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<子ども手帳>ポイント制で子どものヤル気アップ!

<子ども手帳>ポイント制で子どものヤル気アップ!

過去に何度か「子どもの手帳」について記事を書いてきましたが、たぶん一番効果が出ている手帳内容です。

どうにかして子どものヤル気というか、やるべきことを先にやって、メリハリのある生活をしてほしいと考えて、子どもに手帳を渡していましたが、正直、手帳迷子状態でした。
そんな時、出合ったのが・・・この本です。

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう( ディスカヴァー・トゥエンティワン )
作者: 石田勝紀
定価:1430円(税込)

1週間のスケジュールを決め、やることを記載し、ひとつずつやったことを消していく。
そしてやったことに1ポイントとポイントを与えるというもの。
ポイントの使い方やポイント制の内容は自由。
ある一定のルールを守るだけ。
<詳しくは実際に本を手に取って読んでみてくださいね>

実際に、私がその本の内容を参考に子ども達とやっている内容を紹介します。

準備するもの

【準備する物】
*手帳(見開き1週間のもの)
手帳の準備ができない場合はノートで十分です。
*赤ペン

これだけ!
私はシールとかも活用しています。

やり方

■ルール決め
ポイントの荒稼ぎみたいな状態にはしたくなかったので、結構ザックリとわけてやりました。

例えば宿題。
宿題って国語のプリントがあったり算数のプリントがあったりしますよね。
国語1ポイント。算数1ポイントとしていたら、なんだか荒稼ぎ出来る感じがしたので、「宿題」とひとくくりにしました。
家庭学習も基本はひとくくりで「お家のお勉強」とか「プリント2枚」とかの記入の仕方です。

その他に、
・テストで満点取ったら10ポイント
・検定試験に合格したら15ポイント
・小テストで満点取ったら5ポイント
としました。

そして獲得したポイントは・・・わが家は「1ポイント=1円」。
ポイントを現金と交換するタイミングは各自にお任せです。

さて、手帳ですが、最初続くか分からなかったのと10月という中途半端な時期にスタートしたので、ノートでスタートしました。
しかも使いかけのノートを使いました。
また続かないかもしれないし~という気持ちがあったので。

フリーハンドで8分割して、約束事を書いたりして使いました。
現在使っているのは100均の手帳!




表紙に好きなキャラクターを入れ、中身は見開き1週間のタイプを使っています。
1週間の約束事を3つ決め、月曜~土曜までやることや予定を書き込んでいきます。
日曜日は予備日として、月曜~土曜までにやると決めたことが終わらなかった場合に日曜にやるためです。
基本的には1週間で決めた内容はその週の内に終わらせて、次週へ持ち越さない努力をさせました。

やったものは赤ペンで線を引き消していきます。
毎週土曜もしくは日曜に次週の予定を一緒に決めます。
その時に、今週の成果をチェック。
何ポイントたまったのか計算していきます。
今週のポイント、累計ポイント(先週の合計ポイントを記入)、合計ポイント(次週の累計ポイントとなります)。

子ども達が「何ポイントたまった!」「こんなに頑張ったねっ!」と、やった成果を目で確認出来ることが大きなメリットです。

進んで自分からたし算を頑張る1年生!

賛否あると思います

「勉強してポイント?お金にするのってどうなの?」って意見があると思います。
正直、私も最初そうでした。
もちろん始める前に夫とも相談しました。

その時、夫から言われたのが・・・
「大人だって仕事頑張ったらボーナスがもらえるわけで、子ども達が自分で決めたことを一生懸命努力してやろうとしたことにポイントをつけて、それを現金にするのは別に悪いことじゃないんじゃない?最初は抵抗あるかもしれないけれど、それが勉強や、やるべきことを先にやるっていう習慣化のきっかけになるんだったら、必要なことだと思うよ」
と。

確かに、今の私の悩みは「子ども達がやるべきことを先にやらない。メリハリがない」ということ。
手帳を使って、ポイント制でもやるべきことを自分から進んでやって欲しい!
という気持ちから始めました。

結果として・・・

大成功中です。
過去、最高に手帳管理ができて、やるべきことを自分からやっているように感じます。

★忘れ物が減りました。
★テストのケアレスミスがなくなりました。
★乱雑だった字を丁寧に書くようになりました。
★先にやるべきことをやるので、自由時間が増えました。

もうすぐポイント制の手帳を始めて6カ月たちますが、帰宅してまず宿題を自然に始めるようになりました。
手帳を見ずに宿題を始めます。
今までだったら、帰宅してダラダラと遊んだりなんだりして、私に「そろそろやりませんかー?」と声をかけられて渋々。。。
親に言われてやる勉強ほど身が入らない物はありません(笑)
全然集中せず、ダラダラと時間をかけて宿題をしていました。
それがなくなりました。
まだまだ足りない部分はありますが、少しずつやるべきことからやることができる習慣になってきているのは確かです。

最後に

いかがだったでしょうか。
各家庭で考え方があって、このやり方が納得いかない方もいらっしゃると思います。
今回の内容は、あくまでもわが家はこれで上手くいった!上手くいっている!という内容ですので、ご理解頂ければと思います。

また、少しでもこのポイント制のやり方に興味を持ったからはぜひ上記で紹介しました「勉強しない子には『1冊の手帳』を与えよう」という本を読んでみてください。
詳しいやり方や考え方などが記載されていますよ。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

あんふぁんメイト 羽原

この記事を書いた人

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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