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救急相談の#7119は全国約半分で使えない!小児はこっちを覚えて!

救急相談の#7119は全国約半分で使えない!小児はこっちを覚えて!

これから夏休みシーズンに突入します!

夏休み、期間が長いのでいろいろな場所に出かけるかと思います。

お出かけの時にも何があるかわかりません。

旅先でも自宅でも
急病で救急車を呼ぶべきか悩んだ時
まず電話すべきは救急電話相談の #7119!!

救急車を呼ぶべきか迷った時
119に電話しなくても相談できるのが #7119です。
緊急を要さない方からも119への電話が多く
本当に必要な方への対応が遅れてしまうことを防ぐために
この番号が開設されました。

おそらく10年ほど前にはじまり
当初はテレビでもよく宣伝していたのを覚えています。

私も実は10年ほど前に使ったことがあります。笑
なので馴染み深い #7119。

が!!!
実はこの番号
全国普及していないんです!!!!

実家でこどもが痙攣!!#7119が繋がらない!

その繋がらない事実を知ったのが
実はつい先日のGW中の出来事でした。

我が家の2歳の次女が夜、急に発熱!
その後痙攣がはじまりました。

痙攣、実は3回目でした。
長女も2回痙攣したことがあるので
私は5回目の経験…。
このことはまた後日書こうかなと思います。

そんな変に経験豊富な私だったので
痙攣がはじまっても少し冷静に
時間を確認したり、どのくらい続いているのか確認してました。

が、やはりプロではないので
判断が出来ない症状が出てきてもわからず
これは救急車なのか…と迷いました。


これは #7119 に聞くしかない!!

そう思い即電話したのですが
『こちらの地域ではお使いいただけません』
というアナウンスが流れました。

えっ!!! #7119 が使えない!?
どういうこと!?田舎だから!?

もうわけがわからずプチパニックでしたが
どこかに連絡しなくてはいけないので
少し躊躇しながらも119へ電話!!!

救急の方に症状を伝えると
「とりあえず救急車向かわせます」ということで
結果救急車を呼ぶことになりました。


そんなことがあったので
使えない地域があったことに驚いた私!!
気になり調べてみると
実は #7119 、使えない地域の方が多いことがわかったのです!!!

#7119が使える地域は?

ではどこで使えるのか?
実はこんなに少ないらしいです!!!

総務省消防庁HP #7119(救急安心センター事業)関連情報

この色のついた場所のみで実施しているので
日本地図で見るとほとんど実施されていません!!

都道府県全域で実施しているのは
宮城、茨城、埼玉、東京、新潟、大阪、奈良、鳥取、福岡。

一部地域でのみ実施しているのは
札幌市周辺、横浜市、神戸市、田辺市周辺、福岡市周辺。


少な過ぎますよね…。
衝撃的な事実でした!

使えない地域の方が少ないと勝手に思っていましたが
実は使えない地域の方が多いようです。
なんだかショックでした…。

また、この地図でオレンジ色の地域は
別の番号で対応しているらしいので
まとめてみました!

#7119 ではない番号で対応している地域とその番号

これらのどの地域もですが
大人と小児で、それぞれ番号が分かれています。
電話番号と参考URLを記載します!


◯山形県◯
大人(15歳以上)
→ #8500
小児(15歳未満)
→ #8000

山形県HP 山形県救急電話相談


◯栃木県◯
大人(15歳以上)
→ #7111
小児(15歳未満)
→ #8000

栃木県HP 救急電話相談窓口について


◯千葉県◯
大人
→ #7009
小児
→ #8000
※特に年齢記載はありませんでした。

千葉県HP 救急安心電話相談について


◯香川県◯
大人
→ 087-812-1055
小児
→ #8000
※特に年齢記載はありませんでした。

香川県HP「 一般向け救急電話相談」について

小児は全国共通の救急電話相談の番号が!!

この番号が違う地域のをそれぞれ調べていて

…あれ??みんな小児が同じ番号だぞ??

とやっと気づいた私。笑

大人向けの救急電話相談番号はあったりなかったりするのに
なんと小児は全国共通の番号!!!

上記からおわかりかと思いますが
#8000 です!!!

厚生労働省HP 子ども医療電話相談事業(#8000)について

↑このURLをクリックすると
アンパンマンの絵が出てきますね!!

私このアンパンマンの電話しているマーク
そういえばいろんな小児科で
この絵が描かれているポスターを何度も見かけていました!!

なのにこの電話番号を覚えていなかった私…。
そして娘の緊急事態の時に思い出せなかった私…。

今後は覚えておかなければと心に決めました!

必要な救急電話相談は覚えて!!

子どもに万が一のことが起こった時
自分や周りの成人の方に万が一のことが起こった時
そんな時咄嗟に思い浮かぶ番号は
119番、もしくは110番です。

これは小さい頃から刷り込まれているので
パニックになっていても思い浮かびます。

が、救急車呼ぼうかどうか迷った時
この救急電話相談の番号を覚えていないと
かけられません。
使えません。

何かあった時は
検索するなんて余裕はありませんから。


小児は全国共通なので覚えておくにしても
大人の救急電話相談の番号は地域によって様々です。


ぜひ今お住いの地域の救急電話相談の番号を
確認して覚えてください!!
また、旅行の際もその旅先の地域の救急電話相談の番号を
確認して覚えてください!!


万が一のことがないことが一番ですが
万が一はいつ起こるかわかりません。

万が一のことが起きても最悪の事態にならないよう
ぜひこれを機に
救急電話相談の番号を確認してみてください!

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

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この記事を書いた人

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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