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【うちの子変?発達編】滑舌が怪しい4歳児。ことばの教室に面談に行った結果
年末のクリスマス後にいよいよ産休に入り、日中の時間が確保出来るようになったので、以前から機会があったら行っておきたいなと思っていた「ことばの教室」へ行ってきました。
ことばの教室とは
「発語」や「きこえ」に心配のある児童や生徒に対して言語聴覚士という専門家が、「ことば」や「きこえ」についての課題の改善・克服に必要な技能を身に付けさせるため指導してくれる支援事業です。市や区などの地域で福祉や教育で行っている事業で、費用は無料。保護者が直接窓口に申し込み、面談の予約を行います。
今回なぜことばの教室に行こうという事になったのは4thの滑舌の悪さ。自宅でトレーニングを試みてましたが、特に改善点も無くなんとなく滑舌の悪さに親も保育園の先生も慣れてしまい、
生活に支障は無かったのですが・・・。
▼「パンダの宝物」も怪しいですが、本人は楽しく言ってます
保育園で過ごしている時に友達との口ケンカで自分の発言が滑舌の悪さのせいで本人の意図が同年代の子供に伝えられず余計にケンカになったりイライラが治らなかったりで保育時間中に本人の気持ちが不安定な状態が続く時があったそうです。
そこで担任の先生に、今回産休に入るタイミングで平日日中に行っている「ことばの教室」に一度相談に行ってみては?と勧められたのがきっかけでした。
ことばの教室では何するの?
【ヒアリングで現状をチェック】
ことばの教室は平日の日中に開催されていますが言語聴覚士という専門家が少ない為予約が取れない・空きが無いという状況らしく1ヶ月〜2ヶ月先まで予約がいっぱい。すぐに行きたい!という緊急性も無かったので、産休が入ってすぐに行けるように2ヶ月前から予約をしました。そして面談当日、個室に通されて専門家と補助の2名の先生と親子の4者で顔合わせを行いました。
子供が親と離れても大丈夫そうだと判断されたら、症状を確認する為、最初に専門家が対象者(子供)と2人だけで簡単な発語テストを行います。その間、母は補助の先生と面談を行います。内容は母子手帳を参照しながら、対象者(子供)の家庭状況やきっかけ、普段の様子や性格、気になる点、通う事になった場合はどうするかなどをヒアリングでした。
▼発語が難しい3文字の単語を先生が聞いて、まずはことばの違いを正しく理解しているかチェック
【結果とその後のアドバイス】
20分ぐらいのテストが終わると、今度は言語聴覚士と母とテストの結果と面談を行います。その間は子供は補助の先生と別室で待機です。
そしてテストの結果、はやり実年齢に対して発語が上手く出来てないという結果だったので、ことばの教室に通う事を勧められました。「か行」と「さ行」の発言が全て「た行」になってしまうそうです。
伊藤家の子供の名前の頭文字は全て「か行」から始まるのですが、先生に「4thに兄弟の名前を聞いた時、ご兄弟の名前が、誰一人聞き取れなかったです(苦笑)」と言われ、私も苦笑。
▼自分の名前に「か」「さ」行が入るから自分の名前もはっきり言えないみたいです
しかし、聞き取り(聴覚)は全てしっかり出来ているから、ひらがなや発語の理解は出来ているという事なので口の使い方や発言の方法で治るそうです。
実際4thと同じクラスのお友達もことばの教室へ少しだけ通っていたのですが、今まであまり聞き取れなかったそのお友達との会話も、ある日突然しっかり喋っていてびっくり!ことばの教室の効果に驚きました。
正しい滑舌になるにはトレーニングが必要と判断され、個人差はあるみたいですし月齢が低いと成長の途中なので自然と滑舌が良くなる子もいるみたいですが、4thには同世代の子と同じ会話が出来る程度に滑舌が良くなって欲しいという要望を先生に伝え、里帰り後3月からことばの教室にまずは1ヶ月通う事になりました。
▼私もプロに滑舌を良くしてもらいたい!
滑舌が悪い子にやってはいけない事
先生に滑舌の悪い子にこれだけはやってはいけない事はありますかと聞いてみた所、本人の発言を否定する事をしてはいけないそうです。聞き取れない時は「なんて言っているか分からないよ〜」と家族で言っていたので猛省。4thも言われ慣れすぎて気にしてる様子はあまりありませんが、その日の夜に家族会議を行い4thの発言が分から無くてもまずは「否定せず聞いてあげて」というルールが出来ました。
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新宿区のことばの教室は小学校の校内にあり、教室には週一で通学となります。
学区内や兄弟の通う小学校なら通いやすいのですが、学区外の遠くの小学校だと通うのがちょっと大変。今回は幸い、学区外でも自転車行動範囲内で通える学校にことばの教室がありましたが、小学生になってからだと日中の授業を休んで(中抜けして)ことばの教室に通う事になる為、未就学児の時に行けた方が良いと感じました。
▼小学校に入ってから「ことばの教室」へ通うママ友もいたので、ご家庭の考え方だと思います。
又、習い事では無いので効果があるか無いかの期間は個人差があります。長くかかる子もいればすぐにコツが掴める子もいるので、本人のペースを大事にしながら通おうと思いました。
以上、家族会議をした直後に4thの発言に5thが「ちがう!」と全面否定していたり、iPadのSiriが4thの発言のほとんどを認識し無い様子を見て、早く改善させてあげたいなと思った伊藤でした。
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