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産後の体質変化で花粉症に?さらには口腔アレルギーまで。その関係性とは?
花粉症の人にとって、とても苦しい季節ですが皆様、いかがでしょうか。
私は内服薬はもちろん、マスク+花粉眼鏡、花粉ブロックスプレー、コンタクトの上から差せる目薬が手放せません。
実は、産前産後で体質が変わりました。花粉症の症状が明らかに悪化してしまったことと、大好きだった食べ物が口腔アレルギー症候群によって食べられなくなってしまったことです。
先日、看護師さんから【花粉症】と【口腔アレルギー症候群】のお話を聞き初めて関係性があるということを知りました。
※こちらは全ての花粉症の人に当てはまるわけではありません。あくまでも私の例です
初めてのアレルゲン検査結果
まずは、吸入アレルゲン【花粉症】のお話です。
妊娠するまでは、花粉の季節になると目や鼻はむずむずするもののマスクや薬に頼ることなく生活できるレベルだったのですが、1人目を出産後になるとその症状が明らかに悪化していきました。
主な症状としては...
・目:痒い→目を掻く→充血→コンタクトが入らないといった悪循環。白っぽい目ヤニが出る
・鼻:くしゃみが止まらない、鼻水、鼻づまり
・喉:痒い、声がかすれる、咳
・耳:痒い
・皮膚:顔・首が痒い→赤くなる
・頭:ぽーっとする
このような症状が治まる事なく悪化していったので、ついに2人目を出産後に耳鼻科で初めてアレルゲン検査を受けました。
検査項目は一般的なアレルギーをもとに医師にお任せしました。
0~6段階のうち、0は陰性・1は疑陽性・2~6が陽性となるのですが結果は、スギ・ヒノキ・カモガヤがアレルギーとのことでした。
スギ花粉に至ってはクラス4と思ったより高い数値だったので驚きました。
食物アレルギー(生野菜・果物)
実は妊娠中は1人目のときも2人目のときも切迫早産となってしまい長期入院をしていました。
そんなときにお見舞いで大好きな果物を差し入れでいただく機会がよくありました。リンゴ・バナナ・モモ・メロン・スイカ・サクランボ・オレンジ・キウイなど様々です。
ですが、当時なぜだか食べると猛烈に口の中や喉が痒くなったり、舌がピリつく感覚があったことを今でも覚えています。
妊娠中ということもあり、体調が万全ではなかったのかな?と違和感を感じていましたが、産後もやはり症状は変わらず、大好きだった果物も食べられなくなってしまいました。
同様に今まで大好きだったサラダのトマトを食べた際にも同じような違和感を感じる日がありました。もしかして、これって口腔アレルギーなのかも?
それからしばらく様子を見る日々が続いていました。
【花粉】と【食べ物】の関係性とは?
先日、看護師さんよりタイムリーなお話をお聞きしました。
「花粉症の方には花粉のアレルゲンに対する抗体があります。生野菜や果物のアレルゲンは花粉のアレルゲンと構造が似ているので、抗体が構造の似たアレルゲンと反応し、口腔内でもアレルギーが起こることがあります。花粉症の方が生野菜や果物を食べたときに口腔アレルギー症候群が発症することがあります。」
このお話を聞いて、私の中で長年悩まされていた問題が全て繋がりました。まさか花粉と食べ物が関係していたとは!
ちなみにわが家の次男(5歳)も2歳頃からスギ花粉持ちです。
以前トマトサラダのトマトを食べた際に「ベロが痛い」と言っていたことがあり、それ以来「酸っぱいからやだ~!」「ベロが痛くなるからやだ~!」などと生のトマトを食べたがらなくなってしまいました。
ただの好き嫌いでは?な~んて思っていたのですが、そのことを思い出しなるほどと納得してしまいました。検査をしたわけではないのですが、口腔アレルギー症候群の可能性があるのかもしれません。
今のところトマトに関しては、加熱してあるものであれば問題なく食べているので様子をみていきたいと思います。
子どもの花粉症や食物アレルギーは昔に比べて増えています。小さければ小さい子ほど、子どもは不快感を訴えられないこともあるのでよく観察してあげることが大切です。
また、一度にたくさん食べないように少量ずつ食べさせることも大切です。
気になる症状がある場合や続く場合は小児科の医師に相談することをおすすめします。
もう一度書きますが、こちらは全ての花粉症の人に当てはまるわけではありません。あくまでも私の場合です。ご参考までにお願いいたします。