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嘘でしょ?子どもは防災ボトルの中に入っている防災グッズのアレが分からなかった!
9月は防災の日もあり、日頃からの防災や防犯などを意識する機会になりますよね。
先日、パパが町内会の会議に参加した際に「防災ボトル」をもらってきました。
防災ボトルとは、警視庁災害対策課が2022年にX(旧ツイッター)で発信した、被災時に活躍する防災グッズをウォーターボトルに入れた持ち運べる「防災グッズセット」です。
警視庁災害対策課の「防災ボトル」は、500mlのウォーターボトルの中に以下の非常時に役立つアイテムを入れておくことを公表しています。
1.ホイッスル
2.圧縮タオル
3.エチケット袋
4.ミニライト
5.ビニール袋
6.常備薬
7.ばんそうこう
8.アルコール消毒綿
9.ようかん
10.現金(小銭)など。
細々した防災グッズがコンパクトに収納でき、カバンやリュックの中に入れやすい点や、自分専用のオリジナルの防災ボトルを作ったり手軽に実践できるという点で、少しずつ認知度と活用が広まってきています。
そんな防災ボトルですが、その中の1つの防災グッズが中学生の子どもでも使用方法が分からず、いざとなったときに使えない可能性があることが発覚しました。
コレは何?食べ物かな?子どもが分からなかった防災グッズは「圧縮タオル」
町内会でいただいた防災ボトルはこちら。
・ウォーターボトル
・保温用アルミシート
・ホイッスル
・ミニライト
・圧縮タオル
・チャック付きジッパーバック
基本的な防災グッズが入っていたのですが、子ども達が気になったのはこのお菓子のようなタブレットです。
私も初めは食料品のタブレットだと思いましたが、よく見ると水で元の大きさに戻る「圧縮タオル」。
しかし、子ども達は圧縮タオルを見るなり「食べたい!」「開けていい?」とお菓子と勘違いして開封しようと大騒ぎになりました。
試しに「これは何でしょう!」とクイズを出したところ、小学生と未就学時は「ラムネ!」「塩分タブレット!」「飴!」「お砂糖だ!」と食べ物一択の回答です。
なかなか食べ物以外の回答がなかったため、「食べ物ではない」「防災グッズです」とヒントを出したところ、中学生の子ども達は「入浴剤」「ポットを洗浄する薬」「水に入れると消毒液になる薬」「水にいれると一瞬でお湯が沸く」「水と反応して煙が上がる」と、全員まさかの不正解でした。
確かに見た目は「ラムネのお菓子」のような圧縮タオル。タオルだと分からない子どもや高齢者の手に渡ると、誤飲してしまう可能性もあります。
圧縮タオルの使い方が分からないと、いざ使用しようとした際に役に立ちません。そこで子ども達と一緒に圧縮タオルを実際に使ってみることにしました。
初めての「圧縮タオル」には期待がいっぱい!
お風呂場で桶に水を入れてもらい、タブレットのような圧縮タオルを入れてもらいました。
すると、あっというまに水を含み、見覚えのある正方形のタオルに早変わりして子ども達は「タオルだったの?!」と驚いていました。
謎のタブレットが水でタオルになると分かったと同時に「タオルが乾くと元の小さいラムネみたいになるんだね!」「もっと多い水の中に入れたらもーーっと大きくなるかなぁ」と、ただの圧縮タオルに、まるでふしぎ道具のような期待をする子ども達。
一度タオルになった圧縮タオルは、これ以上大きくならないことと、乾いても元の小さいサイズに戻らないことも併せて説明しました。
その他にも、防災ボトルに入っていたミニライトは電池別売りだったので、電池がないと使えないことが分かったりと、用意してあるからと満足しないで、いざという時にきちんと使用できるか、定期的に点検したり練習で実際に使って見ることも大事なんだなぁと感じました。
防災ボトルにぴったりの非常食「ようかん」はコレ!
警視庁災害対策課の防災ボトルの中身で「ようかん」が気になっていましたが、ようかんを挙げた理由は「長期保存、高カロリー、食べやすい」として警視庁がおすすめする[非常食]だそうです。
一口ようかんはスーパーでもコンビニでも手軽に手に入りますよね。
数ある一口ようかんの中でも、私が得に気に入っている一口ようかんはコレ。
持ち運びにも良いサイズで、ハサミ不要で片手で開封ができるうえ、スティックゼリーみたいに食べれるのでても汚れません。小腹が満たされる容量と、粒あん好きが満足する小豆具合が最高で、非常食にする前から何度もリピしています。
防災ボトルの中身は100円ショップの商品でも作れるため、こども自身で自分で防災グッズをカスタマイズしたオリジナルの防災ボトルを作ったり活用して、防災意識を家族で高めてみてはいかがでしょうか。
以上、非常食のお菓子が子ども達に見つかると一瞬で無くなる伊藤家でした。
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