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物を大切にする子どもをはぐくむ方法7つ

物を大切にする子どもをはぐくむ方法7つ

こんにちは!
年長・年少の娘を子育て中の整理収納アドバイザー永山陽子です。

私は整理収納アドバイザーなので、”おかたづけ”についてご相談をいただくことが多いのですが、そのうちのひとつが”子どものおもちゃについて”。
『おもちゃの整理をする時は子どもに、「要る・要らない」「使ってる・使っていない」を聞いて一緒に整理しているけれど、すぐに要らない!と言うので、物を大事にしない子にならないか心配になる』という話をよく聞きます。

私は「大事な物を大事にするために、物の整理をして定位置を決め、使った後は、お片づけすることが大事」だと思っています。
どこにあるか分からない物は、大事に出来ない。
すべての物を大事にするためには、すべての物がどこにあるかを把握しないといけない。
すべての物を把握するには、限度があります。
大事な物を大事に出来る暮らしが、私の理想の暮らしですし、子ども達にも伝えて、態度で示しています。
ということで、わが家の年長・年少の子ども達にどんなふうに伝えて、どんな態度を見せているか、7つ紹介しますね!

娘が片づけているところを見守る私(笑)

まずは最初の4つを紹介します

1、物の大事さを伝える。
おもちゃを購入する時や、じじばばからおもちゃを買ってもらった時は最初に、おもちゃを大事にすることを伝えます。
「これはお誕生日のお祝いに買ってもらったね。欲しかったから、嬉しいね、大事にしようね」
そして、おもちゃの片づけをする時は、「大事な物は、大事だからこそなくさないようにお片づけしようね」。「置きっ放しにしてなくなったり、掃除機に吸い取られたりするのはイヤだもんね」と、大事にしたいおもちゃを大事にするためにお片づけの大切さを伝えています。

2、物をなくした時はなんでなくなったのか、振り返りを行う
このおもちゃがない(泣)と言ってきた時は「なんでなくなったの?大事に出来ていたら、なくならないね?お片づけ出来てなかったかな?」
と、なぜでなくなったのか振り返りをしてから、一緒に探します。
「大事な物だからこそ、大事にお片づけしようね」と伝えています。

3、壊れても修理できるおもちゃは修理する。
壊れたからといってすぐに捨てるのではなく、修理したら使える事を説明して、修理することもあります。
壊れたからといってすぐに捨てるのではなく、修理ができる物もあるし、修理できない物ももちろんあるからこそ、物を大事にしようねと伝えています。

4、要らない!と子どもが言った時は、なぜ要らないのか意見を聞いてみる。
「これは赤ちゃんのおもちゃだから、要らない」
「こっちのおもちゃの方がたくさん遊ぶから、要らない」
「これは、(友達の妹や親戚)にあげる」
など、子どもなりに考えて教えてくれます。

子ども達が自分で判断した、さよならするおもちゃ達

後半の3つはこれです!

5、出来るだけ、人に譲るようにする。
使えないものやボロボロになったものは捨てることもありますが、「これはまだキレイだから、欲しい!って言ってくれる人にあげようか?」
と聞くことが多いです。
親戚や友達の子どもに譲ることもありますし、メルカリやジモティで譲ることもあります。
子どもには、捨てる!ではなく「必要としてくれる人にあげようねー」と伝えることが多いです。

6、親が物を大事にする。
親自身が、平気で物をどんどん捨てている姿は子どもにどう写っているのか?
古くから使っている物は、「これはママが高校生の時に買った物で思い出がいっぱい詰まってて、ママのお気に入りなの。大事にしてる」と伝えています。
親が物を大事にしている姿を見ている子どもは、物を大事にする子どもに育ちます。

7、手放す前に、「今までありがとう。バイバイ」と感謝の言葉を口にする。
何かを手放す時は、感謝の言葉を必ず口にしてから手放すようにしています。

要らなくなった、髪ゴムにバイバイしている娘達

最後に

以上が、物を大切にする子に育つように、私が心掛けていることです。

7つも挙げましたが、まずは親自身が物を大切にしている姿を見せる事が一番です!
言葉にして、子どもに伝えていきましょうね!

大事な物は、大事にお片づけ中

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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