更新 :
もう申請した?東京都民限定!子ども一人当たり月額5000円支給される「018サポート」
気づけば9月も終わり、秋が終わると、いろいろ書類を整えたり、申請をしたりと忙しい年末が迫ってきます。
そんな中、都内在住の0歳から18歳までの子供を対象に月額5000円(年間最大60000円)を支給する東京都が始めた「018サポート」。出費が何かと重なる年始の1月に一括支給される、大変助かる手当てですが、皆さんはもう申請しましたか?
018サポートとは?都内に在住する子ども1人につき月額5000円支給されるよ!
この「018(ゼロイチハチ)サポート」の目的は、子育て支援の一環で、子どもの育ちを切れ目なくサポートするため、都内在住の子供に月額5000円を支給する東京都の施策です。
令和5年9月1日から申請の受付がスタートしていて12月15日までに申請をした場合は令和6年の1月に一括で12ヶ月分、60000円が支給されます。
対象者は都内在住の0歳から18歳までの子どもで、都内に在住していた月数に応じて、支給額が決定されます。各月1日時点での在住状況を確認し、受給するには、保護者又は本人の申請が必要です。
申請方法や必要な書類は?子どもの医療証が便利だった!
018サポートの申請は専用サイトで行うので、パソコン又はスマートフォンがあれば申請が行えます。
必要な書類はまずは本人確認書類として、申請者ご自身のマイナンバーカード1点。又は、運転免許証やパスポート、在留カードの場合は2点必要です。
次に018サポート対象者(子ども)の保険証・医療証・住民票の写しのいずれかの身分証が必要となります。
さらに、振込み口座を確認できる書類(通帳やキャッシュカード)も必要です。
マイナンバーカードのICチップを読み込む方式での申請者の本人確認を行うためには、専用のアプリ「TRUSTDOCK」のダウンロードが必要となり、この方式での本人確認をする場合は、あらかじめアプリのダウンロードをしたり、各書類の準備をしてから申請を始めると比較的スムーズに行えます。
018サポートの新規ユーザー登録を行い、手順に沿って申請を進めていきます。
申請には必要書類の画像をサイトにアップロードすることで行えますが、ここでちょっと面倒な作業が発生。
対象者(子ども)の提出書類にマイナンバー(個人番号)や保険者番号等の記載がある場合は、アップロードの際に該当部分を隠すマスキング処理が必要です。カメラで写しただけではマスキングの処理ができないので、写真を撮る前に該当箇所を付箋やメモなどで隠したり、ペイントアプリで黒色に塗り潰したりと処理が必要になります。
個人情報の観点の問題があるのは分かりますが、写真で撮った画像をそのまま提出できない点は対象者(子ども)が多い家庭やスマホ操作が苦手な方には、手間がかかるなぁと感じました。
そんな中、対象者(子ども)の身分証の書類で便利だったのが「子どもの医療証」です。
マスキングに該当する情報の記載もなく、住んでいる自治体が発行している子どもの身分証なので、特にマスキングの作業不要で医療書を撮った画像だけで申請ができた点は、手間が省略できて便利な身分証だと感じました。
注意点は?申請しないと受給できないから忘れずに!
018サポートの申請はパパが行ってくれましたが、子どもの人数が多いので生年月日と名前を全員分入力し終わる前にタイムセッション切れで最初の画面から・・・など、子沢山あるあるのトラブルで1時間ぐらい苦戦していました(苦笑)
018サポートはwebの申請のため、締め切り間近の12月になるとサイトにアクセスが集中してしまい、申請のページが表示されない!入力途中でサイトが固まってしまった!などサーバー負荷によるトラブルが想定されます。
実際、申請が開始された直後に手続きを行いましたが、夜中に申請していたにも関わらず最初はサーバーの負荷でサイトに繋がることも出来ず。
我が家のように多分、夕方から夜にかけて申請するご家庭が多いので、夜より朝方の方が意外とスムーズに申請できるのかなぁと感じました。
また、新規申請の項目に「配偶者等からの暴力で避難している方の新規申請」「里親等による新規申請」などがありました。
その項目があるということは、条件に当てはまる家庭があるという状況です。子どもに手当てや施策はありがたいけど、スムーズに申請や利用できる家庭も少なくはなく、様々な親子の形や背景、家庭の事情があるんだなぁと夫婦で感じました。
「全ての子どもが平等に」
様々な家庭があるので、すぐに解決できない難しい問題ですが、決して目を背けてはいけない課題だと思います。
社会や大人が子どもの未来のために具体的にできることを考える機会にもなる「018サポート」でした。
所得制限なしの子どもの為の給付金は本当にありがたいです!まだ申請していない方は年末のドタバタの前に必ず忘れずに、そして先延ばしにせず、早めに手続きすることをオススメします!
以上、子どもの手当ては丸っと食費や生活用品費に溶けていく伊藤家でした。