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【子乗せ電動アシスト自転車】1年半悩んで結局買った話。その決め手は?

【子乗せ電動アシスト自転車】1年半悩んで結局買った話。その決め手は?

こんにちは!あんふぁんメイト9期生のみぃです。

1年半悩んだ末、先日、ついに子乗せ電動アシスト自転車を購入しました!
・電動アシスト自転車はママにとっては必須アイテム
・持っていたら世界広がるよ
などなど、今、住んでいる地域へ引っ越した際、友人、先輩方からたくさんのアドバイスをいただきながらも、新しい土地で長男をベビーカー、次男を抱っこひもで人のいない公園(コロナ禍のため)を探し歩き回った一昨年。
そして昨年4月、保育園入園が決まった際も、一度は購入を検討し、試乗までしたものの、再び友人、先輩方からのアドバイスを振り切り、わが家は「徒歩で保育園送迎」を選びました。
なぜか?
たしかに自転車があれば便利だとは思ったのですが、やはり高額商品。
即決はできず、考えに考え抜いた挙句、その時はそこまで必要性を感じず、歩いていけるし、働き始めたら私の運動不足解消にもなるし!と思っていました。

わが家から保育園までは、坂道を徒歩15分ほどの距離です。
入園~秋ごろまでは、なんとか行けたのですが、冬ごろから子どもたちの体重が増えたのか、冬で私の体力が落ちたのか、本当に毎日息切れで・・真冬なのに保育園到着時にはコートの下に汗!
帰り道はその逆です。
下り道を15分。
入園時よりもはるかに成長とともに活発になった子どもたち。
ベビーカーから降りて、走ったり、止まったり、脱走したり。
15分では帰れない・・・だいたい30分~45分。
もう極寒の中、毎日1万歩越えでした。
ひたすら自分に「1万歩で健康に!」と言い聞かせ、日々闘ってきましたが、本当にもう毎日クタクタで、自転車の必要性を痛感し、ようやく購入という決断にいたりました。
今回、もうすぐ4月からの新生活に向けて子乗せ電動アシスト自転車の購入を検討されている方、そして子乗せ電動アシスト自転車の購入を迷われている方へ比較検討の参考になればと思い、
・自転車メーカー大手3社(ブリヂストン、ヤマハ、パナソニック)
・3人乗り子乗せ電動アシスト自転車(前かご部分がチャイルドシートになっているタイプ)
について、昨年4月に一度購入を検討した際に集めた情報と、今回(令和4年2月)の情報をまとめてシェアさせてください。

※今回、異なる時期(令和3年4月、令和4年2月)に異なる自転車屋さん(A、B)の店員さんに教えていただいた意見や情報、そして私個人が試乗した際の感想をご紹介しています。
あくまですべて個人的な見解・感想ですので、あたたかい目でお読みいただけますと幸いです。

比較ポイント1:子どもを乗せる人数と年齢

まず子どもを乗せる人数とその年齢によって選択肢が変わってきます。
わが家は4歳と2歳(2学年差)の子ども2人を乗せての保育園送迎用のために必要なので、子どもが6歳と4歳になるまで使えるものでなくてはなりません。
前にかご(荷物を入れる用)があり、フロントチャイルドシートを後付けする3人乗りタイプは、フロントチャイルドシートが1歳以上3歳未満(8kg~15kgまで)とあり、わが家は年齢オーバー。
したがって、ブリヂストン、ヤマハ、パナソニックの3人乗り子乗せ電動アシスト自転車(前かご部分がチャイルドシートになっているタイプ)である

・bikke POLAR/ブリヂストン
・PAS Kiss mini un SP/ヤマハ
・ギュット・クルーム/パナソニック
の3択となりました。
(以下の比較検討は社名で記載させていただきます)

比較ポイント2:車体の長さとスタンド

みなさん、棒の両端に重い物を乗せて歩くとき、短い棒か長い棒、どちらの方がコントロールしやすいと思いますか?
自転車も同じで、運転手を中心に両端に子どもを乗せて走るので、コントロールという面からは、車体が短い方が扱いやすいそうです。
ただ安定感という面からだと、車体が長い方が安定するとのこと。

車体が長い順に
(長)パナソニック→ブリヂストン→ヤマハ(短)です。
その差はというとたった約5cmほどのことなのですが、この5cmを大きく感じるのは、スタンドを立てるときです。
身長165cmの私が試したときに、ヤマハが一番やりやすく、パナソニックは足を遠くに伸ばさないといけない感覚がありました(慣れれば大したことはない気がしますが)。

実際にスタンドを立てるときは、子ども2人+車体で50kg以上を操ることになるので、スタンド感覚はぜひ購入前に一度確認した方がいいと思います。

比較ポイント3:荷台の幅

基本的に子乗せ電動アシスト自転車は、どれもタイヤの幅が一般的な自転車よりも広く設計されていて、安定感があると思うのですが、荷台については、微妙に3社が違います。
荷台幅はブリヂストンが広く、ヤマハとパナソニックはだいたい同じくらいでした。
したがって、ブリヂストンは後ろにつけるチャイルドシートがブリヂストン純正のものしか取り付けられませんが、残り2社は汎用品でも取り付け可能です。
(2022年モデルからヤマハもヤマハ純正のもののみ取り付け可と仕様変更されています)

比較ポイント4:前方のチャイルドシート

前方のチャイルドシートはお子様(1歳以上4歳未満)が運転手よりも前に位置するので、その安全性はとても気になるところだと思います。
ガード力については、話を聞きに行った自転車屋さん2店舗のどちらの店員さんも、ヤマハをオススメされていました。
繭型でお子様の胸元あたりまでカバーで覆われる設計になっているので、一番ガード力があるとのことです。
またワンタッチでそのカバーを外せるので、お子様を乗せやすそうでした。
ただ、フットレスト横に隙間があるので、お子様を前に乗せなくなったときに、荷物用のかごとしては、物が落ちる可能性があるかもしれません。

