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「いい子にしないとサンタさん来ないよ」の使い方を間違えた話。

「いい子にしないとサンタさん来ないよ」の使い方を間違えた話。

こんにちは。
わが家には小1と幼稚園年中の娘がいます。
長女は幼稚園の頃からサンタさんはどういうものかというのを理解していましたが、年中になった次女も今年はしっかり「サンタさん」を理解しているようです。
このクリスマス前の時期から、ママたちがとても便利に使える言葉、それが「いい子にしてないと、サンタさん来ないよ」ですよね。

この言葉を聞いて、子どもたちはママのお手伝いをたくさんしてくれたり、静かにしてくれたり、この時期って本当に子どもがいい子にしてくれる時期ですよね。
でも・・・私はこの言葉の使い方を間違えてしまいました。
次女は奈落の底に落とされたかのような、大号泣をしてしまったのです。

一体どんな使い方をしたのか・・・?
みなさんはぜひ使い方をくれぐれも間違えないようにしてください・・・。

その日は姉妹ゲンカが白熱していました

わが家の娘たちは2歳差の姉妹。
年も比較的近いせいか、大親友であり、ライバルでもある関係です。
くっつきすぎで、仲良し過ぎるくらい仲良しだったり、一番の強敵のようにライバル視して、とても激しいケンカになることも。
きょうだいってそんなものかもですが。

そんな2人。
その日はいつもにも増してケンカがヒートアップしていました。

次女が一方的に理不尽な理由で長女のことを怒っていて、納得のいかない長女ももちろん怒っています。
次女を長女から引き剥がし、
私「○○(次女)がこうしなかったからだよね? △△(長女)にごめんなさいしなさい」と言いましたが、自分は悪くないと思っている次女。

次女「ヤダ! ごめんなさいしない! だって△△(長女)が・・・!!」と、長女が言ってもいないことを羅列し、自分は一切悪くないと言い張ります。

こうなると、一切自分の非を認めない次女。
こちらが論理的にこうだからここが悪いよね?と言っても、一切認めません。
何が何でも自分が悪いということを認めないし、長女に対しても謝りません。
どうしたものか、いつも悩んでしまうのですが、この日は
「そうだ!あの言葉を使ってみよう!」と、あの言葉を使ってしまったのです・・・。

いい子にしてないとサンタさん来ないよ!

そうです。
この言葉を言い放ってしまいました。
そしてこの言葉を聞いた瞬間・・・

次女は怒りに満ちた顔がサーッと消え、表情が一変。
「絶望」とはこのことと表したかのような、すさまじい泣き声と表情で大号泣しはじめたのです。

この次女の状態を見て、私も長女も大慌て。
実はこうなってしまったのは、多分状況があまりにも悪かったのです。

1.クリスマスのことや飾りを話した直後だった

その日は11月に入ったばかりでしたが、ハロウィーンも終わり、もう少ししたらクリスマスだねと話していたところでした。

「お家の中もクリスマスの飾り付けしなきゃね♪」
「サンタさんに何お願いしようね?」
なんてことも話していました。

そしてもちろんこのことも。
「サンタさんはいい子のところにしかこないから、よい子にしてなきゃね」
と、話していましたが、もちろん娘たちはわかっています。
プレゼントをもらいたいので、一生懸命お手伝いもしていました。

2.このケンカが明らかに一方的に次女が悪かった

そしてこのこともありました。
明らかに、誰がどう見ても次女が一方的に悪いケンカだったのです。
長女は何も悪いことをしていなくて、次女がこうしたいという願望のもと、なぜか長女が悪いということを言い張り、一方的に怒っていたのです。
理不尽に怒っていたけれども、怒り始めた手前、あとに引けなくなってしまった次女。
ママに指摘され、怒られても、自分は悪くないと言い張って謝ることも出来なくなっていたのです。

でも、あとに引けなくなってしまっただけ。
次女は「自分が悪い」ということは十分わかっていたのです。

2つの要素が重なったことが悪かった

この2つの要素が揃ってしまい

自分が悪いことをしてしまった

悪いことをしたのに謝ってない(=とっても悪いことをしてる)

サンタさんが次女のところにだけ来ない


と脳裏に激しく浮かんだのでしょう。
一気に次女は絶望の淵に立たされ、今回の大号泣に繋がったのです。

使える言葉は使い方に注意

大号泣で絶望の淵にたった次女。

「いつも○○(次女)はママのお手伝いたくさんしてるもんね」
「○○(次女)はいつもとってもいい子だよ」
と、長女と私は必死に次女のフォローに徹しました(笑)

徐々に我を取り戻してきた次女。
長女と次女に、サンタさんにお手紙書こうと提案し、気持ちが切り替わってニコニコでサンタさんへのお手紙を2人で仲良く書き始めたのです。

「いい子にしてればサンタさんがプレゼントをくれる」
というのは、パパやママを助ける素晴らしい言葉だなと思っていましたが、使い方を間違えると今回のような悲惨な状況になってしまうのです。
いろいろと状況を把握できるようになったことが故。
これも娘の成長なのかもしれません。
娘たちの成長に合わせて、言葉を選んだり、タイミングを見計らったり、きちんと考えてあげなくてはいけないなと反省した出来事でした。

魔法の言葉は、人を傷つけてしまうこともあります。
使い方・タイミングに十分気をつけたいですね。

サンタさんへのお手紙

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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