ブログ

更新

小規模保育園がアツかった!誤解していた4つのデメリット

小規模保育園がアツかった!誤解していた4つのデメリット

1月下旬といえば、認可保育園の結果が発送されるタイミングですね。どの地域でもこども園は倍率が高いかと思われますが、わたしもこども園を中心に第1希望~第5希望まで記入欄を埋めて祈っていたことを思い出します。

結果、こども園は落選して、小規模保育園に通うことが決まったあの日から2年がたちました。もうすぐ卒園です。今だから言える入園前の誤解していた小規模保育園について恥を忍んで記事にまとめました。

誤解その1.2歳児でまた保活が必要

わたしは就学前まで同じ園に通わせてあげた方が子どもにとって良いのでは?というお恥ずかしい固定概念と、小規模保育園だと2歳児までしか預かってもらえないのに、その後のためにまた保活しないといけないの?という誤解をしていました。

息子が通っている小規模保育園では提携先の保育園や幼稚園があり、内部進学みたいな枠を利用することができます。もちろん提携先の保育園が遠いとか、ほかに行きたいところがあるとかの理由で断ることも可能で、3歳児の一斉入所に向けてもう一度保活することもできます。

わたしの場合、提携先の保育園が1歳児の一斉入所で落ちた保育園だったので、万々歳。はい、もうまったく、保活の必要はありませんでした。

誤解その2.園庭は絶対あった方が良い

保活の際にネットで調べていると園庭あった方が良いという価値観が多く、リアルな子育ての先輩に聞いても「園庭はマスト!」「園外に出る過程がないから事故の心配もない」など、なるほどと思わされていました。当時はすっかり「そうか園庭がある保育園にしよう!」というマインドになっていました。

ところが、受かった小規模保育園には園庭がありません。(小規模保育園で園庭ある園とかあるんでしょうか?)代わりに毎日近所のいろいろな公園に遊びにいってるようです(この毎日公園に行くというのが、どれほど保育士さんの負担になっているか)。

「道路を渡るときに車に気をつけること」
「公園に着くまでは手をつないで歩くこと」
「信号で赤は止まる、青はすすむ」

などなど命を守るためのたくさんのルールを保育園で教わったことで、いつのまにか外出するときに飛び出したり、信号無視したりのの危ない行為がなくなっていました。

近所のいくつもある公園が自分の知っている安心な場所として増えていくばかりか、毎日外出するので、顔見知りのおじさまおばさまも出来てきて、挨拶を交わすまでに。安全というリスクはつくものの、園庭のあるなしで保育園選ぶのは違うなと、園庭のないメリットを知って実感しました。

誤解その3.園児が多い方が友達ができる

息子の通う小規模保育園は同級生が6人です。入園当時はコロナ禍ということもあり0歳児が少なく園全体でも14人しかいませんでした。

近所のこども園なんかは同級生が18人とかだったので、人数多い方がお友達もできやすいんじゃないか?3月生まれでまだ歩けない状態なのに同じような園児はいるんだろうか?仲良くできるお友達は見つかるんだろうか?と心配をしていましたが、杞憂に終わりました。

園児が少ないので(園内も狭いので)学年をまたいで一緒に交流することが多く、1人っ子の息子には兄弟ができたような状態で、楽しく過ごしているように見受けられました。2歳児のお兄ちゃんお姉ちゃんのお世話になることもあれば、0歳児にはお兄ちゃんのようなふるまいをしていた時もあったり。

あと、完全に余談ですが、コロナ禍でも一度も休園することがなかったのも、人数が少ないからゆえのメリットだった気がします。

誤解その4.園の行事が少なそう

最近では行事が少ない保育園の方が良いとか耳にすることも増えましたが、季節のイベントや行事は大きな保育園でしかやっていないと誤解していました。

小規模保育園でもお誕生日会やハロウィーン、節分に野菜の収穫など保育園の身の丈にあったやり方でイベントしてくださっていました。

こども園や大型保育園でよくあるお遊戯会や生活発表会などはありませんでしたが、保育体験があり希望の保護者は保育士さんと一緒に半日ほど園児たちと一緒に過ごし普段の保育の場を体験する機会がありました。

これなんか小規模保育園ならではの企画で、普段の園児たちの様子を見れる(息子は母のわたしがいることでいつもと違い甘えっ子になっていたようですが)貴重な機会でした。

希望の保育園に落ちて小規模保育園に行かれる方へ

落胆することありません!

小規模保育園は保育士の配置基準が少し手厚いのもあり、一人ひとりに合わせて家庭内保育に近い水準で保育いただけるメリットは、一番にお伝えしたいところ。連絡帳のコメントからも保育園の様子が分かるくらいびっしり毎日記入いただき感動しています。

そして息子の性格的にも小規模保育園の方が合っていたかもとすら思えてきました。同級生の園児が少ないのでわたしもお友達の名前全員言えて挨拶もできるようになったし、姪っ子たちくらい愛おしい存在に。

わたしと同じように誤解している方がいたら参考にしていただけると幸いです。

息子が楽しそうならどこでも結果オーライ!

この記事を書いた人

&ブロガーズの画像

&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

あんふぁんチームズ

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