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商品を仕入れてお店を開店! おこづかいが欲しい息子が考えた 『小売業アイデア』に大人感服
7歳息子と4歳娘、4歳はまだ早いけれど7歳はもうそろそろお小遣い制度を決めようか…どうしようかなぁと夫婦で考えていた矢先のこと。息子が「お小遣いほしいなぁ」とつぶやき始め、「また考えるわなぁ」と先延ばしにしていた私達。すると、段ボールを使って何かを作り始めました…!
元々、つくることが大好きな息子。宅配で届いた段ボールを毎回欲しいというので、なるべく綺麗なものを渡しているのですが、その段ボールを使って夢中になって作っていました。それがこの、アタリとハズレが入った箱。抽選箱のようですが、当たると何かもらえるという仕組み。1回10円で遊べます。(変動あり…)
…そう!自分で考えた装置でお小遣いを稼ぐことを思いついたのです!なんと、これは面白い…これなら自然にお金を手に入れることができます。息子は夜寝る前にリビングテーブルの上に箱を置いて、朝になれば入っていないかな♪と楽しみにしているのです。。親としては「そんなん、やるしかないやん…!!」と(笑)適度にチャリン。箱の中もお金が移動するように仕組みが考えられています。試行錯誤しながら作っていました。
そして、そこで貯めた資金で、お店を作る!と言い出し、駄菓子屋さんにお菓子を仕入れにいくことに。
習い事で「小売」について学ぶ機会があり、その影響が強いためか学んだことを生かして、お小遣いを貯めるためにと、家の中でお店を開き始めた息子。なかなか考えたなぁ…と息子の思いついた行動に感心することばかりでした。
やってみる、考える、を大切に
最初は駄菓子屋さんに行き、うまい棒30本セットを389円で購入。1本当たりの値段を計算し、儲けが出るように値段を考えていきます。まだまだ小学2年生なので分からない部分は私達が協力していきますが、基本的には自分で【考える】ということを大切にし、ヒントを出しつつ一緒に考えていきます。
初めての取り組みなので複雑になると思い、お店を比較してより安く仕入れて…などは特に考えなかったのですが、たまたま後で寄った100均のお店で、うまい棒が30本セット324円で売られていて、「こっちの方が安かったなぁ」となりましたが、これも勉強♪ 追加でベビースターなど、 自分のお小遣いの中で買える必要なものだけを買い、帰宅。そして家にあった飲み物も仕入れて、お店が開店しました!!
100均のお店では、在庫を入れておくケースと売り場のカゴを購入。息子は、まずはやってみたい!という気持ちが強く、「早く帰ろうー!」とワクワクしている様子でした。
うまい棒コーンポタージュ味を積み上げて、手書きのPOPをつけて販売開始!妹もやってみたいー!が強く(兄と同じことがしたいよねぇ…)それを考えてか、お店の名前は自分と妹の名前を入れて○○スーパーとしていました。段ボールを電車ごっこをする時のような形にカットし、その中に入り「いらっしゃいませー♪ 何にしますか」と目をキラキラさせています。
折り紙で名札も作っていて、フルネームで書かれていて、「店員」って書いたはずの文字が「ていん」ってなっているし、もう色々可愛くて…頑張っている様子を間近で見て、沢山購入したくなりました(笑)
手書きのPOPが面白い!
これも習い事で小売の授業の際に、仲間と駄菓子屋さんをしたことでの影響なのですが、自らPOPまで書いて商品アピールをしていたことが、面白い♪ 利益率が高い値段設定ですが(笑)これは買ってしまいますね…!考えながら、あげすぎないようにとは思うのですが、それでも自分で考えて行ったことは沢山褒めてあげたいと思いました。
何より息子が本当に嬉しそう、楽しそうに商売をしているので、それが私達も嬉しい♪
ちなみにこちらも24時間営業…!夜な夜な起きている父ちゃん母ちゃんに向けて、無人販売が行われます(笑)
10円単位の話ですが、塵も積もれば山となる。私達の思いが膨れ上がり、息子は一気にお金持ちになりそうです…!
しかし、ほんと子どもの発想、創造力は面白い!色々な刺激を子どもから受けながら、私も面白いこと考えていきたいなと思いましたし、「やりたい」と思うことへの手助けをしていけたらなと思いました。
お店はまだまだ始まったばかり。これから商品がどんどん増えていきそうです♪