パナソニックはママたちに大人気、安定の「combi」さんとのコラボ商品なので、安全性や信頼度は高いものだと思います。
その点、ブリヂストンは、元祖子ども乗せ前かごのような形状ですが、フットレストがぴっちり閉まるので、将来的に荷物用かごとしても継続して使えそうです。
また、乗車したときに足が当たるかどうかも試乗するときに確認してみてくださいね。
わが家は、夫も乗るので、一緒に試乗しましたが、ヤマハは足が当たる(車体が短いから?)と言われ、店員さんがとてもオススメしてくださったのですが、かなり早い段階で断念せざるを得ませんでした。

比較ポイント5:漕ぎだすときの感じ

ブリジストンとヤマハはモーターがペダルを漕ぐ力をアシストし、後ろから押してもらっているような感覚のアシストです(どちらもヤマハ電動機さんのモーターだそうなので、納得の感覚でした)。
一方、パナソニックは、漕ぎだすと同時にスタートダッシュ!というような勢いで漕ぎ出しをアシストしてくるので、最初乗ったときは少し驚きました。
慣れてくれば感覚でわかると思うので、慣れるまではビューンと漕ぎ出さないように気を付けてくださいね。

比較ポイント6:その他機能と購入時期について

大きな違いは比較ポイント1~5でお伝えしてきました。
その他、3社それぞれの機能があります。
例えば、ハンドルロックがブリヂストンは手動ですが、パナソニックやヤマハは自動だったり。
また充電時間や走行可能距離も微妙に数値に違いはあるものの、私(保育園の送迎用に使う)にとってはあまり大差はなかったため、今回の比較検討材料とはしませんでした。

購入時期については、少しでも安く手に入れたい!と私も時期を伺っておりましたが、実際、昨今の情勢で原材料が高騰し、昨年4月に検討していた時より1~2万円値段が上がっていました。
どうせ買うなら、早くに買っておけばよかった・・・と思いそうですが、購入時期は「必要」に迫られたらでいいと私は思っています(思おうとしています)。

また、自転車はだいたい12月に翌年の新モデルが発売される関係で、それ以降は旧モデル(いわゆる型落ち)の在庫があればお安くなっていたりします。
(実際私も店頭で見た際、値引きされていた旧モデルがあり、とても魅力的でした。しかし、どうしても色が好みではなかったため、泣く泣く断念・・・)

さらに、3月も新生活に向けて混みあってくるので、4月早々にお手元に必要な方は早めの方がいいと自転車屋さんはおっしゃっていました。
ちなみに、私はネットで注文し、店頭で受け取る形式で購入しました。
ネットサイトのポイント分は少しお得になったかな・・・と気休めの節約をしました。
(店頭受け取りだと送料無料というパターンが多いです。)

防犯登録等はお店で登録し、いかんせん電動アシスト自転車そのものが初めてだったので、店員さんから使い方、乗り方のレクチャーを受けられるのも安心材料でした。

ブリヂストンは手動ハンドルロック。

結局どれを買ったの?

たくさん調べて、実際店舗にも話を聞きに行ったり、試乗しに行ったりして、3社すべてのメリット・デメリットを把握した私ですが、結局ブリヂストンの「bikke POLAR」を購入しました。

購入の決め手は「初めて見た時のデザインの好み」です(笑)
自分でも、結局見た目かい!とほんとうに突っ込みたくなりましたが、すべて把握した上ですので、納得のいく買い物ができました(笑)
そして、実際使い始めて、あれだけ保育園の行き帰り、全然ベビーカーに乗ってくれなかったり、脱走してしまったりしていたわが家の坊たちですが、今までがウソのように「じてんしゃのるー!!」と言って、すんなり乗ってくれています。
長男は初日からヘルメットもチャイルドシートのベルトもなぜか自分で完璧にできていました(笑)
今まで15分かかっていた保育園の道のりも5分で到着です!

いつも仕事が終わって私のエネルギー残量は残り20%(8割の力で働いてたんかい!という感じですね。。。)、保育園から子どもを家まで連れて帰るので、エネルギーは毎日マイナスになっていましたが、今は帰宅時のエネルギーが20%の余力を残している状態なので、夕方以降も少し心に余裕を持てるようになりました!
いうまでもありませんが、帰宅時間も圧倒的に早くなったので帰ってから、子どもたちと少しほっこりする時間も作れる日があるのは嬉しい変化です!
だた、まだ1か月経っていないので、子どもを乗せたままスタンドを立てることはまだ慣れていなくて、コツを掴めていません(笑)
(子ども2人と車体って想定以上に重たかったです)

しかしながら、それ以外は、いいこと尽くめです。
ただ、今まで自分がベビーカーで子どもを連れて歩道を歩いているとき、子乗せの方でも電動アシスト自転車のその特性ゆえのスピードはとても怖いし、本当に危ないと感じていました。
やはり、自転車は軽車両です。
万が一のことがあれば、他の方へけがをさせてしまう可能性や、わが子や自分もけがをしてしまう可能性が高い『車』であることに変わりはありません。

今の快適さのウキウキ感や、これから訪れるであろう「慣れ」に踊らされることなく、時間と心に余裕を持ちながら安全運転を肝に銘じて心を引き締めている今日この頃です。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました(o^―^o)

私の新たな相棒です。

この記事を書いた人

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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