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子どもとの時間を諦めたくない母の決断、正社員を辞めました

6歳、4歳、4歳の三兄弟を元気に子育て中!!!サンタの母です。
私事ですが、大学新卒入社し16年間務めた企業を退職しました。産休・育休制度はしっかり利用させていただき、子ども達が満3歳になるまでは就業規則に従い時短勤務、その後は約1年半フルタイム勤務をしていました。
夫は家事育児にとても協力的ですが、週4~5日間は宿泊を伴う勤務のため不在。両親遠方で仕事もしているため日常を頼るところもなし。
今回はそんな我が家が退職を決断したワケを(あくまで個人の意見として…)ブログにしたためようと思います。
仕事のキャリアアップより育児に時間を費やしたかった
大きな理由は至ってシンプル。「かわいい我が子たちと一緒に過ごす時間を増やしたい」ためです。
フルタイムで働いていると当然平日に子ども達と過ごす時間は短くなります。朝夕併せて大体4時間半、出発準備、食事、家事、入浴、翌日の準備などを詰め込むだけの日々。
子ども達もテレビが見たい、絵本を読んでほしい、カードゲームをしたい!!などと沢山言いますが、「出発の時間だよ!」「もう寝る時間だよ!!」などと母に急かされ、思うようには過ごせていなかったと思います。4歳の弟達は「今日はおやすみ?」と毎朝聞いてきて、お休みを心待ちにしているようでした。
また私や夫の仕事の都合上決定されたシフトを変更することが難しく、開催1ヶ月前に発表された保育園の懇談会・保護者会には全て参加できずにいました。1年に1回しかない行事に参加できないなんて…「これではいかん!!」と、退職を考えるきっかけの一つになりました。
きっかけは長男が小学生になること
「小1の壁」は以前から耳にしていましたが実は我が子が小1を目前にするまで、「保育園待機児童問題」と同じくらいにしか捉えていませんでした。もちろん学童に入れない問題もあるようですが、そんなに単純なものでは無いようです。
・学童と保育園のW送迎問題
・持ち物準備がひとりでは難しい問題
・宿題チェックの問題
・平日の行事問題
ざっと調べただけでも、フルタイム勤務のままの生活では到底乗り越えられなさそうでした。
他人と比べて「もっともっと頑張らなくちゃ!!」という考えを捨てた
私の友人はフルタイム勤務している方がほとんどで、仕事上責任のある立場になりながらも家庭と仕事を両立しています。一方でシングルマザーとして仕事を持ちながら365日ワンオペで過ごしている方が多くいるのも知っています。
そんななか、自分はどうだろう…?恵まれた労働環境でもっと頑張らなきゃいけないのでは?世の中は女性ももっと働こう!のムーブメント…退職は時代錯誤なのでは?仕事を辞めて子どもとの時間を過ごしたいだなんて贅沢では?
葛藤が多くありました。でも、今まで頑張ってきた自分を一旦認めて、「今は仕事よりも子育てへのモチベーションのほうが高い」自分の気持ちに正直になったとき退職を決断することができました。
現実問題、金銭面での対策
フルタイム正社員を辞めたら当然今まで毎月振り込まれていた収入はストップします。子ども達もこれからお金がかかるなか、現実問題には向き合わねばなりません。
そこで我が家はファイナンシャルプランナーさんに自宅に来てもらい、お金の相談をしました。子どもたちが生まれたときに学資目的でいくつか保険に入っていたので必要ないと考えていましたが、見直しが必要なことが分かり相談してよかったと感じています。
退職は私の人生にマイナスではない
私自身、フルタイム正社員は辞めたけれどキャリアをストップさせるわけではありません。インプットに費やせる時間があるし、子育てですらキャリアの一部と考えています。
「あ~あのとき辞めなきゃよかった」と、思わない人生をこれから家族で歩んでいく覚悟です。
子どもがいても働きやすい日本に、早くなりますように!!