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卒園式の祝辞に涙腺崩壊。卒園はわが子にありがとうと言う日、そして…

卒園式の祝辞に涙腺崩壊。卒園はわが子にありがとうと言う日、そして…

お立ち寄りくださり、ありがとうございます。

あっという間に終わってしまった次女の幼稚園生活。
長女の時に比べ、「○○をしてあげたかった…」という気持ちが強く
卒園関係の行事すべてで号泣している私。

その最後がママ友でもある同級生ママの祝辞に
涙が止まりませんでした。

そのママは、3歳差の3兄弟のママ。
2番目と3番目のお子さまが、わが家の長女と次女と同学年
ということもあり、親しくさせていただきました。

というか、3男子ママなのに
いつもきれいで凛としていて。
勝手に憧れていました♪

幼稚園9年目ということもあってかそのママは
役員会の会長を務められ、祝辞を言われていました。

ママ目線というか、
普段子どもたちと関わるお仕事をされているからか、
会場のママ大号泣!と言っても良いほどの
素晴らしい祝辞でした。

感動する祝辞、内容は…

一部加筆、抜粋させていただきますが、以下の通りでした。

年長組のみなさん、本日はご卒園おめでとうございます。
今日で制服を着るのは最後ですね。すっかりランドセルが似合う大きな体になりましたね。

今からおうちの方にお話をしますので、もう少しだけ待ってくださいね。

保護者の皆様、本日はおめでとうございます。
今朝おうちを出られるとき、どのようなお気持ちだったでしょうか?

これまでは毎朝「ハンカチとティッシュ、ポケットに入れた?」と子どもに聞きつつ
コップとお弁当をパズルのようにカバンにつめ、
ブラウスの襟を直し、慌ただしく家を出るのが日常でした。

思えば、入園したての頃は、あまりに泣くので
「うちの子にはまだ早かったか」と考えたご家庭もおありだったかもしれません。
それが、いつの間にか、お友達の名前を口にするようになり、
集合写真の全員の名前を教えてくれた日のことは忘れられませんね。

最初は笑ってしまうような大きな制服が
いつのまにかぴったりになっていました。

当たり前に過ごしてきた日常が積み重なって、もう3年の月日が過ぎて
本日が卒園の日です。

私たちも最初から慣れていた親だった訳ではありません。

初めての保護者会、親子遠足…
どんな親子がいらっしゃるのかとドキドキしながら幼稚園に行きました。

初めての参観日。
教室に入ると満面の笑みでこちらを見ているわが子が
きちんと座っている。その姿に驚くやら感動やら。
壁には絵が飾ってあり、ぬりつぶしているクレヨンの筆圧に
わが子の一生懸命さをけなげに感じました。

家でしょっちゅう口ずさんで踊っているダンスを
運動会で見た時、あれはこれね、とかわいくて泣き笑いしながら
わが子を追いかけてビデオを回しました。

「家族全員分とってきたよ!」とたくさんのお芋を
ほこらしげに持って帰ってきたお芋掘り遠足。
子どもにせがまれて何日も手を替え品を替えお芋料理を作りました。

毎日泥だらけで帰ってくる靴下は
わが子が今砂遊びに夢中だと、

空っぽのお弁当箱は、苦手なおかずもがんばって食べてくれた
わが子の小さなプライドを教えてくれました。

わが子のおかげで、今まで知らなかった感情、
行くことのなかった場所、興味を持つことのなかった世界、
出会うことのなかった人たちに
たくさんめぐりあわせてくれたなぁと
しみじみ思います。

そしてまた親として、時に未熟で至らない自分自身そのものを
当然のように疑いもせず、いつでも一番大好きでいてくれる
わが子にどれだけ救われ、教えられてきたと改めて思わずにいられません。

今日は3年間の思い出を振り返って
そんな日常をくれたわが子にありがとうと言う日。

そしてまた、体調が良くない時、大切な用事がある時、仕事がある時も
同じ時間に子どもを送り出し、そしてお迎えをする日常を積み重ねた
ご自身にも拍手を送る日だと思います。

最後になりましたが、いつも穏やかに寄ってくださった
園長先生をはじめ諸先生方に心よりお礼を申し上げます。

何度聞いても泣ける

ブログにあげている今も泣いています(笑)

本当にすばらしい祝辞だと思いませんか?

ママ目線にアルアルがつまった
ママが救われる祝辞。
個人的に「コップとお弁当をパズルのようにカバンにつめ」がツボでした。
そして、
「自身にも拍手を送る日だと」。
主役は子どもですが、
それを支えた年月を認めてもらえた、と!

さぁ、いよいよ小学生!

春休みになり、
散らかった部屋に怒ってばかりですが…
ふと見ると、
絵が、折り紙が上手になっている。
彼女なりに片付けている。
なんて、気付くことはありませんか?

こんなブカブカだった制服。
もう小さくなって、もう着ないのか〜とじみじみ。

すっかりお姉さんになり、
卒園式もニコニコで過ごせた成長。

小学生になっても大丈夫だね!
と力強く背中を押してあげたいと思います♪

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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