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私事ですが…保育士を辞めて小学校の特別支援教育支援員になりました!
おはようございます。
こんにちは。
今晩は。
あんふぁんメイトの千恵です。
私ごとですが…3年保育士として働いていたのですが…
今年の3月末に退職致しました!
切っ掛けは、次女が小1になり、個別支援学級に入り、小3の長女は一般学級から個別支援学級に転籍した事。
私なりの最大のサポートをしてあげたかった。
仕事と娘達のサポート、どちらもしてたら、パンクしそう。
キャパオーバーになる事が分かっていたので、自分のゆとりを持つ為に辞める道を選びました。
娘達は支援級なので、朝、一緒に学校に付き添い登校をします。
その生活もだんだん慣れていき、何か始めたいなと、ウズウズしてきたんです。
仕事を辞めてから、挑戦してみたい事が、ずっと前からありました。
それは、小1と娘と同じ様に、個別支援学級に通っている子ども達や、小3の娘と同じ様に、苦手教科に躓いて、一般学級で、もがいて頑張って、ついていっている子ども達の困り事を減らし、学校に楽しく通えるお手伝いをしたかったんです。
他人事には思えないんです。
実際、困っている姿を間近で見ているから。
娘達の学校でも、先生の他に、お手伝いしてくれる支援者がいれば、どんなに有難い事やら…
ヒントになる声掛けや、言葉のシャワーをくれて、学習の補助のサポートをしてくれたら…
保護者の方も安心だし、子ども達のSOSに沢山気づいてくれるはず。
でも、私には、保育士と幼稚園教諭2種の資格しか持っていなく、教員免許は持っていないと諦めていたんです。
ところがどっこい!!
小中学校で特別な支援を必要としている児童生徒の学習や生活のサポートが出来るんです!
それが「特別支援教育支援員」
小、中、義務教育学校に在籍している特別な支援を必要な児童生徒に対して、校内及び校外活動において学習面や、行動面の支援を行う有償ボランティア。
「え?資格がなくても、こんな私でも、学校の先生と一緒に、働けるの?」
と心臓が飛び出るくらい嬉しかったんです!
特別支援教育支援員をして良かった事
娘の学校では支援員はできない為、電車で3駅離れた小学校で週2、支援員としてお手伝いに行っています。
私は主に、1年の一般学級のクラスに入っています。
1年生、45分間、ずっと座っていられるの?
そんな疑問が、解消されました!
1時間授業は45分だけど、チャイムが鳴らない学校なので、各クラスの先生が子どもの様子を見ながら、授業を進めていくスタイル。
なので、給食食べる前には5時間目まで終わっていたり、皆が大好きな図工や、音楽は長めに尺を取ったり、算数、国語を同時に45分間で終わらしたり。学校探検の時間も沢山、設けられていました。
椅子に座っている時間は、私の想像よりも短い時間でした。
娘達がどのように学校生活を送っているか、見る機会もなく、全然分かっていなかった私。
ですが、支援員としてお手伝いをしている小学校で、子ども達過ごすことによって、娘と重なって見える様に。
娘も1年生なので、同じ学習や、音読をしていると、こんな風に先生は学習を進めてくれているんだな。
子ども達の授業風景を見て、感動をおぼえます。
支援員として、子ども達のサポートをしているはずなのに、子ども達が楽しく学校生活を送っている様子や、先生が優しく指導している姿を見ているだけで、勇気付けられ、娘も同じ様に過ごしているんだなと安心できるようになりました!
なりより嬉しいのが、「ありがとう」と沢山言ってもらえる!
保育士として働いていた時は、仕事だったので、感謝の言葉は頻繁にもらうことはありませんでした。
先生からも「先生が入ってくれて助かりました!」「いるだけで助かります。」
存在だけで、感謝されるなんて初めてです!
だから、私、ボランティア活動が大好きなんです。
お金に変えられない価値がある
感謝の言葉は、お金では買えない。
自分が誰かの役に立てて嬉しい気持ちになります!
支援が必要な生徒も一般学級にいるという事実。
先生の一斉指示をよく聞いて理解し、ついてきている子ども達がいる中で、指示が通らなく、違うことをしていて、集団行動についていけない子もいます。
集団行動についていけない理由は、子どもによって違います。
・指示は理解しているが、切り替えが難しく、集団行動するタイミングがずれてしまう。
・次の活動に興味がなく、声をかけても、行動に移せない。
・その日の気分や機嫌によって、不安定になっているパターン。
・ずっと座ってられず、立ち歩いたり、落ち着かない。
・指示の理解が難しい。
私が、ヒントになる声かけや、一人ひとり、分かりやすく伝えても、子ども達は、すぐに行動に移してくれるとは限りません。
子どもが興味ない事を、どんなに前向きな言葉のシャワーをかけても、すぐに気持ちは変わらないし。
落ち着かない子に「座ろう」と伝えると「あっち、行って」「分かってるよ!」と聞く耳を持たないし、逆切れされる事も多い。
違う事をしている子どもに、気づかせる声かけをしても「…………」集中しているので、無言…。
支援員を始めて、まだ1ヶ月経ってないし、名前も知らないおばさんに言われても、まだ信頼関係築けてないし、当たり前だよね。めげない、焦らない、挫けない!
でもね、きっと私の声は届いているはず。
すぐに行動に移せなくても、次する事を伝えているだけで、子どもは安心すると思います。
しばらくすると、いつの間にか集団活動に参加している事もあるので、声かけして良かったなと、嬉しく思います。
集団活動に参加したい気持ちはあるけど、一つの事にパワーを100%注いでしまい、疲れやすく、身体が思う様に動かない子どももいます。
皆と一緒の行動が出来ない事で自信や自尊心がなくなり、「明日から学校行かない、でも、明日水遊びがあるんだよね。私できるかな?」と私に聞いてきたんです。
「〇〇さんなら、ちゃんと先生の話を聞いて、約束事を守れば出来るよ!」と伝えると「そっか!」と納得した様に、明るく答えてくれました。
子どもの心にそっと寄り添う事が出来た瞬間でした。
特別支援教育支援員の事を知ってもらえたら嬉しいです。
資格がなくても、学校の先生と一緒に子ども達のサポートが出来るボランティア活動がある事。
小、中学校に、支援員が大切なお子さんの支援をし、先生と共に支えて成長を見守っている事。
それを、皆さんに知ってほしいです。
娘達も、地域の方や、沢山の方たちの応援や、支援を受けて、助けてもらいながら、充実した学校生活を送れています。
子ども達が、毎日、楽しく学校に通えるように、私も支援員として、出来る事をしていきたいです。
特別支援教育支援員は、有償ボランティアなので、謝礼及び交通費が出ます。
興味のある方は、募集している近くの小、中学校を調べてみてくださいね!
以上、私の近況報告でした!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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