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予習は必要なし!『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
映画ライターママの杉本結です。
早いものでもうすぐ冬休み。
また子供たちと何をしようか考える日々の始まり。
たまには子供と映画館へ行ってみてはいかがでしょうか?
というわけで、子供と一緒に『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』をみてきたので作品紹介と私と子供たちの素直な感想を綴りたいと思います。
まずは作品紹介
最近、よくCMやってるけどどんなお話?という人にもわかるようにご紹介したいと思います。
チョコレート大好きな少年ウィリーウォンカは憧れの地で自分のチョコレートを人々に食べてもらって幸せな気持ちになってほしいと夢見る青年。
だけど、ひょんなことからクリーニング店で働くことになってしまいます。
そこで出逢った仲間たちと協力してチョコレートを売ろうと面白い工夫で困難を乗り越えてゆくというストーリーとなっております。
予習をして映画館へ
こちらについては、私も勉強不足と思い込みで、『チャーリーとチョコレート工場』を子供たちと鑑賞してから行きました。
まず家でみてこれがハマらなかったら映画館で2時間楽しめないかもという心配もあったので確認のためにも鑑賞。
1回目、息子寝落ち。笑
起きてから『観たかったのにー!』と怒り出して...仕方なくもう一度最初からみることに。
2回目、娘は『面白かったから2回みてもいいよー』と言ってくれて内容を把握したうえで理解を深めている様子。
息子も今度はしゃっきりしたのか最後まで楽しく鑑賞して2人そろって
『映画館で続きみたぁーい』(設定はチャーリーとチョコレートの始まりの物語)
ということで、幼稚園がお休みの日に行ってきました。
ですが、CMでも『あの名作チャーリーとチョコレート工場のはじまりの物語』って言ってたけどこれティムバートン監督の映画『チャーリーとチョコレート工場』の始まりの物語ではなかった!
全く別物です。
CMで言ってるのは本の『チャーリーとチョコレート工場』のことなのかなと思います。
まさかの映画みながら混乱!
私たちは予習もバッチリ!というテンションで映画館へ。
映画が始まってそこに広がる楽しく陽気なウィリーウォンカの世界に戸惑ったのは私と娘。
ティムバートン版の『チャーリーとチョコレート工場』にいたちょっぴりひねくれもので意地悪なウィリーウォンカはそこにはいませんでした。
そして、ストーリーも繋がってないから親の設定が違って戸惑う原因に。
『チャーリーとチョコレート工場』ではお父さんが歯医者さんという設定で厳格な家の子供時代をおくっていたウィリーウォンカ。
今回のウィリーウォンカはお父さんはいなくてお母さんだけで貧しい子供時代だった様子。字も読み書き出来ない設定。
ということで、あれ?あれ?これが若き日のウィリーウォンカ?ってなりながら鑑賞しました。
息子は単純にカラフルな世界観に惹き込まれて存分に楽しんでいた様子。
予習って時には邪魔になることもあるんだなと学んだ映画体験。
子ども達の感想は?
鑑賞後の子供たちはかなり大満足だった様子!
楽しい歌と踊りに大画面に広がるカラフルな世界観。
ミュージカルテイストだったので、娘から
『チャーリーって歌で気持ちを伝える人だったの?』という質問が。
『普通に話して欲しかったな』と言っていました。笑
それを聞いて、そういえば先日家で『シング・フォー・ミー、ライル』を観た時も同じこと言ってたなと。
ミュージカル映画を映画館でみたのは初めてだったことに鑑賞後に気づきました。
ミュージカル映画が大好きなわたし。
でも、人によっては娘のようにちょっぴり苦手に思う人もいるジャンルでもあります。
今回、日本語吹き替え版でみたのですが歌が予想を遥かに上回る出来栄え!
すごく良かった。
ただ、母はティモシー・シャラメ版もかなり観たい!
この映画、どこのシーンを切り取っても絵になる。本当にティモシー・シャラメって家でよく映画をみている時に一時停止してもいつでも綺麗な人なんですよね。
半目でも、口開いてても綺麗って本当にすごい!笑
そこが彼の魅力だと当初は思っていたけど、色気だったり表現力もメキメキとついてきて難しい役への挑戦も続いてきたように思います。だけど、ここにきて歌って踊って楽しいウォンカを演じたことでまた新しい客層のファンも増えると思います。
息子は感想聞いても大抵『良かった、楽しかった』なんですが...笑
今回は息子にハマるキャラクターが!
ヒュー・グラント演じるウンパルンパ!
小人が話の中でちょいちょい出てきてはいい仕事してました。
ウンパルンパの歌が息子にはとてもハマったみたい。
マネしていました。
『夢のチョコレート工場(1971)』という映画にも出てくる歌がウンパルンパが歌っている曲は使用されていました。
こちらの作品の前日譚ととらえたほうがわかりやすいかも。
私は昔にみたことがあったけど鑑賞前には観ていなかったのでうる覚えでした。
まとめると
予習はいらない!
初見で楽しんでOK!
混乱したり色々あったけど
教えもあるしとっても楽しい歌と踊りが作品を盛り上げてくれるので冬休みに子どもと楽しめる映画です。
12月の杉本家
まだまだ映画三昧です!
次回もお楽しみにしていてください。
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