公開 :
小学生のクリスマスプレゼントにおすすめ!全児童に読んでもらいたい!「はたらく細胞」の絵本シリーズ
細胞を擬人化した累計1000万部を突破する超ベストセラー「はたらく細胞」が12月に実写版の映画が公開されることで話題になっていますが、実は”絵本”があることをご存知ですか?マンガでは子どもに伝わりきらなかった難しい言葉や表現が、絵本の柔らかいタッチで「はたらく細胞」の世界が描かれています。子どもでも読みやすく、迷路や間違い探しなど、ワクワクする内容です。セリフには全て平仮名のルビ付きのため、小学生低学年から読むことができます。ストーリーは原作とほぼ変わらずなので、原作ファンは必見!クリスマスのプレゼントにもおすすめの絵本です。
あの大人気マンガ「はたらく細胞」が絵本になった!
我が家は子どもが多いため、小児科に通院する頻度も多いです。
かかりつけの小児科では絵本が数冊置いてあるのですが、その時に出会った絵本をご紹介します。
それは「はたらく細胞」の絵本!
「はたらく細胞」はマンガが原作ですが、アニメは第一期、第ニ期ともに毎週欠かさず録画してみていたほど親子で大好きな作品です。
マンガ「はたらく細胞」とは?体内の細胞達の日々を面白く分かりやすく描かれた作品
「はたらく細胞」とは、清水茜さんによって作られたマンガで、「人」の体内で年中無休で働いている数十兆個もの「細胞」を擬人化された個性豊かなキャラクター達が、体という世界を守るために外敵(ウイルス)と戦ったり、働く様子を描いたお話です。
細胞や病気、体内の仕組みという難しいテーマでも、擬人化されていることで愛着もわき、一話完結のストーリーも分かりやすく、子どもから大人まで楽しく読み進めることができます。
体内でどのような変化がおきているのかを理解できるだけではなく、一生懸命働き、命がけで責任感を持って仕事を全うする細胞達の姿は、「はたらくこと」についても考えられる作品です。
絵本では迷路などの子どもが好きな仕掛けも!素手とピコピコハンマーで戦う細胞達!
はたらく細胞の絵本では、原作のストーリーを児童向けにアレンジされていました。
例えば、原作では細胞達はナイフや剣などを武器として戦っていましたが、絵本では素手とピコピコハンマーに代替してあったり、キャラクターが三頭身になっていたり、描画はクレヨンを基調とした柔らかいタッチになっていました。
また、原作には無い「子ども向け医学コラム」も掲載されています。
小学生初級の低学年向けの絵本で、ストーリーには「風邪」「インフルエンザ」「食中毒」「乳酸菌」など、身近な体調不良やよく耳にする病気が登場します。
1冊につき、2話収録されてページ数も32〜36ページ前後なので、飽きることなくサクサク読むことができます。
絵本の「はたらく細胞」は2020年にシリーズ第1弾が発行され、2024年6月にシリーズ第6弾の「はたらく細胞6 おなかのなかで乳酸菌が大活躍!」が発行されました。
図書館や書店で検索される際は以下のISBNを参考にしてださい。
■タイトル:【絵本】はたらく細胞1 ばいきんvs.白血球たちの大血戦!
ISBN-13:978-4065210987
■タイトル:【絵本】はたらく細胞2 超強敵! インフルエンザと食中毒
ISBN-13:978-4065227817
■タイトル:【絵本】はたらく細胞3 はじめての敵! 新型コロナウイルス
ISBN-13:978-4065262061
■タイトル:【絵本】はたらく細胞4 注射はこわくない! 熱中症とおたふくかぜ
ISBN-13:978-4065283004
■タイトル:【絵本】はたらく細胞5 身近な病気とケガ かぜとたんこぶのひみつ
ISBN-13:978-4065317501
■タイトル:【絵本】はたらく細胞6 おなかのなかで乳酸菌が大活躍!
ISBN-13:978-4065352007
価格:各1650円(税込)
「体内で細胞達がどのような動きをして何が起きているのか」という体の仕組みは、大人でも説明することが容易ではない難しいテーマですが、「はたらく細胞」の絵本では、子どもでも楽しみながら理解を深めることができます。
子どもに本をあげたいけど、マンガはまだ早いかなぁと感じている方や、児童書にはまだ興味を持ってくれないというお子さんへのプレゼントにいかがでしょうか?
「はたらく細胞」の絵本はからだの不思議について理解できるだけではなく「働くこと」についても考えさせられる深い作品なので、小学生の全児童に読んでもらいたい絵本だった!