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子どもの写真の活用方法。飾るのはデータ、残すのは印刷物(フォトブック)がいい感じです

小学生から保育園児まで3人の子どもを育てています。上の子たちが大きくなるにつれ、親子で衝突することも増えてきました。子どもの行動にイライラするとき、私はよく子どもたちの小さかった頃の写真を見返しています。心が温まり、とげとげした気持ちがクールダウンするからです。写真をいつでも見返すことができる環境づくりのため、わが家ではこちらの2つを行っています。
1. 写真データを様々なモニターに表示させる
限られたスペースでも快適に暮らすため、わが家ではモノを増やさないように心がけています。そのため、写真立てひとつ置いていません。しかし、子どもが成長し、過去の写真を見ることが増える中で、部屋に写真を飾りたいと思うようになりました。
そこで、モニターを「写真立て」に見立て、写真データを「飾る」ことに。パソコン、アレクサ、プロジェクターなどの様々なモニターに「家族写真」を表示させるよう設定しました。

例えば、アレクサの画面には子どもたちの幼い頃の写真がスライドショーで映し出されます。ソファに座ってリラックスしているとき、赤ちゃんの頃の写真が目に入り懐かしい気持ちになったり、子どもたちと一緒にと思い出話に花が咲いたりします。物理的な写真立てを置かなくても、モニター一つで家じゅうに写真が飾られている感覚を味わえ、満足しています。
2. 写真整理のゴールは年1冊のフォトブック作成
子どもが生まれた瞬間から、写真を撮る手が止まりません。どんどん増える写真データの整理に迫られ、わが家では数年前に「写真整理」の仕組みを整えました。目標は「1年に1冊のフォトブックを作成する」です。

写真整理は次のように行っています。
1. スマホ内の写真はなるべく早く整理(同じ構図やピンボケのものは消すなど)
2. 写真データをパソコンに移し、年月ごとのフォルダに整理
3. 年1回、月ごとのベストショットを選びフォトブックを作成
フォトブック作成は、写真を選ぶ、配置するなどの手間がかかるため、年末年始休暇に行っています。最近は子どもたちが率先して作るようになり、フォトブック作成自体が家族イベントになりつつあります。

スマホが普及し気軽に写真が撮影できるようになった反面、写真データはどんどん溜まる一方です。子どもの一瞬の表情や成長の過程が、データに埋もれてしまうのはもったいないなと感じます。
データたくさんあるからこそ、その整理や活用方法には工夫が必要ですね。わが家では、モニターに飾り、フォトブックを作るようになってから、子どもの写真を頻繁に見返すことができる環境が整いました!