあと思っていたので、すっごく意外。
そしてなんだかそれがすごく気になって、絵本も買うことに！（どんな理由やねん）

2歳の息子の反応は？

今まで、くるまの絵本ばかりに興味を示していた息子。
この絵本もどうかな・・・と思っていたところ。
渡すなり、数字のところをパタン！キャハハ！
ひとりで笑いながらじゃんじゃんめくっていくではありませんか！
この反応にはびっくりしました。

大きい数字がめくれるようになっていて、そこからちょっとだけイラストが顔を出しているページ。
めくってイラストがぜんぶ見えたときの、息子の目のキラキラが可愛すぎる～！
数字をめくるという動作も、自分でできることがきっと嬉しいんですね。
（数字はかたちにそってくりぬかれていて、その制作技術もとっても興味深い・・・！）

気になる9のページ

じゃんじゃんめくる息子が落ち着いてから、わたしもゆっくり読んでみると。
それぞれのイラストが躍動感あって、数字以外にひらがなや英語の記載もある！
これは上のお姉ちゃんたちも楽しめそう。

そして気になっていた9のページ。
ほう、やっぱりきつね！9ひきのきつねが、いろんな顔で、こんこんこんとそこにいました。
「どうしてきつねなんだろう？」というわくわくした気持ちがさらに湧き、恐る恐るおたずねしたところ・・・なんと作者のいしかわこうじさんから回答をいただきました！

9をきつねにした理由

“9を、きつねにした理由ですが、絵本全体を考えた時に、きゅうり より　きつねの方がかわいくて美しい画面になるし、意外性もあると思いました。また、九尾の狐、という伝説の動物のことも、頭にありました。きつねたちを、生き生きと描けたので、気に入っています。”

（いしかわこうじさんより・掲載許可いただいております）

なるほど～！！
なにか理由があるのではと魅力を感じるページだったので、九尾の狐のことも知ってすごくうれしくなったわたし。
いしかわこうじさんが生き生きと描けたとおっしゃっていたきつねたちを、ぜひ絵本で見てみてください！
そしてさいごのページには、もっとすごい数の・・・！
このページもわたしはお気に入りです。

あっ！とおどろくしかけえほん

絵本をめくりまくっている2歳の息子も、だんだん1はわかってきたよう。
この絵本で数字を覚えられる日は、もうすぐかもしれません。