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息子の虫嫌いを克服するためにやった3つのこと

息子の虫嫌いを克服するためにやった3つのこと

昨日、我が家のいたずらボンズが5分に一回「ママ~、マ~マ~」と叫び、少しでも私の姿が見えなくなると「ママどこにいったの?」とやたら私のことを欲していました。

なのでちょっとしたお茶目心で、ボンスが見ていない隙を見計らってクローゼットの中に隠れてみたんです。
「ママ?ママ?マ~マ~~」と欲しまくるだろうと思い。

しかし待てど待てど彼は探しに来ない。それどころか呼びもしない。

私も意地になり15分粘って隠れました。が、徐々に酸素が足りなくなってきたため満を持して登場すると、普通に寝てました。

時間を返せ・・・っ!!(勝手にやったくせに)




こんにちは。鹿原です。


突然ですが私は虫が大の苦手です。
蜘蛛や芋虫はもちろんのこと、蝶やトンボ、蟻も一切ダメです。

野外で見る分にはまだ良いのですが、家にいると狂わんばかりに叫び、暴れます。
人が変わったように、何かが乗りうつったかのように


今日も家を出た瞬間に大きな蜂が襲ってこようとしてきたので、夫を押しのけ犠牲にして自分だけ家に入り戸を閉ざしました。
それから夫の態度が冷たいのは気のせいじゃないはず・・・。


そんな私を見てきた息子なものですから、息子も見事に虫が苦手な4歳児に育ってしまいました。

蟻を見つけてパパに助けを求めるボクちゃん

とんでもないレベルの虫嫌い

そんな息子の虫嫌いといったら、私を超えるくらいの最強レベル。

蜘蛛や芋虫なんて言葉を出すだけでもNG。

蟻が足元を歩いているだけで大泣きし抱っこをせがむ。

虫が嫌だから外を歩きたくないと言い、幼稚園も車で行くと言い出す(幼稚園まで徒歩五分の距離)


そんな虫嫌いだったらキャンプはおろか、虫が出る夏はどこにも行けないし、この先虫と出会う機会はいくらでもある。

男の子なので周りに虫が好きな子も多いだろうし、何かと困ることが多い。
虫が大好きでダンゴムシを家に持ち込む程まではいかなくとも、少しだけでも虫嫌いを克服してほしい。


しかしそんな虫嫌いを治す薬もないし、あとはどうにか虫に慣れてもらうしかない。

とりあえ色々試し、そのなかで少しでも効果のあったものをご紹介していきたいと思います!

克服方法その1

試してみて良かった虫克服方法その1


【雑誌やテレビを見て虫に慣れさせる】

「虫の何が怖いの?」と聞いてみたところ、「何をしてくるかわからないのが怖い」と。

例えば蟻が怖いのは、一匹でも足に上ってくると次々上ってきて、体中が蟻だらけになるのが怖い。

そんなの砂糖人間じゃない限りあり得ないわけですが、子供はそんなことわからない。
ないかもしれない。けど、あるかもしれない。
あるかもしれないから嫌だ!


それなら虫の生態について調べてみたらどうか?

テレビでたまにやってるじゃないですか、虫の特集。リアルなものから、アニメ的なものまで。

幸い息子は本物の虫じゃなければ平気らしいので、そういった類のものは見てくれます。


図鑑に虫が載っています。
とりあえず目で見て慣れて、詳しい虫の説明内容は私が読む(少しいいように脚色も出来る)

へぇ~。ふーん。

怖くないとわかれば少しは慣れてくれる。
そこで第一段階はクリア。

でも注意点もあって、たまにアニメでも蜂が襲ってきたり蟻が襲撃してきたりするシーンがあるので、それを見てしまったら逆効果になってしまうので出来るだけチェックしながら見せるのがおススメです。

克服方法その2

試して良かった虫克服方法その2

【とりあえず自分が克服する】


そもそも息子が虫が苦手になったのは、8割方私のせいです。
私が虫を見て怖いと逃げ回ったり、キャーキャー叫んだりしたので、虫は怖いもの、ママがこんなに怖がるってことは何かされるのかも…という恐怖を植え付けてしまったのが原因の一つであるのは明らか。

なのでまずは私が、虫を克服(難しければ大丈夫な演技)をしてみることに。



家に虫が出ても、騒がない。
とりあえず冷静に。
そして、怖いものとしてじゃなく可愛らしいものして扱う。

毛虫さん小さいのに頑張って生きてるね、とか、蟻さん一生懸命食べ物運んでえらいね、とか。

そうすることで怖くないと思い込ませる。


ずっと嫌いだったものを平気な振りをするのは最初は難しいけど、不思議なことにだんだん慣れてきます。
自分が強くならなきゃという使命感がそうさせるのかなぁ。

克服方法その3

試してみて良かった克服方法その3

【友達といるときに虫に触れさせる】


私や夫といるとき、息子は過剰に虫を怖がります。

でも幼稚園の遠足で緑地に行った際、絶対泣くだろうと思っていたけれど泣かなかったと先生から聞きました。
本人も、怖かったけど泣かなかったと。

多分周りが泣いていないから恥ずかしかさがあったというのと、みんな触っているから怖くないんだ(私のことはいまいち信用していなかった)という思いが芽生えたからなのかな、と。

家族じゃなく友達と一緒にいるときに虫に触れさせると、結構良いです。
それが出来るようになれば虫嫌いは大分克服出来たことになるんじゃないかと思います。

ただ、虫が大好き過ぎる友達だと強引に押し付けられたりして余計嫌いになってしまう可能性もあるので、それの見極めも重要です。

その結果はいかに?

この三つを試した結果、虫嫌いを完全に克服したわけではないけれど、なんとか外を普通に歩いてくれるようになりました。

蟻を見れば「怖い」とは言うけれど、「小さいね」「何か運んでるね」と観察できるようにはなりました。

前よりかなり良くなったと思います。



まだやっている段階なので、これからも続けていけばいつかは触れるようになるかも・・・!?




誰にだって苦手なもの、ありますよね。
私も息子の虫嫌いを治したいと思うようになるまではずっと虫が苦手で(今もあるけど)、克服が難しいものって必ず一つや二つあります。

なので無理に克服させようとはせず、時間をかけて徐々に徐々に、まあ慣れてくれたらいいかなくらいのゆるりとした気持ちでこれからもやっていこうかなと思います。


あくまで鹿原家のやり方なので、それぞれのお子様に合ったやり方があるとは思いますが、良ければ参考までに!

おまけ
最後は息子が図鑑を見ながら「ママがいる」と言って指さした画像で締め。

どれだと思いますか?

正解は右のおかめでした。

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&ブロガーズ

読者代表ブロガー。全員が乳幼児〜小学生を育てるママ・パパで、生活者視点で自分の興味関心を起点に発信しています。情報感度が高く「一芸あり」のメンバーも多数。

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