【参加レポ】参加費無料！ルービックキューブの早揃えに挑戦『スピードキューブ記録認定会』

前回立体パズルにハマっているという記事を書きましたが、先日、スピードキューブの記録認定会に参加してきました。
スピードキューブとは、ルービックキューブなどの立体パズルを揃える時間を競う競技スポーツです。
このイベントの目的は、スピードキュービングの実力を披露したり個人のタイムを計ったりと、ルービックキューブ初心者・経験者問わず、多くの人にルービックキューブに親しんでもらうこと。

会場では個人のタイムを計ることができ、タイムの記録は日本でスピードキュービングの大会を行っている「一般社団法人スピードキュービングジャパン」が発行している記録認定証を発行していただくことができます。
参加費は無料で、今回のイベントでは、ルービックキューブ(3x3x3)の1面完成、6面完成の2部門でした。タイムを競い合う大会ではなく初心者でも気軽に参加できそうだったので、我が家のキュービスト1stとその他多数を連れて記録認定会に初参加してきました。

会場には大人から子供まで！大勢のルービックキューブ愛好家で盛り上がっていた！

会場には、家族連れや友人と来ている学生、楽しそうな雰囲気に立ち寄ってみた方や、お一人様の女性など、皆さんルービックキューブを片手に未就学児から大人まで参加されていました。
午後の時間帯に行きましたが、人の出入りが絶えず、賑わっていました。

会場内は、見学者や付き添いが待機できるブースと、挑戦者が練習する場所、タイムを計る場所と分かれていて、待機する机の上にはルービックキューブの攻略本が置いてありました。記録会に参加する人は各々持参したマイルービックキューブで練習していました。

スピードキューブの記録はどうやって計るの？

記録を計る際は、スピードキューブ専用のタイマーを使用します。

手のマークのボタンに両手を置くとランプの色が変わってタイマーがスタンバイ状態になり、両手が離れると同時にタイマーが動き出します。
両手を手のマークに戻すとタイマーが止まる仕組みです。
1秒以下まで測れる点は、コンマ1秒以下を競う、短距離走などの陸上競技や水泳競技などと変わらないなぁと感じました。

まず初めに、スタッフが手動でスクランブル（キューブをバラバラにシャッフルする）したルービックキューブをコップの中に入れた状態にして、挑戦者の前に置きます。
ルービックキューブをコップで隠すことで、開始合図まで手順を分析できないようにするためです。

その後、スタッフの合図と共にコップを開けてルービックキューブを観察する時間があります。
実際に揃えるルービックキューブを手で持ち、四方から6面を観察して分析を行っていました。再度マットにルービックキューブを置いてタイマーのボタンに両手を置いてスタンバイ完了です。

両手を離すと同時にスタート。後はひたすらルービックキューブを1面ずつ揃えていきます。

1stは手が止まることなくひたすらシャッシャと揃えていっていました。
ぐちゃぐちゃだったマス目が徐々に1面ずつ揃っていき、6面全面揃ったらマットの上にルービックキューブを置いてタイマーを再度両手で押して計測完了です。


挑戦回数は1人1回ですが、1回目で失敗したと思ったら1度だけやり直し（2回目）ができます。その場合、やり直し(2回目の挑戦）が正式な記録となるため、1回目でベストが出せた1stはやり直ししませんでした。
1stは1分4秒という記録で、2段の段級でした。

揃えるだけでも楽しいルービックキューブ。10代の活躍がすごい！

記録会で使用するルービックキューブは、何を使用しても良いのですが、ほとんどの子が1stと同じステッカーレス磁石入りの「競技用」のルービックキューブだったので参加者の本気が伝わってきました。

家にあったルービックキューブを持参していたので1stが練習していると、会場にいた小学生のキュービスト達が「漆黒のルービックキューブだ」とザワつき、視線を集めていました。

攻略途中の4×4×4のルービックキューブもスタッフの方にあっという間に全面揃えてもらったりと、ルービックキューブ好きの方が沢山いて、とても楽しい記録会でした。

小さい子はもちろん、50代ぐらいの女性も参加されていたり、親子で挑戦している方もいたりと、ルービックキューブのファン層が幅広くて嬉しかったです。
また、スピードキューブジャパンの公式サイトではランキングが見れますが、上位の入賞者は10代が多くて若者の活躍に驚きました。
今回のようなスピードキューブの記録認定会の場を増やしして行きたいとスタッフの方もおっしゃっていたので、お近くで記録会があった際は是非、親子で参加して記録更新にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


以上、今度はスピードキューブの大会を見学してみたいなと思う伊藤でした。
※使用している写真の掲載については会場スタッフの許可をいただいています