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発達凸凹の兄弟も楽しめた!「アシストカード」って知ってる?初のキッザニアで感動!
みなさん、こんにちは。
季節が進み、街路樹が赤や黄色に色づく季節になりました
10月、11月と学校行事に地域の行事に忙しく、あれあれよと日が過ぎていきました。
今年もあと2か月というのが信じられないです…
さて、今回は「初キッザニアで感動したこと」についてのお話です。
意外な配慮にびっくり
我が家の3兄弟は発達凸凹があります。
そのうちの長男がずっと前から「キッザニア」に行ってみたくて、本屋さんやインターネットで調べては「行きたい!行きたい!」と申しておりました。
夏休みは旦那の繁忙期もあり、なかなか連れていくことができなかったのですが、11月の仕事が落ち着いた時に「今だ!」と思い立ち長男と一緒に行くことに。
土日は人が多いかな?と思い、平日に1日予約を入れ、ついに行って来ました!!
本当に初めての初めてで入場してからのシステムも分からず(長男の方が知っている)入場。
パニックにならずに過ごせるかな、ちゃんとみんなとできるかなと前日から不安に思っていたのですが、受付で嬉しいお声がけが!
受付をした際に受付の方から「アシストカードは必要ですか?」と聞かれました。
「アシストカード?って何ですか」と尋ねるとカードの裏を見せてくれました。
カードの裏には
「保護者と一緒にパビリオンに入場します」
「音に敏感です」
「なんでも興味を持って近づきます」
「ユニフォームの着用が苦手です」
「その他 自由に記入ができる欄」
の記載が!
この配慮のカードを見ると、中に入るためのハードルが少し下がったような気がしました。
受付で配慮事項を記入し、それを体験チケットにくっつけて、いざ入場!
中に入るとそこには小さな街が!!
街でよく見かけるお店ばかりです!!
キッザニアは夜の世界なので、スタッフの方はみんな「こんばんは」と挨拶をしてくれます。
どこに行くか分からずにMAPを見ていると、スタッフの方が。
「何がしたいですか?」と尋ねてくれました。
長男は最初に何がしたいのかその場で答えられなかったのですが、スタッフの方が「この子なりに今考えているので、ゆっくりで大丈夫ですよ」と優しいお言葉を掛けてもらいました。
その後はキッザニアで人気のある「ピザーラ」に予約をし(予約は2つまででした!)、その後最初のパビリオンへ!
任天堂のゲーム会社、モデルハウス(大工体験)、銀行、ミルクハウス、パッケージングラボ、ピザーラと6つの職業体験をしました。
平日とはいいながらも、遠足や外国の方もたくさん来ており、空いているとは言い難い状況だったのですが、長男がずっと行きたかった所。
緊張しながらもお仕事を進めていきました。
パビリオンでは「アシストカード」を付けていたので、「一緒に入りますか?」と聞いて下さったり、少し気を付けて頂けたこともうれしかったです。
発達凸凹はあるけど、みんなと同じようにやりたい気持ちを支えてくれるところはとても素敵だなと感じました。
お出かけで成長を感じる
ここまで読んで下さった方は我が家の長男を低学年の子と想像されたかもしれません。
我が家の長男は超絶多動、パニックを起こすことの多い幼少期を過ごしましたが、やっと高学年になり少し落ち着いて行動できるようになってきました。
こうして自分に行きたいキッザニアに行き、他のお友達(小さい子もいっぱいだったのですが)と一緒に活動ができたことは、それだけで親としても成長を感じました。
将来の職業を考える機会にもなったようです!
パニックを起こしたらどうしよう…という心配も取り越し苦労に終わり、帰ってからは「また行きたいなぁ」とつぶやくその姿に「行ってよかったな」と感じました。
発達っ子のお出かけは大変ですが、何か一つでも得られるものがあればと思い、小さい頃からいろいろな場所にお出かけに連れて行ってきました。
自分だけの世界ではなく他にこんなものもあるんだよと教えられたらと思い。
まだ子供たち3人を1人で連れてどこかに連れて行くということは難しいのですが、1人1人個々に合わせて子供たちと向きあっていけたらと思います。
長女、次男はキッザニアがお店体験ができる楽しいところだということが分かったようなので、今度は2人を連れて行けたらなぁと思っています。