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望遠鏡って何歳から見える?買わずに見る方法は?
私は星空ツアースタッフとして子どもたちに望遠鏡を使って星空案内をしているのですが、そこで日々感じることがあります。
「望遠鏡のハードルって高い!!」
望遠鏡で星を見たことがある人(大人も子どもも)がとっても少ない一方で、「いつか望遠鏡で星を見てみたいなぁ」っていう人はとっても多いのです。
そこで今回は秋の夜長に向けて、望遠鏡デビュー(買わなくてOK)のお話をしようと思います。
望遠鏡を片目でのぞくのは、小さい子には難しい
普段星空ツアーに来るお客様は、赤ちゃん~高齢者まで様々です。年代別の見え方について私の印象をお伝えするとこんなかんじ。
・赤ちゃん⇒もちろんまだのぞくことはできません
・幼児⇒個人差大。年中さんくらいになると、片目で上手に覗ける子どもが少しいるかなぁ?くらいで、年長さんくらいになると覗ける子どもが増えてきます。上手く覗けない子もまだまだ沢山。
・小学生以降⇒覗ける子どもが大半になってきます
・大人⇒眼鏡や老眼で見づらくなる方が増えてきますが、ピントをその方専用に合わせてあげるとちゃんと見えます。望遠鏡によっては眼鏡のまま見ることもできますが、のぞき込むところに眼鏡がカチカチ当たって邪魔になりやすいので、眼鏡をはずしてピントを調整するのがオススメ。
では、買わずに望遠鏡を覗く方法は??
地域の科学館で企画している観察会を狙う!
実は私も自分の望遠鏡は持っていません!!高いし、保管場所にも困るし、そして幼児が3人いる今の状態で、夜に星空観察しに行くのはかなり厳しい。使用頻度がほぼない状態で買う気にはなれません。私の場合は仕事柄、望遠鏡をレンタルすることができるので、必要な時にレンタルしています。
でも、一部の職種を除くとほとんどの方は「何を買えばいいかわからない」「高い」「組み立てられない」「そもそも星がよくわからない」というかんじではないでしょうか?
そんな方たちにオススメなのが、地域の科学館主催の観察会!科学館主催じゃなくても、地域の天文同好会、子どもクラブ、町内会、大型スーパーなどなど、探してみると実は色々なところでイベントを企画していたりします。温泉街やキャンプ場などでもやっていたりするので、遊びに行きがてら参加というのもオススメです。私が今まで見てきたイベントだと、無料のものもかなり多いですよ。気になる方は、是非検索してみてください。
今回は、望遠鏡デビューに向けて、「何歳くらいから見えるの?」「買わずに見る方法は?」という2点をお伝えしました。今度は、「望遠鏡って実際どれくらい星が見えるの?どんなふうに見えるの?」という内容もお伝えできたらいいな、と思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。